「絶対毎日スエイ日記」とスイカ

●今、読んでる本は、「絶対毎日スエイ日記」って単行本で900ページ以上ある。厚さで言うと5cmくらい。他の数冊の本と併読しているのでなかなかすすまない。著者、末井昭は知る人ぞ知る名物編集長で、その昔はエロ雑誌というかヌード雑誌などにわけのわからない笑いや独特の方法論を持ち込み、好きな人には、有名な人だった。その後、パチンコ雑誌関係の編集が多くなり、私にはあまり興味なくなった。
●この本は、2000年-2004年までのウェブ日記をまとめたもので、別にどうってことないっていうか、衝撃的な内容が書いてあるわけでもなく、日々の美子ちゃん(写真家神蔵美子—-2000年に30年連れ添った奥さんと別れて結婚)とのやりとりや、パチンコの話がだらだら書いてあるだけなのに、つい読んでしまう不思議な本だ。
●本と直接関係ないのだが、末井さんはは世田谷区の用賀に住んでいるようで、中に畑の写真が出て来る。この畑の真ん前のぼろアパートに2年程、大学生時代(28年前)私は住んでいたのだ。あ〜なつかしや。畑と言っても、世田谷区の一等地、持ち主はどんな金持ちか知らないが、ワーゲンのワゴンで仕事をしに来る。驚いたもんである。
●10年程前にたまたま通ったら、まだ畑はあった。今もあるのだろう。他にあんな広い土地を畑にする(出来る)人が、そうそういるわけがないだろう。
●その畑で何を作っていたかは忘れたがスイカは絶対あった。なんではっきり覚えているかと言えば、アパートの隣の部屋の先輩とちょっとお味見と言うか、ま、売れごろだしだめになっても….とゆうことで、いただいたことがあるからだ(夜中に勝手にだけど)。もう30年近く前の話だし時効と言う事で……許して下さい。

台湾ものだめブームか?

台湾では「のだめカンタービレ」は未だテレビ放映が無いにも関わらず、話題になりはじめているようです。CDショップには、あの8枚組セットや、千秋編とかよく知らんが、そのだぐいのCDが揃っている。
セットの冒頭一曲だけ試聴してみた。ベートーベンの悲愴、誰の演奏だろう。なんだか慣れない。クラシックなんてそんなもんだろう。同じ曲でも演奏者によって波長があったり、感じるものが少なかったりと。ちなみに私は最近アラウの演奏でベートーベンのソナタに少し目覚めました。へーつまんないと思ってたらなかなかいいじゃん(大胆すぎる発言?)なんて感じました。
ショパンのノクターンなんてもしピリスの演奏を聴かなかったら、感動する事もなかったでしょう。だいたいショパンなんて全然聴かなかったから。今はピリスと並んでフーツォンの演奏も好きになりました。
というわけで、のだめのCDは、一瞬迷って買うのは止めちゃいました。サンプラーとして買うのは面白いかなーと思ったんだけど3分の1くらいは持ってるし曲だし、ロマン派の曲とくにオーケストラ曲は苦手だし。
1枚ずつ好きな(顔の)演奏者、または好きなジャケットなどで買うほうが楽しいかなって思いました。皆さんはいかがですか。

ノラ・ジョーンズのおかっぱ頭

今さらだけどノラ・ジョーンズの今年出た「Not Too Late」は良い。
(こっそり1ヶ月前に買っていたのだ)。台湾のCDショップでも人気でレジの横に平積み状態だ。
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私は天の邪鬼なので、ここまでベストセラーのCDなど、
つい躊躇してなかなか手が出せない。(そういいながら実は前作も持ってはいるのだが…)
「Not Too Late」はDVDがついているモノが僅かの値段差で売られている。ほとんどの人はそっちを買うからだろうかCDだけのモノが無かった。別に私はCDだけでいいんだけど、仕方なくDVD付きを買った。歌は確かに良いけどノラ・ジョーンズのDVDなんかみてもな〜(私ってとことんひねくれもの)と思いつつ観てこれが驚き。「Sinkin’ Soon」って曲のミュージックビデオ、これが面白い。
おかっぱで踊りながら踊るノラも良い。ガラクタがコマ撮り(※)で人型になったり、アナログ的な手法で楽しませてくれる。コンピュータグラフィックスも嫌いってわけではないが、レイ・ハリーハウゼン(※)の世界が好きな私としては大満足。監督を始め技術のスタッフ達が思いっきり楽しんで作っている雰囲気が伝わって来る。
※レイ・ハリーハウゼン—–50年代から80年代にかけて活躍した特撮映画の祖と言ってもいい人。ひとこまずつ怪獣などを動かし気の遠くなる様な作業でつくられた映像は、今観ても絶対感動ものだと思います。『シンドバッド七回目の冒険』『アルゴ探検隊の大冒険』などが代表作、是非観てみてください。
※コマ撮り———こまどり姉妹とは関係ないです。アハハ

巨大○○

この間、ばかな映画をたくさん観た話を書いた。
ホントにアメリカ人は、特に巨大○○っていうのが好きだなあと思う。
低予算で何とか採算が取れるからかもしれない。
私が今までテレビや映画館で観た巨大○○。
トカゲ、コブラ、人食い魚、蜘蛛、蟻、ゴキブリ(MIB)、蜂、蟹、ヒト、オラウータン系(キングコング)、う〜んもっとたくさん有るはずだが、思い出せない。
巨大美女の排泄物をめぐって街が大混乱、っていうのはどうだろう。
くだらなすぎだなあ。
今日は調子が出ないのでまた明日。

ミミの悪夢

ウチの奥さんのいびきは、時々すごくうるさい。
それでなくても不眠症気味の私に気を使って
少し離れたところにふとんを敷いて寝ている。
ミミ(ウチの猫)もときどきいびきをかく。ただ鼻がつまっている時もある。
何か悪い夢をみてるのか、うなり気味のいびきをかく時もある。
そういうときはお腹の辺をさすってやると、「ん〜」と
2〜3回唸って、いびきというか悪夢も終わるみたいである。
ミミのいびきは可愛い。凄く高い声なので、いびきとは言えないかもしれない。
私がお腹を撫でてやって悪夢から解放されたのなら、大変うれしい。
一晩に何度でも撫でてやってもいい。
しかし、ミミのような恵まれた飼い猫の悪夢ってなんだろう。
犬も良く知らない、自動車の怖さも良く知らない。
他の猫との生存競争も経験無い。
一体どんな夢をみているんだろう。
多分一番怖いのは、獣医さんだろう。
それとも、わたしの無理矢理抱っこ、無理矢理「高いたかーいか」?
もしそうだったら、ごめんミミ。

もう12日

毎日、日記を書こうといっておきながら2日目で挫折か、いや、いまならまだ間に合う….
ありゃ、だめだった。今の時刻は5月12日1分、もう12日なのだ。
2日前の日記で書き忘れたが、「巨大コブラVS巨大トカゲ」というのも30分くらい観た。
これはさすがに最後まで観るのがアホらしくなった。
日記を書き始めると、自分のベッドで寝てたミミがのそのそ起きて来て
私のパソコン用の席のカゴの上で寝始める。
抱っこも膝の上も嫌いなくせに、人の近くが好きみたいだ。
この籘のカゴはミミの定位置で、中には本がぎっしり詰まっている。
この間ひさびさに開けてみたら、あら恐ろしや、ミミの毛がびっしり。
かなり時間をかけて、本を拭いてからでないと、読めなかった。
猫毛おそるべし。

岸本佐知子さんのエッセイ

●クラシック関係ののウェブ「クラシカ」で紹介されていて、前から気になっていた、岸本佐知子さんのエッセイ集2冊をを買う。「気になる部分」はあまりに面白く一気に読んでしまって、「ねにもつタイプ」も半分くらいまで読んだ。
●岸本佐知子さんはアメリカの現代作家ニコルソン・ベイカー(未読)を訳した人、
として知られるが、エッセイとも短編小説とも妄想日記ともつかぬ文章で、
読んでる間中、ずっとにやにやしてしまう。
こんな人がいるんだと思って、唖然としてしまった。
●ニコルソン・ベイカーの「中二階」(デビュー作)も
相当ヘンな小説のようなので、読んでみたい。
●最近、この日記に写真が少ないのは横着じゃなくて、買って半年のニコンの一眼レフが壊れてしまったからだ。しかたないので、奥さんにカメラ屋街に連れて行ってもらう。
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●売っているところは腐るほどあるが、どこも「うちは売るだけ」みたいな感じだ、
その中に一軒だけ燦々と輝く(ほんとに看板がツリーのように輝いている)デジタルカメラ専門修理店を発見。このうす暗く幅の狭い階段の奥に進むには、少々勇気が行る。ツリーの電球を踏みつぶさない様に恐る恐る二階に行くと、窓も無い暗い部屋に主人と若い学生アルバイトがひとり。無茶苦茶風水悪そうな部屋だが、主人は一応丁寧に検査してくれて、「反射板(多分日本語ではそういうんだと思う)がいかれている。日本で買ったんなら日本に送って直せ」。だと
●というわけで、しばらくは写真が少なくなりますが、よろしくです。