プラハから鉄道でウィーンへやって来ました。
ウィーンの駅からは、台湾から出張に来ている人(勘九郎さんに良く似ていた人
だったので、てっきり日本人かと思いました)が、地下鉄の乗り方を教えてくれて、
スムーズにホテルまでたどり着きました。
ヨーロッパでも中国語を使うことが結構あります。
ミュンヘンでは、駅のホームで深センから来た夫婦に、いきなり、
「ニーハオ」って言われて話かけられたし、レストランでもツアーを
抜けだして一人で来ていたベトナム人の女性から話しかけられて、
彼女が偶然中国語が出来たので、下手な英語を使わなくてすみました。
そのほかも、ちょこちょこ。
町で迷ったら、まわりにいる東洋人に道を聞くと、たいてい日本人か
中華圏の人なので、とっても楽です。
中国語、便利ですね。
さて、写真の場所は、ウィーン、ハプスブルク家の宮殿の中です。
漫画「ベルサイユのばら」と共に、多感で(?)暗い青春期を過ごした私は、
マリー・アントワネットの実家、ハプスブルク家には、わりと興味がありました。
去年、amazonで「ベルサイユのばら」のBOXセットを購入して、
久しぶりに読み返したりもしました。
若い頃とは感じ方変わっていて、少し、悲しくなりましたが…
あ、あと、何ヶ月か前まで女性セブンで連載していた「欲望の聖女令嬢テレジア」
(注:成人漫画です)も面白くて、フランス革命時のヨーロッパのことが
少し分かります。
まあ、それはともかく、今日は、ハプスブルク家の王宮の中の、
フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートの皇后の館を、時間をかけて見学しました。
同じ人間に生まれても、いろいろな人生があるんだなあと、当時の人たちに
思いを馳せながら、自分の人生についても考えてしまったのですが…
このあと、モーツァルトハウスに行って、またそこで、長居をしてしまいました、
確か、家に「アマデウス」のDVDがあったので、帰ったらすぐにもう一度観ようと
思いました。単純ですね。
明日は、クリスマスイブです。日本の大晦日のように、ほとんどの店が、
早じまいするようです。そして夜中の教会のミサ。
どんな感じなのか、じっくり観察してみます。