5月3日に、三宅デザインのブログを読んでくださっているかたから
メールが届きました。
台湾のひとたちへ、東日本大震災の義捐金に対する感謝の気持ちを表したいと、
日本の若いデザイナーが中心になり有志がお金を出し合って、台湾の新聞に
広告を出します、という内容でした。
さっそく会社でとっている「自由時報」を開いてみると、ありました(写真右)。
半ページの広告です。台湾の新聞の広告費がかなり高いことを知っているので、
きっと多くの人が寄付してくれたんだなあと、じーんときました。
台湾に長く住んでいて、台湾のひとに親切にしてもらって感激したり、時には腹を立てたり、
その時々でいろんな感情が湧くのですが、私の場合、振り返ってみると、
良い思い出が圧倒的に多いです。
それだからこそ、こんなに長く台湾にいるのかも知れません。
左は、日本の雑誌「FRAU」8月号、台湾特集号です(直子さんから拝借)。
この雑誌も、台湾からの義捐金について触れてあります。
いろんな形で、感謝の気持ちを台湾のひとたちへ伝えていく、
その行為が本当にうれしいし、とても大切なことだなと思いました。
~余談~
我が社の台湾人デザイナーたちも、この雑誌が欲しいというので、
昨夜、台北のジュンク堂へ行ったのですが、注文が殺到していて、
手に入るかどうか分からないとのことでした。
それで、今朝、日本の父親に電話して「本屋で見つけたら3冊送って!」
と頼んでしまいました。