凄く忙しくて、本を読む時間がない。
先週末もずっと仕事。誠品書店に資料を探しに行って、ついでにご飯を食べながら、今話題の「チャイルド44」を読む。スターリン時代のロシアの話で、怖いけど面白くて、読み始めると止められないくらい、なんだけど、仕事が遅れちゃうので、食事中と寝る前の数分間に制限している。
といわけで誠品書店の地下でご飯を食べたんだが時間がないし片手で食べられる丼ものが良いな(本を読読みながら食べやすい)、と思い和食の店のカツ丼を注文した。一口食べて「ウゲー失敗」、これがカツ丼かよ〜。いくら台湾でも、最近ここまでまずいの少ないだろ。
かつは完全に台湾風味のヂューパイって奴で、和風のカツではない。台湾胡椒の味とかいろいろ臭い。しかも肉は堅くて薄くて、ホントに肉か?えー。
かなりお腹が空いていたので、がまんして食べる、うーやっぱりまずい。仕方ないのでカツをどけて、ごはんと玉子の固まったのと、申し訳程度にに入っているタマネギを食べる。ご飯さえ固くてまずい。部分的にかちかちの冷たいご飯。
そのとき読んでいたのは、ちょうど「チャイルド44」の主人公が少年時代を回想しているところ。水を使うために外で長時間並んだこと、まともな食糧を確保するのがいかに大変かなど…
本の冒頭シーンには飢えで壊滅寸前の森の村人達の話が出て来る。
こういう本を読んでいると、カツ丼のカツがちょっと口に合わないからなんだ!スターリン政権下の国民達はいかに困難な時代を生きていたのかわかっているのか〜〜て自分に言ってみたくなる。
その時代に、突然こんなカツ丼を食べる機会があったなら、それは夢の又夢、食べない奴はいるわけない。カツ丼を食べた事の無い当時のロシア人でさえ驚喜して食べるはずだ。
そうだよな、うんうん、もう一口食べてみた。
やっぱりまずい。
家に帰ってから、夜なんか美味しいもの食べよーと。
「おばちゃん、すみませーん、これもう要りませーん」
「捨ててくださーい」
今はスターリン政権下じゃないし、ここロシアじゃないし…
みやけ
誠品書店の地下にはフードコートが有るのですね ( ..)φ
カツ丼で外しましたか・・・
書かれているようなカツ丼、10年くらい前に高雄で遭遇しましたが、見た瞬間なんだコレ?でしたね。
二口くらいで撃沈して口直しにマクドナルドへ行きました。
写真はEV内でしょうか?
デジタルカメラはセンサーや前のフィルターの反射で色付きのゴーストが出易いのですが、時に面白い写真になりますね。
真由美さん
あります。信義店の地下は店もたくさんあって広いですよ。
yamaguchiさん
台北はここ数年で和食もかなり美味しくなりましたよね。10年前に比べたら夢のようです。でもたまに、おいこれっなに、っていうのに遭遇するんですよね。