2016台北サマージャズフェスティバル

ということで、今年は観たいアーティストがたくさん台湾に来ますよ。

まずは、ボサノヴァのイリアーヌ・イリアス
私とほぼ同年齢ですが、まだまだCDジャケットはお色気路線です。
古めのCDからかなり持っててファンです。一番楽しみです。

サックス奏者のチャールズ・ロイド
最近、年をとってからのECMへの録音でファンになりました。

ベースのクリスチャン・マクブライドのトリオ

チャールズ・ロイドもクリスチャン・マクブライドも、通好みの印象があるんですが、
先週チケット予約したら、もう良い席はあまり残っていませんでした。
台湾は熱心なジャズファンが結構いるもんですね。
(CDは最近ますます入手しづらくなってますが)

3つの公演とも予約したのですが、果たして全部行けるかどうか?

最近読んだ本

ここ数ヶ月体調が悪いのと、少し鬱状態で集中力がなく読書もあまりしてませんでしたが、
なんとか頑張って3冊ほど読みました。
●「ツバキ文具店」は本当に読んでよかった。鬱で何に対してもモチベーションが下がっていたのですが、何か元気が出ました。それにしても良いカヴァーです。鎌倉が舞台なのですが、その文具店のイラストでしょう。ほとんどブルーのインクで描かれたイラスト、木が緑、左真ん中のポストが赤インクが使われているのがなんともグッときます。鎌倉に遊びに行きたくなりました。
●今時、代書屋の話なんですが、主人公の紙やインク、はたまた活字への知識やこだわりが良いです。私がいかにいい加減なこだわりのないデザイナーか思い知らされ、反省しています。挿入される手書きの手紙がまた良いんですよね。手紙を書きたくなりますね、万年筆とか付けペンとかで。

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●「羊と鋼の森」はピアノ調律師の話。ピアノ曲を聴きたくなりました。
一途に何かに打ち込む人の話ってやはり心を動かされます。
自分がまだ若い、少しはピュアな精神を持った頃を思い出しました。
この本を読んでいる間は、普段あまり聞かない、ロマン派のピアノ曲を聴いたりしました。

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●正確にはこれは途中。中編が4本立てのうち3本まで読みました。これが確か4冊目の「杉村三郎」シリーズです。前作「ペテロの葬列」もすごく良かったのですが、サイドストーリーが衝撃的でしたね。あれって、このシリーズが始まった時からの計画だったんですかね。宮部みゆきさんって恐るべしですね。

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