えー、これは、紙ジャケットじゃなくて

デジパックというらしいです。
台紙の中にプラスチックトレイが貼付けられたものです。
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●CDタイトルは、クインシー・ジョーンズのビッグバンド・ボサノヴァ。
●タイトル通りの内容です。1曲目、曲名は知らなくてもどこかで聴いたことがある確率70%以上の名曲、「Soul Bossa Nova」。過去にもいろいろなところで使われているようですが、オバカ映画「オースティン・パワーズ」のテーマとしてもヒットしました。
●ジョビンの「ディスフィナード」やルイス・ボンファの「黒いオルフェ」なども収められていますが、全くオリジナルと雰囲気の違った超能天気なアレンジです。
●最初聴いた時は、なんでわざわざボサノヴァの名曲をこんな厚化粧アレンジで演奏しなきゃいけないんだ?と思いましたが、クセになるんですよ。
何ていうか、俗を極めて俗を超えるって、ヤツでしょうか?
ジャズに興味なくても、はまる可能性大です。
●さて、中国語タイトルですが…説明の必要有りませんね。
ガックリと力が抜けてしまいます。
ダイガクダンナンベイフゼイ…
日本語読みすると、ますます脱力…
良い中国語タイトルだと思います。
miyake

コメントの返事…の続き

またまたジャズのCDの話です。

ジャズのレーベル、ブルーノートは
台湾では「藍調之音」です。
「青帳面」ではありません。
「藍調之音」もかなりヘンですよね。

もちろん、台湾でもジャズファンにはBLUENOTEで通じます。多分。

これはCDの帯の裏面、ジャズ史に残る録音エンジニア、ルビー・ヴァン・ゲルダーの説明です。
このCDはルビー・ヴァン・ゲルダー本人によるリマスタリングということで、彼がブルーノートに関わるようになったいきさつ等が簡単に記されています。
それ誰って?知らない?…
別に知らなくても生活に不便は無いです。
健康的な生活を送っている人たちは、一生覚える必要はないと思います。

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これはCDの表面、帯に中国語でグループ名、CDタイトルが印刷されています。

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かなりイケてます。
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」です。
名盤です。めったに聴きませんが。
何だか、画数の多い漢字が並んでます。
「爵士」はジャズです。「信差」は多分メッセンジャー…なんでしょうね。
「楽団」はグループの最後に付けます。
ロック等、ボーカルのいるグループの場合は「合唱団」になります。
例えば「ドアーズ」は門戸合唱団。なかなか良いですね。

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ジャズファンは、これくらいの中国語は読めるようになりたいですね。
(ウソ、読めなくて良いです)
明日へ続く
miyake

紙ジャケット

CDの話です。
さて皆さんはこんな場合、どちらを選びますか?
片方は紙ジャケットの輸入盤のCD、もう一方は日本盤解説つきの普通のプラケースのCD、
しかも値段は同じ。
どうでしょう、難しいですね。
ちょっとだけマイナーなCDで詳細な解説が付いてるとなると、それも魅力的ですが、
紙ジャケットって良いですよね。
特にデザインの良い50、60年代のジャズのCDだったら、
やっぱり紙ジャケットですよね。
えーと、どうでも良いですか?
はいはい

このところ

凄く忙しくて、本を読む時間がない。
先週末もずっと仕事。誠品書店に資料を探しに行って、ついでにご飯を食べながら、今話題の「チャイルド44」を読む。スターリン時代のロシアの話で、怖いけど面白くて、読み始めると止められないくらい、なんだけど、仕事が遅れちゃうので、食事中と寝る前の数分間に制限している。
といわけで誠品書店の地下でご飯を食べたんだが時間がないし片手で食べられる丼ものが良いな(本を読読みながら食べやすい)、と思い和食の店のカツ丼を注文した。一口食べて「ウゲー失敗」、これがカツ丼かよ〜。いくら台湾でも、最近ここまでまずいの少ないだろ。
かつは完全に台湾風味のヂューパイって奴で、和風のカツではない。台湾胡椒の味とかいろいろ臭い。しかも肉は堅くて薄くて、ホントに肉か?えー。
かなりお腹が空いていたので、がまんして食べる、うーやっぱりまずい。仕方ないのでカツをどけて、ごはんと玉子の固まったのと、申し訳程度にに入っているタマネギを食べる。ご飯さえ固くてまずい。部分的にかちかちの冷たいご飯。
そのとき読んでいたのは、ちょうど「チャイルド44」の主人公が少年時代を回想しているところ。水を使うために外で長時間並んだこと、まともな食糧を確保するのがいかに大変かなど…
本の冒頭シーンには飢えで壊滅寸前の森の村人達の話が出て来る。
こういう本を読んでいると、カツ丼のカツがちょっと口に合わないからなんだ!スターリン政権下の国民達はいかに困難な時代を生きていたのかわかっているのか〜〜て自分に言ってみたくなる。
その時代に、突然こんなカツ丼を食べる機会があったなら、それは夢の又夢、食べない奴はいるわけない。カツ丼を食べた事の無い当時のロシア人でさえ驚喜して食べるはずだ。
そうだよな、うんうん、もう一口食べてみた。
やっぱりまずい。
家に帰ってから、夜なんか美味しいもの食べよーと。
「おばちゃん、すみませーん、これもう要りませーん」
「捨ててくださーい」
今はスターリン政権下じゃないし、ここロシアじゃないし…
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みやけ

散歩中、

いやに小さいセブン-イレブンの看板を見つけた。
珍しい、多分。
かなり昔のものじゃないかな。
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しかし、あたりにセブン-イレブンは無い。
角を曲がっても無い。道を渡っても無い。
別のコンビニはあったけど。
じゃあこの看板ナニ?
誰も取り外さず数年放置されたままなのか?
ん?でもちゃんとライトが灯っている。
ひょっとしてこの食堂がセブン-イレブン?
7時から11時まで営業してるから…セブン-イレブン食堂???
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お腹がすいていたので、食べてみた。
麺とご飯と野菜の炒め物、あと何か忘れたけど適当に
真実子と分けて食べた。
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おじいさんが一人で作っている。
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麺もご飯もおかずも全部、何だかうまい。
看板の謎、推測
●以前ここにセブン-イレブンがあった。その後この場所を借りた食堂のおやじが、面白いからそのまま看板を使っている。この店の営業時間は関係無し。
●この店の営業時間が7時から夜11時。なので、宣伝の意味も込めて、わざわざセブン-イレブンの小さな看板を古道具屋で探して、店の看板の下に掛けた。
●セブン-イレブンの看板に似てるけど、違うもの。食堂のおやじの自作。