へんな喫茶店

昨日の日記は私子供の頃は大人をを嫌い、中年になったらこどもを嫌う(あくま個人的な)というたいして意味の無い文章です。
しかし、ワタシの記事にはコメントが少ないし、閲覧者数が低迷気味なのだ。文章が長いから、自己完結してるし、コメントの仕様がない。「は〜そうなんですかくらい」しかいえない。なにげに知識をひけらかるしエラソーだし、ヘタにつっこと、バカにされそう。(つまり一言でいうとスゲーヤなヤツ)
というのがが社内の意見です。みなさんは誤解をしてらっしゃます。ワタシはこんなに優しいのに..。まあそれは良いとして、また長くなるから本題へ。
十数年前だが(最近そんなんばっかし)ワタシが広島に住んで仕事をしていた頃の話。
確か旧市内の北部だったと思う。牛田のあたりなのか、記憶がおぼろだ。あまりの熱さで、選んでないでそこの「一番喫茶店ぽいところにはいろうよ」ちなみに選んではいけないのは、10代のあんちゃんたちがたむろしてたり、音楽が妙におおきかったり、これが一番重要、非常に高かったり…である。
そこの一見普通の喫茶店で、注文したものを飲みながらくつろいでいたら、目の前に黒い影、なんだウエイターか? ちがった。その男は非常に丁寧な口調でしゃべりはじめた。向かい川の席に座り「わたしがこの店の店長でございます、本日は当喫茶店を選んでいただいて、大変光栄です?(※)「カサブランカがよ?」それでは存分におつくろぎください〜まだ何かしゃべたようだかわすれてしまった。」といって次々とテーブルを周りで同じような台詞をしゃべっている模様、
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その店長席を立ってもしばらくは、ワタシの脳の回路は止まってしまった。
(1)常連さんを増やす、(2)話題作り、(3)誠意
私としては3番から自然発生したのだと夢をみたい。
のだが、まずはそんなん妙な喫茶店が本当に合ったか知りたい。
もし広島にお住まいの読者でこの喫茶店をしってるかた
教えてください。まだありますか?
お礼はなにかあるかなあ。考えますので
(※)映画カサブランカの有名な台詞、かっこいいよ見てみようね。

子供嫌い

最近、昔の事を良く思い出す。
歳のせいか。「ここには書けない事情」のせいか、
よくわからない。
短くするつもりが、また長くなっちゃった。
許せ。
30年から40年前頃、お互いの家が近かったせいで時々
我家の家族と叔父一家で、宴会というか一緒にご飯を食べた。
小学生から中年生の頃だと思う。
私は大人達の、宴会(酒飲んで話す事→やっぱ宴会か)の場に
いるのがたまらなく嫌だった。
しらふの時より大人の汚い部分が良く見えて来る様な気がした。
私の家極は極貧というほどでは無かったが、
ほどほどにに貧しかったので自分の部屋が無く、逃げ場がなかった。
仕方なく一緒に座って、酒のつまみ以外で食べられそうなものを食べた。
嫌なのは子供だから話題に入っていけない、からではない。
話題は他の親戚の消息、仕事の自慢話、思い出話、仕事の愚痴、
あ〜退屈だ、他にやりたいことが山ほどある。
たまに、子供達(私と兄、そして、叔父の娘–いとこだよな)
「今何年生か」「学校はどうだ」、とか「担任の先生は男か」
興味も無いが、ほおっておくのも可哀想だから少し話かけておいてやろう。
オレ達大人はおまえを忘れたわけじゃないぞ、ということなのだろう。
はっきり言って余計なお世話だ。
いとこの女の子は、まだ小学校の低学年で、
別段、仲が良い訳でも悪い訳でもなかった。
ただ言えるのは、私と共通の話題などなにもない、ということだ。
その頃、自分も大人になったらああいう酒宴が
好きになるのだろうか?
馬鹿になるために学校にいくのだろうか?
考え込んでしまった記憶が有る。
結果は、全くああいう人種にはならなかった。
そのかわり、とびきり頭がよくもならなかった。
もちろん金持ちにもならなかった。
「お酒を飲みにいこう」という友達もいない。
というか普通に友達がいない。
仕事で付き合う人も、3回か4回断ったら
誘って来なくなる。ゴルフは出来ない。麻雀も出来ない。
「へー仕事一本か、よっぽど儲けてるんだね」
儲かるわけないだろうがこんな仕事。
自分が子供のとき大人が嫌でたまらなかったが、
自分が大人になって、子供を好きになったかと
聞かれれば、はっきりいって子供は嫌いだ。
自分が可愛いと思われていると自覚してる子供なんて
うっとうしくて大嫌いだ。
じゃあ、不細工なら良いのかったら、もちろん嫌いだ。
太ってやかましくて、ルールを守れない子供を叱れない母親に
向かって、この生き物なんとかしろよ、テメエのペットだろうが!
と言いたくなる。
子供と一緒に写った写真年賀状や、メールを送って来るようになったら
あ〜、こいつもか、終わりだな。もう一生かかわることもないな、
と思ってしまう。(実際そんなことはなくて一緒に仕事をしているのだが…)
それにこれは、台湾も日本もほぼ同じだと思うが
女は、母になった瞬間から怖い者知らずになる。
(台湾の場合は更に…)
子供の為ならなんでもする。
ずうずうしくなり、恥を捨ててしまう。
旦那さんの事を、「お父さん」とか「パパ」とか
呼ぶようになる。
もしウチがそうなったら、
そしたら、間違いなく私は家出するだろう。
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中央より少し右側の煙突、なんだろう(←だから煙突だってば)
日本だったらこんな住宅地に一本の煙突ふが有れば銭湯、または銭湯の痕だ。
う〜ん来週時間があったら行ってみよう。
あ〜、今日は鬱っぽい話ばかりでごめんなさい、
明日から、普通通り仕事です。そのせいかな。

最初に聴くべきでない演奏

●クラシックのかたい専門的な話をしようってんじゃないから、しばし、お付き合いくださいませ。
●「最初に聴くべきでない演奏」ってのは私が言いたいのは例えば『ジャンバラヤ』をカーペンターズで覚えた人にオリジナルのハンク・ウィリアムスのカントリーの土臭い元歌を聴かせれば、ほとんどの人がカーペンターズ盤が良いって言うんじゃないでしょうか。まあこれはどちらもそれなりにノーマルで良い演奏です。(まるで違うジャンルに聴こえるが….)
●言いたい事わかってくれますよね。ビートルズとカーペンターズのミスターポストマンだって随分違うでしょ。どちらかに慣れ親しんだ人は、あとから聴いた方に多少違和感をもったりすることがよくありますよね。やはり最初に聴いた演奏に深く影響を受けてる事ですね。
ジョン・レノンのLOVEをなんども聴いて、レターメン(甘いコーラスが売り物のグループ)が良いって言うひとは、まずいないでしょう。
●はい、だいたいわかって貰えましたね。
●男と女の関係だって、似た様なもんじゃないでしょうか?一番目の男のいろんなところが忘れられず…あんなところや、こんな癖とか…(←全然関係ないってば)またわかんなくなってくるだろうが(>自分)。
●クラシックの世界にもそういうのが当然ある。ワタシはクラシックギターのファンなので、大好きな演奏家の曲を別の人の演奏で、聴くと「あ〜こうい弾き方もあるんだ、いいじゃないか」何て事もしばしばある。どちらかと言えば、逆パターンが多い。曲が始まった途端、いくらテクニック有るからっていっても早過ぎだよ、だめだめ。おいおい、なんでここでフレーズ途切れちゃんだよ。だめだよ。まるでワタシの方が上手く弾ける様なことをブツブツいったり、オマエは評論家、演奏家(>オレ)かって状態です。
●でもクラシックを聴く醍醐味ってそんなところにあるんでうしょね。
ギターもそうですがピアノの聴き比べも楽しいですって、あまり詳しくはないけど、ワタシはミーハーなんで超有名曲モーツァルトのk331ソナタ、最後にトルコ行進曲が入ってる曲です。一楽章の変奏曲も聴けば大概の人が知っているのではないでしょうか?、ワタシが特に好きなのは一楽章です、ここを聴き比べしたいしたいばかりに、CDを何枚を買っている内にどんどん増えてきました。。10年くらい前、MXテレビの隅田川風景をバッックに毎晩放送してましたね。その頃、ひどい生活をを送ってて(今よりはましですが)そのころの記憶が、いろいろ結びついてモーツァルトのk331ソナタがワタシにとっては安らぎ、癒しの音楽になったんです。
●それでは、本題はここから、いつも前置きが長すぎるって?
●ワタシの場合、初期設定はラローチャですが、ピリス、内田光子さんの演奏も当然好きです。どんどん引き込まれてしまって、BGMにしようたって無理な話、あとペライアやエッションバッハ、アラウがまた、いいのだ。あと、ファジル・サイのちょっと変わった演奏、驚きのシュタイアーや。そして当然グレングールド盤ももっている。
●当然、先ほどさら書いているように、同じ楽譜を見て弾いているのに楽器から出て来る音楽は演奏家によってちがうものだ。しかしグールドの場合は限度を軽く超えているのだ。クラシックに興味ない人でもわかる、妙な演奏なのだ。何でこんなに遅く弾いてんの、子供の演奏なの?って思うかも知れないテーマ、徐々に速度を増しても流れる様な美しさからはほど遠いノンレガートの世界。
●こんなに美しい変奏曲型式の曲をグレン・グールドで最初に覚えた不幸な人間をひとり知っている。随分前だが、小さなデザイン事務所で机をならて、音楽の趣味も珍しく合った○○さんだ、BGMは向こうからはリヒター盤バッハのカンタータ、コチラサイドからは、バッハのリュード組曲など器楽曲中心。
●二人の間にパーテーションがあって、音が無くなると、「次はこっちでリヒターのマニフィカトね」で来るか?」これじゃまるで、魚雷船ゲーム、そんなら、こっちは「アトリウム・ムジケ、ラ・フォリア」でどうだ?う〜CDの最後で撃沈!!!、(どんなルールのゲームだよう?)
あるとき、その○川さんが、突然グールドのモーツァルトK331ソナタをかけてる。うーこれは、隙をつかれた、見事に撃沈!「しかしこれって、いつ聴いても笑っちゃいますよね」ってワタシ。「へっ、そうなの?」と古○さん(名前ばれてるじゃん)彼にとってはグールドが初めてのK331ソナタ。最初からこれを聴いていたので、違和感無いんだけど、「そんなヘンなんすか?」「………」他のピアニストの聴いた事無いの?「はあ、多分」「……」
彼にとっては『ピアノはグールド、カンタータはリヒター』となっていたのだろう。べつに悪くないが…
●グールドのモーツァルトK331、変奏曲の構造を一度分解して、我々に再提示しているのだ、とか、天才的表現とか、確信犯的な冗談とか言われてますが。「最初に聴くべきでない演奏とは?」クラシックに詳しい人100人に聞けば90%の確率で一位の座をとるのが、このグールドの演奏でしょう。「最初に子供に聞かしちゃ行けない演奏」–親がついていて解説しながら選んだ部分だけを聞かせて良い—–なんかR指定のピアノ演奏って本当にあったら凄いなあ。
グールドのモーツァルトK331しか聞いた事無い人に内田光子を是非聴かせたかったがワタシが会社を辞めたので、その機会もなくなった、このブログを読んでたら連絡してね。
●ピアノを習わせてるお母さん方、モーツァルトを練習させる時は、試しに家では頻繁にグレングールドをかけ、お手本に弾かせてみるのも一興ですよ。絶対ピアノの先生からは怒られるし、お母さんにも呼び出しが来るでしょう。でも、ひょっとして型破りな天才の発見に繋がるかもしれませんよ。椅子は思いっきり低くして、手袋をはめて、ペダルは無視して、猫背で弾かせてください。(次の週ピアノ教室の先生の驚いた顔が見たい)
●前に音楽雑誌読んでたら、平均率一巻(プレリュード)もまずは、グールド以外、ニコラーエワなどを聴かせてあげなせい。みたいなアドバイスが載ってて、笑っちゃいました。これも出来れば聴き比べて下さいね。
※天才・奇人で有名なグレングールド、バッハなどはその影響を受けてないピアニストは少ないのではないだろうか。
お金に余裕の有る方、ぜひグールドのk331ソナタ聴いてみて下さい。ひょっとして感動するかも。笑う確率大。
ほかにも、クラシックに限らず、変な先入観を与えずに良い演奏?の極北にある『これだけは最初に聴くべきでない演奏』そんなものが、があれば教えてくだい。
※グレン・グールド / アリシア・デ・ラローチャ /マリア・ジョアン・ピリス / 内田光子、その他↑みんな凄くえらいピアニストです。興味ある人は自分で調べてね。
●読者サービス—–余計だったか?
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グレン・グールドのゴールドベルグ変奏曲のDVD
もちろん左が本物、右がアホ社長です。

無駄使い—2

●ワタシは、タクシーで移動する時はもちろん、仕事しながらでも、食事しながらでも、音楽を聴いている時間が大変長い(昨年あたりから)。多分iPodのせいだ。多少なりとも緊張感や鬱な気分を取り除いてくれる(多分)からだ。たまに、イヤホンをはずさないで人と会話することもある。(これは無茶苦茶失礼で相手に嫌われるし)絶対止めましょう。ジャンルの割合でいうと、ジャズ4割、クラシック(ほとんどロマン派以前に限る)3割くらい。その他は例えば、バリ島のスパでかかってるようなヤツとか、クラフトワークとか、ハロルドバッドとか、40〜70年代のポップスとか、最近はラテン系にこってるし、いろいろごちゃ混ぜである。
●だから、知識も思い入れも中途半端、コレクションも中途半端。まあ、でもそれなりに、自分の好みの作曲者や演奏者がだんだん分かって来るようになる。イタリアバロックのトリオソナタなら、断然ロカテッリ・トリオのエリザベス・ウォルフィッシュ(古楽系の女性ヴァイオリン奏者)、タルティーニもCDも良かった、ヴィバルディもコレルリも良かった。しかし肝心のロカテッリのソナタを持って無い。これはいかん。というわけでちょうど見かけたロカテッリの「10ソナタ作品8」を買った。
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右が昔の盤、左が最近出た廉価盤
●ヴァイオリンのことは良く知らないが、しなやかなで、ながれるような音楽には、本当にうっとりする。「あ〜この出だし、いいな〜、そうだよ、ここのさりげないけどチャーミングな装飾音、何てすばらしい……」

ナニ、ちょっと待てよ、何でワタシはこのCDを何年も前から聴いていたように細部を熟知しているのだ。
ワタシって超能力者?そんなんじゃなくてどう考えてもイヤな予感!
●答えは簡単、何年も前から良く聴いているのだ。タンスを開けると、すぐ見つかった。ガックリ。何と言うオーマイガッドな馬鹿者よ。ジャケットは若干違うが、使用されている絵も同じ、厚さは今回のは一枚モノと同じになった。フン、ワタシァいつからこんなじじいになったんだ?円周率が小数点以下30桁まですらすらいえるのに…。それとこれとは関係ないらしい。
●やっぱこれは、音楽をMACやiPodで聴くせいだな!。
て言うか、自分が何もってるか覚えてないだけのはなしをグダグダしてるだけだけど。
それでも言いたい、CDジャケットとCDの内容が希薄になる速度が急激に加速してるぞ、気をつけろ(って何に)。ワタシはMACやiPodを音楽のダウンロードに使っているのではなく、あくまで買ったCDの整理して聴いてるだけだが……。それってどうなの?
こんなことを問題にするヤツはいないの?
皆さんはどう思いますか?
●まあいいや。
エリザベス・ウォルフィッシュとロカテッリ・トリオの演奏一度聴いてみて下さい。
一番のお薦めはタルティーニのヴァイオリン・ソナタ集1。(英ハイペリオン)。
大きなショップじゃないと手に入らないかも、ですが。

今日の無駄遣い

●日本は映画の影響などで、レトロブーム、というより、昭和30年代ブームらしいが、その辺は、良く知らない。台湾も古い映画のポスターや、日本統治時代の看板などを飾ったレストランなどが流行っている。もはや一時的なレトロブームなく、ひとつのパターンとして定着したようだ。

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マツダだよ、正面の黒松(台湾の老舗の飲料メーカー)のマークに注目
おもわず買ってしまった。

●<今日はここからがテーマ>
私には少しだけ(だと思うが)、ひねくれたところがある。
世の中で流行ってさわいでいるモノや現象を追う様な事が嫌いなのである。本当は好きだったりしても……だ。
だからノラ・ジョーンズの新しいCDがレジの横にひら積みされていても、見向きもしない、でも試聴コーナーでちょっと聴いて、今度のもええやんか、とか思っても「こんなもん、いつでもどこでも手に入るんとちゃうか? それに、そこまでええ音楽とは思えんがなあ」とか脳のどの部分か知らんが、ささやくのである。これは、気取っている、とかプライドが高い、スノッブとかいうのとは違うのである。いや、これだけ聞いただけではただのスノッブである。

●どこが違うと言われても、自分でもよくわからないが、例えば先日、今日は、ブルーノートのオルガンものを2枚、50年代の女性ボーカルものを買うぞ。全部で4枚、予算はこれだけ、ノラ・ジョーンズもまあ買ってもいいかな、などと、だいたいの予定(枚数、合計予算)を頭に入れて決めていざショップへ。で結局、CDショップで買ったのは、こんなもの、だったりする。
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●予定と全然違うじゃんか、オルガントリオをバックにしたアストラット・ジルベルトあり、サビア・クガートの思いきし能天気なラテンもの、格調たかきジョルディ・サバールのマラン・マレ…と、ブルーノートの名盤なんてないぞ。なんでこうなっちゃうんだろう。
※ブルーノート/ジャズのレーベル50〜60年後期ものが、カッコ良さげで人気ある。

●ここまでは良いとして、↓ こんなもの、ただジャケットの女の子が可愛いだけの、B級路線なのは誰でもわかる。だし、何回も聞くわけないだろう。名前なんて当然知らない。ってモノも気がつくと予算オーバーしても買ってしまっている。だからお金を使ったわりに、正統派の名盤とゆわれるCDがウチには少ないのだ。
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このCD、どう見ても50〜60年代もB級ポップス。どうせ1回聴いて、どこいったかわからなくなるんだろ(←2回は聴いたよ。凄いでしょ)

<今日の結論>
●きっと私は計画を立てるのは好きだが、それをぶち壊してしますのがそれ以上に好きなのだ。子供が積み木で家みたいなものをつくり、ガシャッと壊すのに、似てない(←ちがうんじゃないか)。そうか似てないか、まあいいや。
計画を立てて、そのままがむしゃらに、目標達成を目指して突き進むなんて事は、くだらない事だとおもっている節がある。

●回り道、寄り道、やっぱりや〜めた(言い出しっぺのくせに)。そんなのふうなが、子供の頃から好きだった。中学の帰り道、普通に帰れば15分のところを、ものすごく遠回りして、廃線になって使われない電車のレールの上を歩いて帰ったり、今日はなるべく通ったことの無い道を通って帰ろう、と自分に課したっ無理なルールにそって帰ろうとして1時間もかかって帰ったり、などと子供じみた(だって子供だもん)ことが好きだったのだ。

●今年、年男の今でも(24じゃねえぜ)、折にふれその「回り道思想」(←思想じゃねえだろうが)が首をもたげてくるのだ。<明日には続かないので、ご安心>
私のブログって長過ぎ?

「しばらく休みます」撤回」宣言

ここ4-5日、体調も精神的にもかなりまいっていました。それで一週間くらい、blogを休もうと思っていました。でも仕事以外で、どんな内容も良いから好き放題に文章を書くこと、それはとても効果ある自己セラピーになっていたようです。だったら時間が許す限り、面白くなかろうが毎日は無理にしても、できるだけ、更新することにしました。
励ましのコメントありがとうございました。
●さっそく本題です。
この間書いことと重複しますが、ちょっとだけお付き合いください、
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上の2枚は岩浪洋三コレクションから2枚です。
バリーシスターズのライナーノーツに、岩浪さんがこう書いておられます。
〜〜「聴く前に買う」というのが、僕の主義である。買ったレコードやCDは何百枚、何千枚とあるが、聴き始めのころを除いて、レコード屋の店頭で聴いてから買ったレコードはほとんど無い。みんな見ず転で買う、だから失敗もするが、それも良い経験になるし〜〜
●本当にそうですね。私はジャズは時々聴いていたものの、ここまでたくさんCDを聴くようになったのは、ここ1年くらいだ。最初はいろんな本で紹介されている名盤を、一枚一枚増やすのが楽しかった。でもだいたい予想できる内容のCD、「誰もが良いと言う音楽」そういうCDばかり聴いていると、ジャズに限らず音楽の楽しみが、かなり減ってしまう。
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半ケツ、アハハ
↑台湾でも人気ある日本のヴィーナスレコードから出ている、テナーサックスののエリックアレキサンダー+ピアノトリオ。左のバラードシリーズ1作目、日本では60年代のキャバレーミュジックの感が強いあの「ハーレム・ノクターン」が丁寧にも2バーション入ってる。このセクシーなジャケットに「ハーレム・ノクターン」じゃあ、誰だって中年オヤジ向けのセクシーミジックだとおもうんじゃないの?。何考えてんの?「おージャズか、ジャズもええな〜って感じでね。」ヴィーナスレコードを良く知らなかった私としては、どんなおもろい「ハーレム・ノクターン」やってくれんだよって半分冗談で買っただけなのに、うれしい誤算。早速翌日に2枚目を買った。ジョンコルトレーンの「バラード」なんかより、よっぽど楽しい(ファンの人、ゆるせ、冗談、冗談)。解説の寺島靖国さんもべたぼめ。もし3枚目が出たらどんなジャケットになるんだよなあ。もっと露出するのだろうか。
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(左)ソウル・シスターズ、紙ジャケットだし、きっとクァルテットにこの姉妹のボーカルがからむんだな、思ってかったらこの二人の姉妹でもないし、担当はオルガンと、ドラムス。裏みれば分かるのに、それすらせずに、勝手にきめてかかてかってしまた。。ブルーノートのグランド・グリーン+ジョン・パットッンみたいな雰囲気、とおもったら、ギターはグランド・グリーン本人。この人ってほんとにいろんなところに顔出してるなあ。(右)ただ純粋にジャケ買いでしたが、ティンパル、ビブラフォンの名手、ティト・プエントの若い日の録音らしいです。でも1時間マンボは、正直ちょっときつかった。
●最近はCDを買う時は、必ず、何も予備知識無しでジャケットが気に入ったモノを最低1枚買うようにしている。調子の良い時はかなり高確率で発見がある。当然先にググって、メモシてら、ショップに行く様な事はしない。センスと勘で勝負だ。(←ちょっとおおげさか)

少しお休みします

鬱の自己治療になると思って(実際効果があったと思います)、
毎日おもいついたことを書いてましたが、
2〜3日前から鬱状態がひどく、
今は明るい話題や、冗談を何もかける状態じゃありません。
少しお休みします。