今週の一枚!

今回の土日はめずらしく、ほとんどオフ!
オフ!オフ!ったら無理矢理オフ!
●では週末恒例の、『今週の一枚<ミヤケケンジのこれを聴け>』
 (↑そんなコーナーあったっけ)
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●『The Devil ’s Dream』
VittorioGhielmi ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオール類)
Luca Pianca ルーカ・ピアンカ(リュート、キタローネ)
Graciela Gibelli グラシエラ・ジベリ(数曲ソプラノ)←カナ表記違ってたらスマソ。
Harmonia Mundi(仏)(日本での取り扱いはキングインターナショナル)
ジョン・ダウランド(1562-1626)、ウィリアム・バード(1539-1623)
らシェイクスピア時代の英国の作品集です。
■詳細はタワーレコードの古楽ベストセラーのページで……
「↑この間ググら無い宣言したのだれよ」
いや、今日はヤフー使ったから( …!?)
●昼前に誠品書店信義店、(ウチのアパートの近所の敦南店より大きい)
CD売り場も、なかなか充実している)に
ウチの奥さんに連れて行ってもらった(一人で出かけるのがイヤ)
でも、入り口で分かれて別行動するのが
我々の習慣だ。ワタシがCD売場から離れないからである。
ワタシは、CD眺めているだけで、少しだけいつもより
幸せになれるのだ。
でも、欲しいCDが多くて判断力が低下する上、
青木まり子現象(※)を起こす事もしばしば。
※ヘヘヘ、わかった人は私と同年代で活字中毒者…
●いつものようにジャズとクラシックのコーナーを物色してたら
このCDが、売り場でずっとかかってた。
う〜ん。何か気になる、最近は古楽よりジャズが
聴きたいんだけど、なにかこれはピーンとくるものがある。
鬼太郎の髪の毛が一本立ったような感じ、よくあるでしょ。
(髪の寝癖とは違いますよ)
ピーンときたら、「買う」です。
●で勇気を出して(って、ワタシ、デザイン事務所の社長だけど
仕事以外だとすごくシャイなんです)
ワタシ「今かかってるのって何?」
店員「良いでしょ、何曲か有名な曲もはいってるの」
ワタシ「どこ探せば良い?」
店員「無いよ、売り切れ、今かけてるのしかないよ」
ワタシ「……………………………….」
試聴用でかまわないから買いたいって言おうと思って、
中国語の単語を考えるがうまい言葉が出ず、
モゴモゴしてたら、上の人に、これ売っていいか聞いてくるから、
って、なんとか成功。
●私は、CDショップでかかってたり、試聴して
ピーンと来たら、なるべくその場で迷わず買う事にしてる。
「また今度、またその内」ってなかなか来ないんだよね。
そのまま忘れたり、入手不能になってたりとか。
というわけで、無事このCDも含め、今日も大量に大人買いしました。
●クラシックに興味が無い人も、
シェークスピアって誰?いつの人、どこの人?
ルネッサンスって、いつ?
リュートって何、ヴィオールって何?
英国ってどこ?(そんな奴いないってば)
っていうひとにも、BGMとしてお薦め。
●クラシックというより、ワールドミュージック的感覚で
聴ける、ヴィオールとリュートが織りなす静謐な曲が主体ですが、
適度に刺激的で、ファンタジックな音楽だと思います。
歌も数曲入ってます、完全にノンビブラートで、クラシック臭さがないので、
(オペラ歌手などの歌い方ではなく現代のフォーク歌手の発声に近いです)
クラシックや古楽に慣れてない人にこそ、お薦めです。
●妙なヒーリングCD聴かずに、こういう音楽で
瞑想する方が吉ですよ。
目をつむり、5つ数えるとあなたは、英国中世の森の中、
はい、イチィ、ニィ、サン……(← 一代目引田天功の口調で.. )
●騙されたと思って買って、やっぱり騙されたと思った人
いたら、ごめんなさい、です。
※シェイクスピアは人殺し(1564)に生まれていろいろに(1616)死んだ?殺した?
って語呂合わせで覚えろって、大学の英語の時間習ったけど、皆さんもそうですか?

今週の一枚!」への3件のフィードバック

  1. 三宅社長さん
    こんばんは。お休みが取れて良かったですね。
    しかも素敵なCDまで見付かったなんて、おめでとうございます。←変な言い方・・
    私もあんまり時代を限定せずに聞く方ですが、シェイクスピア時代・・・う~ん英国・・・
    私、バロックにしてもバッハ一族以外にはヘンデルやコルレリ、テレマンやスカルラッティあたりの、日本のピアノ教室で習うような作曲家しかわからないレヴェルなので、羨ましく思います。
    ※しかもコルレリはクリスマスコンチェルトしか知らない。

    今回、紹介して下さったCDは聞きやすそうですね、買ってみます。「オペラ歌手のように歌わないソプラノ」ってのは少し心配ですが!
    シェイクスピアの誕生日と命日、凄い覚え方ですね、恐いかも!
    私はそのような習い方はしてなくって・・・と言うか、習ったかどうか記憶が無い・・きっと習ってないや、わはは!

  2. サトコさんへ
    え〜と、「オペラ歌手のように歌わないソプラノ」というのは、え〜と、要するにノン・ビブラートってことです。
    ノン・ビブラートのソプラノをあまり聴かれたことがないようでしたら、是非、エマ・カークビーの歌うジョン・ダウランドのリュート歌曲を聴いてみてください。リュート伴奏はアンソニー・ルーリー、選集で1枚ものが出ているはずです。
    クラシックの歌に対する世界観が変わると思います。とまでは言いませんが、少なくとも私はそうでした。クラシックを聴くようになったのは、エマ・カークビーの歌うジョン・ダウランドの曲を聴いてからです。(エマ・カークビーも、モンティベルディなどを歌うときは
    ビブラートをつけて歌います)
    (お前いつから、そんな評論家みたいなえらそうなことを….というもう一人の自分の声が聞こえてきたのでこのへんで)
    えらそうで、すみません。
    ちなみに、この土日で買ったCDは中古や特売品も含めて20枚くらいだと思いますが
    紹介したもの以外は、すべてジャズかR&B、キューバンものでした。

  3. 三宅社長さん
    お晩です~そして御丁寧に色々と教えて下さってありがとうございます。
    そうでしたか、ノン・ビブラート。エマ・カークビーですね、探してみます。
    私の音楽感も変わるかな?変わるとしたら、自分が面白いかも。聴いたら御報告致しますね♪
    ※CDを20枚ですかっ?!え~と、私にはそんな夢のような体験、したことありません・・ちょっと、いやかなり羨ましいです。

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