好きなん〜だけど、

●読書と音楽の日記とか言っておいて本の話なんか1ナノも出て来ないじゃないかって、怒ってくれるよう人もいないし、どうせ我が社内の四つのブログの中で一番興味持たれてないし、ワタシがどんな本読もうが、「勝手に読めよ!」って、いわれるだけでしょうし…..
●今日は凄く鬱で自虐的かも、すみませんっていうのは冗談です。(どこまでが冗談かわからん…)
ワタシには大好きだけど、なかなか読めない作家がいる。
ジャーン、これです。
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●トーマス・H・クックですわね。部屋の中を探せばあと数冊あるはずだが見つからん。要するに、文庫はほぼ持ってるってことですが、このうち最後まで読んだのは5〜6冊か?
●トーマス・H・クックって知らない人はまさかいないと思うが、(思い込み激し過ぎ?)刑事小説、探偵小説、ミステリーに分類される作家ですね。
●あの、「雪崩を精緻なスローモーションで再現する様な…..」といわれる記憶シリーズなんて、途中まで読んで、仕事バカイソで次の週末に続き読もうたって、どこまで読んだっけ、えっこの人、主人公とどういう関係だっけ、と考えながら読んでたら、前に読んだ方の記憶シリーズだったどか(ウソウソ)。でも記憶シリーズって日本で言ってるけど原題は全部関係ないぞ、まぎらわしい、ふん。
●記憶シリーズ3冊はそれでもなんとか読めた、その後のへんから、なんか、読むのがつらくなってきた。ワタシ自身の鬱と関係あるのか、ただ飽きたのか、忙しいからかはよくわからない。しかしトーマス・H・クックの新刊が書店に並んでると、ついふらふら〜と買ってしまうのだ。きっと思いっきり暗い過去のはなしとか出てくるんだぜ、とか途中の細部の描写が疲れんだよな!、とかいいながら、必ず買うのである。
●暗いたってトーマス・H・クックの暗さには、何か人を引きつける暗さ、本当に人間の心の中の闇の部分を描いているからこそ、一時的だが怖くて読者の心まで暗くする影響力があるのだと思う(あ〜もうダメ、こんな評論家みたいな事かくのめちゃはずかしい)
●まあそういうわけで途中まで読んであ〜やっぱりなんかダメそうって(なにが?)最近作は買うけど最後までなかなかたどり着けないのである。っていうか、鬱で悩んでる人間が読む本じゃない。鬱っぽい方にはお薦めしませ〜ん。
●しかも、よくわからんがワタシの一番好きな作品は処女作『鹿の死んだ夜』なのだ。これも決して明るい話ではないが、地味だが大変質の高い刑事小説だと思う。(3回読んだぞ)初期の作品だしとか思って読んで無い方、是非。
●今日の教訓、義務感で本を読んだり、音楽を聴いたりCDをかったりするのは止めましょう。幼稚でもミーハーっぽくても、自分が本当にその時欲っしているものを読んだり聴いたりすればいんですねって、自分に言ってんのか〜。
●というわけで、最近ワタシのお気に入りは伊藤理佐、
「おいピータン」全巻買って何度も読み直しています。「女いっぴき猫ふたり」は10回以上読んでますって47歳男性のワタシが言ってもキモイですね。でもほんと面白い。

台北デジカメ倶楽部

突然ですが、「台北デジカメ倶楽部」を発足しました。
会長は私、三宅健司、会員は今のところ私だけです。が、

入会資格は、
1)あまり上手くないこと。
  だって、上手すぎると、ワタシの写真を載せづらくなるし…..
2)ちょっと、変な人。だって、普通にきれいな花の写真とか……ねえ


我と思う方は、写真をメールで送ってください。(コメントもつけてね)
台湾旅行で撮ったぐっとくるヤツ待ってます。
プレゼントですか?何もありませんよ。へへへ。そのうち考えます。
どうせ、だれも送ってくれないだろうし。

では、第1回「台北デジカメ倶楽部」発表会
ワタシの作品です。

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どこまでも続く青い空、工事のおじさんの三角帽子がぐっときますね。

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そうですね、何たってスローライフですね。どうってこともない批評不能の写真ですね、
でもまあ、大きく声にだして「まん」といいたくなりますね。
1回目だし、2枚合わせて特選ってことで(オイオイ)

こんなんでいいので、お待ちしてま〜す。

今週の一枚!

今回の土日はめずらしく、ほとんどオフ!
オフ!オフ!ったら無理矢理オフ!
●では週末恒例の、『今週の一枚<ミヤケケンジのこれを聴け>』
 (↑そんなコーナーあったっけ)
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●『The Devil ’s Dream』
VittorioGhielmi ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオール類)
Luca Pianca ルーカ・ピアンカ(リュート、キタローネ)
Graciela Gibelli グラシエラ・ジベリ(数曲ソプラノ)←カナ表記違ってたらスマソ。
Harmonia Mundi(仏)(日本での取り扱いはキングインターナショナル)
ジョン・ダウランド(1562-1626)、ウィリアム・バード(1539-1623)
らシェイクスピア時代の英国の作品集です。
■詳細はタワーレコードの古楽ベストセラーのページで……
「↑この間ググら無い宣言したのだれよ」
いや、今日はヤフー使ったから( …!?)
●昼前に誠品書店信義店、(ウチのアパートの近所の敦南店より大きい)
CD売り場も、なかなか充実している)に
ウチの奥さんに連れて行ってもらった(一人で出かけるのがイヤ)
でも、入り口で分かれて別行動するのが
我々の習慣だ。ワタシがCD売場から離れないからである。
ワタシは、CD眺めているだけで、少しだけいつもより
幸せになれるのだ。
でも、欲しいCDが多くて判断力が低下する上、
青木まり子現象(※)を起こす事もしばしば。
※ヘヘヘ、わかった人は私と同年代で活字中毒者…
●いつものようにジャズとクラシックのコーナーを物色してたら
このCDが、売り場でずっとかかってた。
う〜ん。何か気になる、最近は古楽よりジャズが
聴きたいんだけど、なにかこれはピーンとくるものがある。
鬼太郎の髪の毛が一本立ったような感じ、よくあるでしょ。
(髪の寝癖とは違いますよ)
ピーンときたら、「買う」です。
●で勇気を出して(って、ワタシ、デザイン事務所の社長だけど
仕事以外だとすごくシャイなんです)
ワタシ「今かかってるのって何?」
店員「良いでしょ、何曲か有名な曲もはいってるの」
ワタシ「どこ探せば良い?」
店員「無いよ、売り切れ、今かけてるのしかないよ」
ワタシ「……………………………….」
試聴用でかまわないから買いたいって言おうと思って、
中国語の単語を考えるがうまい言葉が出ず、
モゴモゴしてたら、上の人に、これ売っていいか聞いてくるから、
って、なんとか成功。
●私は、CDショップでかかってたり、試聴して
ピーンと来たら、なるべくその場で迷わず買う事にしてる。
「また今度、またその内」ってなかなか来ないんだよね。
そのまま忘れたり、入手不能になってたりとか。
というわけで、無事このCDも含め、今日も大量に大人買いしました。
●クラシックに興味が無い人も、
シェークスピアって誰?いつの人、どこの人?
ルネッサンスって、いつ?
リュートって何、ヴィオールって何?
英国ってどこ?(そんな奴いないってば)
っていうひとにも、BGMとしてお薦め。
●クラシックというより、ワールドミュージック的感覚で
聴ける、ヴィオールとリュートが織りなす静謐な曲が主体ですが、
適度に刺激的で、ファンタジックな音楽だと思います。
歌も数曲入ってます、完全にノンビブラートで、クラシック臭さがないので、
(オペラ歌手などの歌い方ではなく現代のフォーク歌手の発声に近いです)
クラシックや古楽に慣れてない人にこそ、お薦めです。
●妙なヒーリングCD聴かずに、こういう音楽で
瞑想する方が吉ですよ。
目をつむり、5つ数えるとあなたは、英国中世の森の中、
はい、イチィ、ニィ、サン……(← 一代目引田天功の口調で.. )
●騙されたと思って買って、やっぱり騙されたと思った人
いたら、ごめんなさい、です。
※シェイクスピアは人殺し(1564)に生まれていろいろに(1616)死んだ?殺した?
って語呂合わせで覚えろって、大学の英語の時間習ったけど、皆さんもそうですか?

ミヤケ・オフィス大公開って。この間も無かったか?

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外を走るのはMRT、ソファーで寝てるのはネコ(誰でもわかるって)
今日、お客さんから電話があり、たまたま、みんないなかったり
電話中だったりしたので、私が出たら、
「 i PODのイヤフォンしてたから、遅かったんでしょう?」って。
このブログ読んでるんだ!!!ギョエ
クライアントの皆様、ブログはふざけてるだけで
皆大まじめに仕事をしているのでご安心ください。
(あ〜、びっくりした!)
さて、今日はお待ちかねミヤケ・オフィス大公開
(↑誰も待ってネエよ、しかも、この間この企画やったぞ)
…そうだっけ?
なんか、適当に机ならべただけって感じだな
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部屋の真ん中にふとんがあるのは、直子さんが
時々腰を休める為のもの、ちょっと異様な光景。
ワケありで、大急ぎでオフィス探したもんで、
凄く気に入っているわけではありませんが、
まあ、それなりに慣れてきました。
ワタシは、安っぽい特にスチール製のオフィス家具は
大きらいなので、全部インドネシア産の机や椅子にした。
(台湾では割と安い)なんか、リゾートっぽいけど….
しかも使いにくいんだけど…..
でもいいんだ。
夜景はきっとキレイ、
夜景を見ながら、バロック音楽をかけて残業を
すれば仕事もはかどるってもんだ。
しかし、アホ真実子がガラスにフィルムを張ったのは良いけど
夜は窓がカガミ状態、全然外なんか、みえんじゃないか?(上の写真参考)
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直子「夜景たってほら、ナンもないよ」
ワタシ「あっほんとだ」
直子「昼は良く外が見えるし、夜はカガミみたいで、イイじゃん、
   仕事終わったらここで、↓で足のばして、缶チューハイかな」
というわけで、我が社の冷蔵庫には缶チューハイがたくさんあります。
(ワタシは飲めないけど)
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↑フツー、オフィスにこんな家具買うか?
でもこれって一番使ってるのミミなんだよな、
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関係ないけど国王歌手(キングス・シンガース)(←なんか訳し方そのまますぎ)
って聴いた事無いけどいんですか?

台湾スイーツとマーラー

う〜ん
台湾スイーツの店の場所の正解者は、
まだ現れぬか?ってコメント書いたの1時間前だな。
そんなにたくさん人見てないしな……
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二階へ行く踊り場のポスターには、しっかり
この人が写っているのだ。(何か食べてる時が一番うれしそうな直子さん)。
見落とすなよ(って、そんなたいしたものか?)

さて、今日の本題です。
妻(三宅真実子)が、1ヶ月ほど前、マーラーの千人の交響曲(8番だな)はウチにないかね?
っていうから、
ワタシ「オレ、そういうの苦手だから聴かないからないよ。」
真実子「のだめカンタービレに出でくるんよね、聴きたいわ」
真実子「一種類じゃなくて、いろいろ聴き比べしたいんだけど2種類適当に選んでよ」
という訳で一応インバル(指揮者)の日本盤があったのでそれと、
サイモン・ラトル(指揮者)の最新人気盤(なのかな?)を2種類買った。
iTUNEにも録音してやったし、iPOD(韓国語の勉強に必要らしい)
も買って使い方も教えた。
ワタシ「ところで、インパルとラトルってどうよ?」
真実子「えッ、何それ?」
ワタシ「マーラーだって」
真実子「へへへ、」
ワタシ「どっちが良いの?」
真実子「へへへ、」
ワタシ「どっちか聴いたんだろうな?」
真実子「へへへ、」
「のだめカンタービレ」のおかげで、クラシックのCDが売れるのは
たいへん良い事ですね。(できれば買ったら聴けよな!)

台湾スイーツ

付き合いで仕方なく(うそうそ)、仕事で台湾の甘味の店のメニュー、
ポスターなどを制作した。
これがうまい。つめたいのもあったかいのもうまい。
基本的にこのコーナーでは仕事の紹介はしないつもりでしたが
最近うちのスタッフで、良く食べるんで、紹介しちゃいます。
っていうか、もう日本人にも有名な店らしい。
(当然、私は全然知らなかったんだが…)
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日本のガイドブックにも良く載ってるそうです。
1951年開店ですって。撮影の時いたお年寄りのお客さんに聞いたら
小さいときから親と一緒に来てたよって。
老舗っていいすね。