握手ってしますか?

握手ってしますか?
日本人ってあまり握手しないですよね。

でも、ワタシは台湾に来てもう15年以上経つので、最近はそうでもないのかな? そのへんよく知らないんですが。

ワタシは、日本にいるころ握手なんてしたこと無かったですよ。

最近はときどきします。割とする機会増えたかもしれません。

なぜって。えーと、なぜでしょうね。

うーん、考えてみます。

まず、当然台湾に住んでいるので、習慣ですよね。台湾は一部で日本以上にアメリカナイズされたところがありますからね。

後はね、日本人とはあまり、しないかな。
ほとんど台湾人、中国人ですね、握手の相手は。

そうそう、仕事でたまに合う人、一年に一度とか二度とか、そういう人にあったときに、よく握手します。

あー、久しぶり、今回もお手数おかけします。よろしくね。
って感じで手を握りますね。

無意識にこっちから手を出します。

あと展示会など、ちょっと肉体労働系、一日中会場につめているような仕事、そういうのが終わると、「やー、終わった、無事終わったねー、ありがとねー」って思わず手をだしたりします。

そんな感じですね。

仕事上で感情が高まったとき、ってことなのかな。
ちょっと違うな、それだけじゃ説明ついてないな。

歳をとって妙な自意識が無くなったから、っていうのも関係あるかもしれませんね。

でもよくわからないので、今日はここまで。

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ところで、握手しようとして手を差し出して、相手に無視されたらどうしますか?
間が悪いでしょ、でも良い方法があるんですよ。
こう言えば良いんですよ。

「そうだった、君には利き手を相手にあずけることになる『握手』という習慣は無かったのだね、これは失礼した、早速仕事の話にかかろう…」

って言えば、大丈夫です。

ウソです。
ゴルゴです。

最後に寒くなってしまいましたね。ごめんなさい。

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追記

日本人が握手をする機会が少ない原因。
こういう理由もあるみたいです。

上下関係。社会的地位の上下関係にこだわるって事ですかね。
大企業の社長は、業者に握手を求めたりしないですね。日本の場合。台湾や中国ではそうとも限りません。
ワタシ(業者ですよ)も企業のトップから握手を求められることもありますし。

中国に行って、展示会の大工の棟梁に、「おー、久しぶり、今回もよろしくね」って握手しますしね。

あとね、日本人は、とにかく「お辞儀」ってのがあるからじゃないの、って人から言われました。ほんとですね。
お辞儀は便利だし、微妙に角度を変えたりすることで表情や意味を付けられます。上下関係も角度に比例しますね。
目だけでお辞儀出来るなんて日本人だけですしね。

ケータイ

ケータイ
ジジイだからっていうのもあるんですが、
携帯電話が苦手なんです。

「苦手」って、使いこなせてないって意味と、嫌いって二つの意味がありますね。
両方です。台湾に友人等一人もいないため(まあ日本にも二人くらいしかいないけど)、休みの日に電話がかかるとしても、なにか仕事上の急なトラブルだろうし、休日にバッドニュースは心臓に悪いから聞きたくないんですよ。

普段、仕事上ではあまり一人で行動しないし、ケータイ持たなくても何とかなることが多いんです。

展示会とかイベントとかの最中は仕方ないので周りからうるさく言われて充電して持って歩いているんですが、使い方がよくわからない。嫌いだから覚えようとかしないからですど。

日本に帰ったら生きていけないかも、って感じです。

最近N子が iPhone(会社のお金でね、だって台湾だと日本円で6万円以上ですからね)を買ったので、お古のソニエリ貰ったんですね。

せっかく古いケータイに少し慣れて来たっていうのに、それ古すぎだからって。

中のカードを入れ替えればそのまま使えるからって言われて渡されたんですど、なんだかいろいろアイコンが出てるし説明文章は当然中国語だし。

それでも仕方ないから、この間外でひとりで仕事中に持って歩いてたら、急に音楽が。

ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子〜♩
しかも結構大きい音で。

えーやだ、どうやってこの音止めるの、え、わかんない。
前使ってたノキアのと全然違う!
そもそもこれって着信音ってこと?

会社とN子と妻への電話の掛け方を習っただけで持って歩いてるから、なんでそんな音楽がかかるんだか?

いろいろ押して、電源切ったけど、なんかもう情けなくて。
読んでる人は、ジジイって恐るべしって思ってるでしょ。

ノキアの超旧式ので良いんだけど、電池がすぐ切れちゃうし。
仕方ないな。

しかし最近のケータイって機能が複雑すぎるんですよね〜
誰も同意はしてくれないでしょうが。

タローちゃん萌え〜

アレクサンドル・タローの新作。バッハ:協奏曲集
なんとピリオド楽器アンサンブルがバックだが、
タローの弾くのは現代のピアノ。
こういうのあり、なんだ。知らなかった。

良いですよ〜、ほんと。
バッハのピアノ協奏曲はペライア盤があるからよいや。
ヒューイットもちょっと聴いてみたいけど、と思ってたんだけど、
CDショップで試聴したら、これが本当かっこ良い。
枚数オーバーだったけど、つい買っちゃった。

微妙なリズムの揺れも、装飾音も、結構気分で適当に弾いてる感じ、
ってわけないけど、そんなにふうに聴こえる気持ちが解放されくる演奏。

珍しいのはマルチェッロ原曲のアレンジもの。
これが溜め息の出るくらい素晴らしくも愛らしい曲。たった4分なんだけど。

J.S.バッハ:
・鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲ニ短調 BWV1052
・鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲ニ長調 BWV1054
・アダージョ~協奏曲ニ短調 BWV974(マルチェッロのオーボエ協奏曲より 
  アダプテーション:タロー&ラバディ)
・鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲ヘ短調 BWV1056
・鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲ト短調 BWV1058
・4台の鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲イ短調 BWV1065(多重録音)

アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
 ベルナール・ラバディ(指揮)


hmvの紹介サイト>>

BWV 1056のLargoも好きだな。良く単独でラジオ等で流れるきれいな曲。
トゥームレイダース1で、アンジェリーナジョリーが自分の屋敷でバンジージャンプの練習中かかってたよね。
あれスロモーション映像に合っててよかったなあ。 まあどうでもよいけど。

本当は今日タローちゃんのスカルラッティ買うつもりだったんだけど。こっちがあまり良かったんで。
他のも買わなくちゃね。

CD日記

最近買ったCD
(最近出たものとは限らず、最近買ったものです)

前回紹介した、ジャズピアニスト大石学さんの、これはソロピアノ作品。
『WATER MIRROR』2011年発売

これは、トリオの『WISH』よりさらに大石さんの
ピアノの美音が楽しめますよ。
曲によっては、キース・ジャレットを通り越しすぎて、
少しジョージ・ウィストンていうか
ウインダム・ヒルっぽいかなとか、思っちゃいますけど、
それでもやっぱり繰り返し聴きたるなるような、CDです。

まあ疲れた時は甘いものも必要ですからね。
誉めてるんです。良いです。推薦しちゃいます。

試聴してください。
澤野工房の紹介ページ>>

次は
ZOOT SIMS On Ducretet Thomson
ズート・シムズはハードバップ時代のテナーサックス奏者。
ファンには説明不要、問答無用の幻の名盤、らしいっす。
1956年パリでの録音。2010年再発売
ワタシは初めて聞きました。いや最高です。
ハードバップファンは必携。(ですよね)

これも、なぜか澤野だ>>

Leo Parker / Rollin’ With Leo
レオ・パーカーはハードバップ時代のバリトンサックス奏者。
よく紹介されてる「Let Me Tell You ‘Bout It」は持ってたんだけど、
これは初めて聴きました。

ワタシは結構バリトンサックスの音色好きです。
バリトンサックスわかりますか?
テナーより大きいくて音の低いサックスです。

バリトンサックスの有名な奏者としては
ジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)とかいますけどね。
全然音色が違います。
ジェリー・マリガンはもっとソフトで洗練された音っていうか、音楽もそうですね。

このレオ・パーカーはバリバリ、ほんとにバリサクです。
ノリノリで真っ黒でブルージーで最高です。大好きです。
1961年ブルーノート。この時代のブルーノートは全部欲しくなるなあ。

ここで少し聴けます>>

山中千尋 / Forever Begins
昨年のヒットらしいです。
なんと個性的でかっこいいピアニストなんでしょう。
これぞ、グローバルジャパンなジャズピアノ(意味不明)
この人難しそうで、買ったこと無かったんですが、これほんと凄いや。
オリジナル曲も良いし、Blue Pearl (Bud Powell)のアレンジも気持ちよいことこのうえなし。。
Summer Wave (筒美京平)。原曲を知らないんだけど、超カッコ良い。
どの曲をとっても超個性的なアレンジとイマジネーション溢れ出るソロ。

ジャケットも良いんだ、これが。顔のアップなんだけど。
試聴ページ>>
聴くべし。


Emilie-Claire Barlow  / Best Audiophile Voice

全然名前も知らなかったんだけど、10秒試聴して即買いました。
癒し系の女性ジャズボーカル。
最近の数枚からのベストセレクションのようです。
曲によってはストリングスも加わり、しっとりした味わい。
夜中にソファーでうとうとしながら聴くのが吉的なボーカルです。

ここで最近の4枚が試聴可能>>

ついでに、癒し系女性ジャズボーカルをあと2枚。
Halie Loren / They Oughta Write A Song

これも、しっとり大人ための深夜型ジャズボーカル。
〜ノラ・ジョーンズを思わせるスモーキーなボイス〜なんて書いてあるけど、
そうかな、そうかもね。

プロコルハルムの「青い影」のアレンジが聴きもの。
意外とこれがしっとりとした味わいのあるジャージーな仕上がりで、お気に入りです。
2010年発売

アマゾンで試聴できるぞ>>


Hilary Kole / Moments Like This

確か3枚目のCDだと思います。(違ったらごめん)
デビューCDが好きで良く聴いてたのでこれも即買い。
これだけは是非ジャケットを紹介します。

そしてこれがデビューCDのジャケット。

歌の良さと胸は関係ないですけど、この人かなり胸自慢のようですね。
それはさておき、個人的には最近買った女性ボーカルもので一番のお気に入りです。

2枚目は知らないけど、デビュー作と本作は共に歌手でギタリストのジョン・ピザレリがプロデュース。
もちろん演奏にも参加してます。

2曲目のテナー・サックス。なんて艶やかでビターな音色なの。
曲が始まったとたん、かなしばり的心地良さですよ。
ワタシでもわかりました。これハリー・アレンのサックスじゃん!!!
「You’d Be So Nice To Come Home To」のアレンジも良い感じ、
ピザレリのギターがまた素敵なの♡
ボーカルファンは是非!
2011年発売。

試聴してよね>>

他にも紹介したいけど、今日はここまで。

最近買ったCD「マナブ・オオイシ・トリオ/ WISH」

まず、澤野工房の「マナブ・オオイシ・トリオ/ WISH」

日本のジャズにはまったく疎いので、聴くのは初めて。
名前も知らなかった。

うーん、キース・ジャレットとビル・エバンスを足して、
少し判りやすくしたような感じ。

っていうと、あー、なるほど、よくあるタイプね。

と言うことで、みもふたもない書き方だけど、けなしているわけではないんですよ。

これが、結構癖になるんですよ。まずタッチがきれい、ピアノの音がいい。
最近クラシック界でも話題の「ファツィオリ」のピアノを使ってるという事です。

もちろんピアノの音がきれいなのは、楽器が良いからだけではなく、
タッチが非常に細やかだからでしょう、特に弱音がきれい、だと思います。

オオイシさんのピアノはフレーズはもちろんジャズそのものなんだけど、
そのタッチにクラシックの影響があるように思えます。

どんな早いパッセージでも、一音一音が非常にクリアで気持ちがよいし、
響きが柔らかいのに芯のある音、というのでしょうか、そんな感じです。

特にスローな曲の表現が素晴らしいですね。キューンときちゃいます。

最初に書いたように、一聴して強烈な個性っていうのかオリジナリティっていうのか、
もの凄くキャッチーな特徴とか、そういうのは感じない代わりに、
聴きあきない美しさがあると思います。

なんといってもアトリエ澤野のポリシーは
「聴いて気持ちよかったらええやんか」だそうですから、
まさにそのとおりのアルバムなんですね。

最後に収められたソロでの「What A Wonderful World 」も素晴らしい。
オオイシさんのソロも出ていたので、そちらも買ってみようかな、です。

試聴サイト
http://www.jazz-sawano.com/products_243-0-2.html