日曜日なのに

●日曜日なのに、一日中仕事をしてしまった。
妻は昨日買った横尾忠則の本をもう読んでしまったといって
次の本を読んでいる。
脇で見てると、休みの日は1日1冊、平日は2日で1冊くらいのペースで
読書しているように見える。
●どこにそんな集中力が隠れているのだろう。
私にはとてもじゃないが、真似できない。
まともな小説を一気読みしたのは、このあいだ日記に書いた
エド・マクベイン2冊、かなり久々の快挙だった。
●そのかわり、マンガは割と読むようになった。
最近一番好きなのは、伊藤理佐。「おいピータン」「女いっぴき、猫ふたり」は
何度も繰り返して読んだ。
特に「女いっぴき、猫ふたり」は私の読んだ全ての猫関係のマンガの中で
一番好きなマンガだ。双葉社のウェブでも新作が
読めるようになっていて、いつも楽しみに
していたのだが、次号で終了するらしい、残念。

土曜日なのに

●土曜日なのに一日中、仕事をしてしまった。昨日もおとといも時間があったのに、どうしてこうスタートが遅くて、余計ストレスをためなきゃ行けないんだろう。自分でもわからない。
●ストレスがたまりまくったので、夜中、信義区の誠品書店までいく。土日は深夜2時まで営業になったので、仕事に区切りを無理矢理付けて行ったが、いつもほどほしいCDが無い。正確にいうとあまりに疲れてCDのジャケ買いなんて、カンが働かんし何だかむやみに消極的になって、無駄遣いはいかんとかバカな考えをおこしてしまって、メジャーな(内容の予想のつく)モダンジャズを2枚買って終わりにした。
●明日も一日中仕事になりそう。
今から憂鬱だ。
●レコード芸術の4月号(海外に住んでいるのでほぼ1ヶ月遅れで読んでいる)に『グレン・グールドのゴールドベルグ変奏曲の最創造』と言う広告が載っていた。
長いが引用する。
グレン・グールドのデビュー・アルバム「ゴールドベルグ変奏曲」、1955年のモノラル録音が最新DSDレコーディングによってステレオ/マルチチャンネルで蘇る!最新ソフトによってモノラル音源を解析。データ化、そのデータをもとにヤマハのグランドピアノを自動演奏させ、それをカナダのグレン・グールド・スタジオに録音したのが本作です。まさに21世紀の最新テクノロジーが生んだグレン・グールドの「新作」の登場です。
●意味が全然わからん。頭の悪いワタシは1ミリも付いていけん。まるでクローン人間でも作ったかのかよって思ってしまう。科学雑誌を読んでるようだ。
●もちろん古い録音の音が良くなるのはいいことだが、1955年のゴールドベルグ変奏曲ってそんな音悪いか?ワタシは全然平気だぞ、そんなに好きじゃ無いからあまり聴かないだけで。アハハ。
●ジャンゴ・ラインハルトの録音が新作のように蘇るっていうなら少しは興味あるが……。

サム・ドナヒュー

このあいだ大量に買ったバーゲン品の中の1枚。
SAM DONAHUE サム・ドナヒュー
FOR YOUNG MODERNS IN LOVE フォー・ヤング・モダンズ・イン・ラヴ
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●帯の寺島靖国さんの推薦文が笑える。
〜これもジャケットの魅力が大きい。近頃ようやく「ジャケ買い」なる言葉が定着したが、実にいいことだ。人間本来の欲求が認められたのだ。さて次にするべきことは、このジャケット写真のようにジャズを聴くことだ。ジャズの合間のジャズとしてこのサム・ドナヒュー盤などを定着させてゆきたい。珈琲ブレイク・ジャズ。わめかないオーケストレーションの間をぬって流れるトランペットやテナーそしてトロンボーンのソロの美味しいこと。〜
●さすが寺島靖国さん、ジャズとジャズの合間に聴くジャズ、
何だそりゃ、でも目からうろこでした。
毎日のように聴いてます。いわゆるイージー・リスニングなんですが、その緩さ加減、ぬるさ加減というものが、ちょうど良い塩梅で、珈琲をのみながらでも、縁側で渋茶でもなかなか合いそうな音楽です。ジャズといえば、ハードバップかボーカルものばかり聴いてばかりだったので、こういうやさしくも暖かい音楽をたまに聴くとやすらぎます。

87分署シリーズ

●最近、鬱のせいか(←こればっか)、仕事で疲れているのか、なかなか本が読めなくて、欲求不満。
日本にいる時はは週に4日くらいは本屋に入らないと気がすまなかったのに、最近は、読書量が以前の10分の1以下に減ってしまった。海外に住んでいるからっていうのもあるが、仕事のストレスや歳の問題なのかも知れない。
●んなわけで何か軽い連作物をと思い、エド・マクベインの87分署シリーズを読み始めた。話が続いているわけではなくて、架空の街(ニューヨークがモデルらしい)の87分署を舞台にした、1冊読み切りのシリーズです。シチュエーション、登場人物もほぼ同じ、その中で登場する警官が、恋をして結婚して、或いは殺されたり…そんなサイドストーリーと、メインの事件とがうまく溶け込んで、ただのミステリーとも、ハードボイルドともいえない独特の世界を作り上げています。
●少し俗っぽいところもあるんですが、解説にもあるように、俗を極めて俗を超える、ということでしょうか?
えーと、要するに警察小説の草分けですね。何と1作目「警官嫌い」が書かれたのは1956年、ひゃー、そんなに古いとは知らなんだ。以前、20数年前シリーズのうち何冊か読んだはずだが、何を読んだか全く覚えてない。
●最初の2〜30ページはなかなか入り込めなかったが(ワタシのくせ)それを過ぎると、やめられなくて久々に一気に1冊の本を読んでしまった。今日、日曜日は少し仕事をやる予定だったのだが、シリーズ2冊目に手を付けたのがまずかった。朝、喫茶店へ行った以外アパートから一歩も出ず、2冊目も読破。
●87分署って今さらながら面白いんですね、ってファンの人が聞いたら、「何をほんとに今更」って怒るでしょう。
というわけで、そんな古い警察小説なんて、って敬遠して読んだ事無い人、読まないと損しますよ。
ミステリー、ハードボイルド、警察小説のファンなら一度は読んでみて下さい。
●ワタシも全シリーズ制覇に挑戦しま〜す。
(多分無理だな、30冊以上あるらしいし….根性ないし)

浮気

先ほど、妻がどうしても、というので、とある猫喫茶に行って来た。
最近プライベートですっかり出不精になってしまって、気が重かったのだが
土曜の夜だし、前から約束してたので、行ってきやした。
猫喫茶体験は3度目くらいだが、ここはなかなか質が高い
かなり小さな子猫から大猫までかなりの数の猫ちゃん達がうろうろ。
客席の上や、お客さんの膝の上で、すっかりくつろいで寝ている猫ちゃん達に
癒されてきました。男の人たちがきれいな若い娘のいるバーだかキャバレーだか
そんなところへ、行く気持ちがちょっとわかりましたわ、ってワタシも男だったよ。
でも、女の子の接待してくれる店にお酒を飲みに行くより
(って、ほとんど行った事ないけど)子猫ちゃんを抱っこしに行く方が
癒され度絶対高し、なのってワタシおかしいんでしょうか?
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この子猫ちゃん、抱っこして撫でているうちに
ワタシの最近ちょっと出っ張ったお腹の上で実に気持ち良さそうに寝ちゃいました。
さっき家に帰ってから、念入りに手を洗い、来ていたシャツを脱ぎ(浮気隠蔽)
「ミミちゃ〜ん(ウチの猫)帰ったよ〜」
これって、男の人の浮気と似てる?(←だからワタシも男だってば)
ミミ、ごめん。

生き物と食べ物

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下は生き物、上は食べ物、な〜んだ?
何だか分かりやすいんだけど
こういうふうに一緒にみせられると、なんだか妙な感じっていうか
はっきり言って気持ち悪いです。
下町の市場の風景です。