カセットテープのデジタル化

ウチに古いカセットテープがたくさんあるんです。ラジオのエアチェックや、人から借りたレコードのコピーとか。
レコードのコピーは、またCDとか、ダウンロード音源とかで入手できるとしても、ラジオから録音した演奏会の録音とかは貴重なものもあり、なんとかデジタル化したいと思い、TEACのターンテーブル/カセットプレーヤー付CDレコーダー「LP-R550USB 」を買いました。どの機種を買うか迷ったのですが、レコードも簡単にCDにコピーでき、パソコンにUSBで繋いでデジタル化できるというのでこれにしました。ターンテーブル付きなので、ちょっとでかいのがたまに傷ですが、テープもちゃんとむらなく走行します。
暇を見つけては、カセットテープをマックにつなげてデジタル化しています。先日アップした、私のクラシックギターの発表会や、真実子の学生の時の歌のテープなどもデジタル化したものです。懐かしいです。
カセットテープの時代は、ソニーのカセットウォークマンで音質にも満足していましたよね。 ところが今は、mp3では音質が悪いとか、CDよりSACDだとか、やっぱりハイレゾ音源が良いとか言うようになりました。私達が使ってたカセットテープなんて、今考えると、音良くなかったですよね。贅沢な時代になりましたね。
三宅デザインの、新人アシスタントの女性はカセットテープって「聞いたことあるけどよくわからない」だそうです。

1991年、クラシックギター発表会、ショーロス1番

1991年、ギター発表会での演奏です。
昔の話なので、動画はありません。
カセットテープからデジタル化したものです。

ギターを始めて3年位のときです。 今はもう弾けません。

最近、少し時間が取れるようになったので、またクラシックギターを始めましたが、
悲しいことに全く弾けません。
全くの初心者並みです。ソルの初歩の練習曲の楽譜を買って、週に何度か練習しています。

また、機会があれば動画をアップします。

それでは、よろしく哀愁〜

最近読んだ本

3日間の連休があったので、以前から気になっていた、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。文庫になったしね。皆さんご存知かと思いますが、ピアノコンクールの話です。文庫だと、上下2巻に分かれた、かなり長い小説ですが、本当に最初から最後までピアノコンクールの話なんで、驚きです。濃いです。

読んでると、当然のごとく文中に出てくるピアノ曲が聴きたくなります。私はバロック音楽とかは好きなのですが、ここで語られるようなロマン派や近代のピアノ曲には全く疎いんです。なので、曲名が出てくるたびに、どんな曲なんだろうとウチにCDもないしなあと気になって、iTune musicやYoutubeで曲を探して聴きながら読みました。

この話に出てくるピアノコンクールって、わりとレベル高めなので、弾かれる曲もスクリャービンとか、バルトーク、リスト、ドビュッシーの練習曲とか、聴いても私にはよくわからない曲が多くて、ちょっと戸惑いました。かといって、小説自体は全く難しくありません。平易な文章なので、登場人物に感情移入できるっていうか、いやでもしてしまうし、ピアノコンクールを通して様々なストーリーが語られて、思わず引き込まれます。私、本を読むのは遅い方だと思いますが、三日間で時間のあるときは、やめられずずっと読んでました。

登場人物が、その後どんな活躍するんだろう、その後の物語も読んでみたいですね。というわけで、素敵な小説です。クラシックファンでなくても絶対楽しめると思いますよ。未読の方は是非。

※読み終わる頃発見したのですが、この小説に出てくる曲を収めたCDが出てるのですね。
2枚組みのものと、8枚組みのものがあるようです。
買おうかなと、ちょっと迷ってます。