台湾のご飯〜

沖縄からのお客さんと一緒に、ご飯を食べた。
場所は南京西路、三越デパートの裏のあたり。

このあたりは、少し下町っぽくて、屋台のような安く食事できる店が点在しているようです。

土地勘がないので、三越の人に教えてもらった、魯肉飯(ルーローファン)の店に。

ワンちゃんが店番。

魯肉飯(ルーローファン)。確か25元(約68円)。庶民の味。結構いけるんです。
脂身を多く含んだ豚肉を細切れにし、味をつけご飯にかけただけです。
おかずはタケノコや揚げ豆腐。

これは、ちょっと豪華な(?)焢肉飯(こんろうふぁん)。
焢肉は豚の角煮みたいなものです。

この店の焢肉飯は味付け卵や野菜も載ってます。
これで確か80元(約218円)。

安くて美味しくて満足でした。

台北、文昌街のベリーダンス〜

オフィスの椅子を買いに行った家具屋街「文昌街」でのイベント(のようなもの)。

通りには屋台が並び、演歌の街角ライブなどが行われていた。

が人はほとんどいない、近所に商店の人、及び住人のみ。


あまりに寂しいベリーダンス!!

上海に行って来ました!

今朝、上海プートン空港で食べたモーニングセット。
前回メチャ高いモーニングを食べたので、今回は少し安いのを探した…49人民元(約625円)…これでもちょっと高いけど、まあ…と思って入って大失敗。何と飲み物がついてなくて、別にジュースを頼んで98人民元!!!(約1252円)。

写真のセットに凄く薄い硬いトーストが付いてるだけで、1252円ですよ!! 高すぎ! 台湾より全然高いじゃん! もちろん味は投げやり!! 食べ終わってから、近くにバーガーキング発見! ショック!!
次回はバーガーキングで食べよう。味千ラーメンのセットっていう選択もあるけど、朝7時からラーメンと焼き餃子セットってなあ〜。でも食べてる人多かったですよ。

最初座った店はクラブサンドだけで139人民元(1775円)! 値段見てすぐに出ましたけど…

ホテルの近所にあるショッピングモール。
ユニクロも入っていました。

20年くらい前に友人と観光で上海に初めて行ったんですよ。
その時は有名な和平飯店に泊まったんです。

で、ホテルのある大きな通りの地元のデパートに入ったんですが、もうタイムスリップしたような感じの古びた内装で、狭い店内に人がびっしりだったんですよね。
その頃と比べたら、今の上海って別の国かってくらい変わりましたよね。
同じ場所を比べたわけじゃないですけど。

もちろん東京も20年で変わったと思いますけど、ここまでじゃないですよね、きっと。

久々の休み

10月10日、水曜日は台湾は休日でした。
日曜と水曜と、久々に仕事をせずに読書しました。

数カ月前に買って、読んでなかった、「バッド・ビューティフル」(ジェフ・ダイヤー著・村上春樹訳)。

「バッド・ビューティフル」(アマゾン)>>

レスター・ヤング、セロニアス・モンク、バド・パウエル、ベン・ウエブスター、チャールズ・ミンガス、チェト・ベイカー、アート・ペパー、デューク・エリントン。

登場するのは、私のような中途半端なジャズファンでも知っているミュージシャンばかりです。

一応フィクションの短編小説なんですが、ジャズに詳しい人なら、どこかで読んだことのあるようなエピソードをもとに書かれています。でも普通想像するような伝記とも違うし、もちろんCDの解説に載っているエピソード紹介のようなものでもありません。

それぞれのミュージシャンの心の内面まで踏み込んで描かれた…というより作者がミュージシャンにのり移って書いたのかと思わせるような、創造的で文学的な香りの濃い不思議な短篇集です。

詳しい内容はあちらこちらで紹介されていると思うので、割愛します。

登場するジャズミュージシャンを知らなければ、読んでもそれほど面白くないと思いますが、どうなんでしょうね。楽しめるのかな? 気になりますね。

逆に言うとジャズファンの方は、きっと楽しめるでしょう、そして非常に高い確率で各短編の主人公のCDやレコードを聴きながら、この本を読まれると思います。

私ももちろん、一編ごとにCDを書棚から探して聴きながら読みました。

個人的には最初のレスター・ヤングを扱った短編が一番印象に残りました。
レスター・ヤングは晩年50年代の「Pres & Teddy」と「With Oscar Peterson Trio」の2枚しか持っていません。
本を読みながら、もっと古い40年代の演奏も聴きたくなり、ワシントンDCライブ(56年、あいにくこれしかなかった)の5枚から適当に一枚買って帰り、今も聴いているところです。

レスター・ヤング良いですよね。気持ちが安らぎます。古い録音やビリー・ホリデーとの共演盤も欲しくなりました。

ところで、気になるのが、この二人のカナ表記。

チェト・ベイカー、アート・ペパー…!

普通はチェット・ベイカー、アート・ペッパーですよね。
どうしましょうね。
これからは、レコード会社や、ジャズ雑誌なども、だんだんこういう表記に変わっていくのでしょうか?

数年前、ピーター・バラカンさんの本で指摘のあった、
アレサ・フランクリン  →  アリーサ・フランクリン以来のショックですね。
村上春樹ですからね、きっとピーター・バラカンより影響力ありますからね(!?)

それはともかく、台湾でCDを物色する時は、中国語の帯がついていたりするので、慣れない人は、とまどうかもしれません。
私は中国語の簡単な日常会話はできますが、読み書きはダメなんです。でも、クラシックの作曲家やジャズミュージシャンの中国語漢字表記には結構自信があるんです。結構読めるんです。

何年も毎週のようにCDショップに行ってるから、自然と覚えました。
こういうのが読めたからって、別に自慢できないんですけど…

例えばこんなのです。
いずれも「バッド・ビューティフル」に登場するミュージシャンです。

どうでしょう、読めますか?
英語表記はわざと隠してあります。

答えは下に
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     ↓

Soulville が 「霊魂村」って訳してあるけど、良いの?
「ストレート、ノーチェイサー」って絶対意味違うでしょ。

久しぶりの日記です

体調が悪かったり、凄く忙しかったりで、久しぶりの日記です。

8月中旬、3日間休みをとって、東京へ遊びに行きました。

以前の日記でも紹介した、私の中学校時の同級生でテナーサックス奏者の小池修さんも出演するというので、ジャズピアニスト守屋純子さんのライブに行って来ました。

守屋純子さんは守屋純子オーケストラ(ジャズのブラスバンド)としての活動が有名なようですが、この日のライブはピアノトリオにギターとサックスを加えたクインテット。
ちょっと珍しい編成ですが、凄く良かったです。

もっぱら部屋にこもってCDを聴くのとCD蒐集の日々なんですが、やっぱりライブは良いですね。
CDでは味わえない感動があります。

守屋さんの本「なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?」にも書いてありましたが、CD2枚分のお金で一生の思い出になるライブが味わえるんですからね。

私のように部屋にこもって、いつまでも古いジャズばかり聴いてちゃダメですね。いやダメってわけでもないけど…機会があればもっとライブに行かないと、人生もったいないかも、って思いましたよ。

知らなかったんですが、守屋純子さんと小池修さんはもう10年の付き合いだそうで、守屋純子オーケストラのCDや公演にも参加しているんだそうです。

この日のライブは、守屋純子オーケストラのCD「Into The Bright Decade」、「Groovin’ Forward」からの曲、守屋さんの初のトリオCDからオスカー・ピーターソンへのオマージュ「ディア、オスカー」(超カッコイイ曲!試聴してね〜)、他にもウェス・モンゴメリーの「SOS」やスタンダード「酒とバラの日々」など、凄く楽しめました。

CDも買って帰りました。サインも貰ったし、ちょっとだけお話も出来ました、超うれしい!

台北に戻ってから、この日のライブで一番印象的だった曲「Farewell」の入っている「Groovin’ Forward」も取り寄せました。
このCDも素晴らしい。
守屋さんの曲はいずれも美旋律。曲良し、アンサンブル良し、ソロも皆上手くて、本当気持ち良いです。
それに、なんだか凄くポジティブ! 元気が出ます。
私同様ウツ気味、病気ではないけど健康ではない、そんな養命酒のCMのようなジャズファンのあなたに強くお勧めします。

すっかり守屋純子オーケストラのファンになりましたよ。

他のCDも全部揃えるぞ!

Junko Moriya Official Site、Discographyページ>>

「Groovin’ Forward」試聴ページ(itune)>>

「Groovin’ Forward」試聴ページ(Real Player)>>

「Into The Bright Decade」試聴ページ(Real Player)>>

「なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?」守屋 純子(アマゾン)>>

※「Groovin’ Forward」に入っている「Farewell」は守屋さんの恩師で、2008年に亡くなったビッグバンド「東京ユニオン」の元リーダー、高橋達也さんに捧げられた曲です。高橋さんは生前、小池修さんのことを”日本にもこんなテナープレイヤーがいるんだね”と高く評価されていたそうです。
小池さんのサックスをフィーチャーした美しいバラードです。
じーんときますよ、良い曲です。もちろん演奏も素晴らしい、泣けます。
是非聴いてみて下さい。