この間、知り合いと食事して少しだけビールを飲んだんです。
その時の台湾ビールのグラス。
かなり小さなサイズで、たしか10cmくらいの高さだと思います。
このグラス、デザイン良いですよね。
売ってるのかな。今度聞いてみよ。
私の年間の飲酒量はおそらく、ビール大瓶の半分、ワインふた口、くらいだと思います。
というわけで、このグラスを手に入れても、ウチでビールを飲むことはないと思いますが、
なんか、手元においておきたくなりますね。
この3日間、体調を崩してほとんど何も食べれませんでした。今日はかなり復調し、味のない饅頭(まんとう)やうどんを食べました。原因はよくわかりませんが、ストレスも関係有るようです。
寝る前に、随分前に買って読んでなかったハインラインの名作「夏への扉(新訳版)」を読み始めたら、ミミが邪魔しに来ました。この何日か体調以外にも辛い日が続いたので、ミミがいつもにもまして愛おしく感じられます。
「夏への扉」は一応タイムトラベルもののSFですが、私のようなハードなSFが苦手な典型的な文系頭の人にもおすすめのチャーミングでライトな小説です。
福島正実さんの訳で何度か読みました。初めて読んだのは大学生の頃、ボロボロの文庫を自宅前で拾ったのだけど、どうして良いのかわからず、本を捨てるのは抵抗あり、パラパラめくってたらあまりの面白さに止められずほとんど一気に読んでしまいました。
その後、10年おきくらいに数回読んでます。記憶力が悪いせいもあり、何度読んでも楽しめます。猫好きの方は、SFに興味なくとも必読ですよ。新訳版は3〜4年前に出たんだと思います。まだ最初のあたりしか読んでないけど、書かれた時代を考えずに内容に集中できますね。全く古さを感じさせません。
ぼくが飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。そしてこのぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた―(紹介文より)
ほら、猫が好きな人なら、読みたくなちゃうでしょ。
新訳版はカバーの絵もSFっぽさがなく、デザインも非常に洗練されていて、眺めているだけでうれしくなるような本です。
思わず、ミミにジンジャーエールをなめさせてみたくなりますが、ダメですね。
ミミの頭を撫でながら読む「夏への扉」。少し幸せな気分です。
旧正月の休み中は暖かくて最高気温26℃の日もあったのに、
急に寒くなりました。
風を引いてる人も多いようです。
うちのスタッフも1人、インフルエンザで休んでます。
休んだせいで、新年会に来れなかったので、美味しい料理の写真を
他のスタッフが送ってやったら(!)、点滴を打ってる自分撮りの写真が
返って来たそうです。
ところで、うちの事務所の電話の保留音楽が、何と台湾のベタベタのポップスらしいことを最近知りました。
特別なリクエストを出さなかったので、電話設置の業者さんが適当に設定したみたいです。
おしゃれなデザイン事務所を目指す私としては、ちょっと(かなり?)嫌なので変更するように指示を出しました。
で、日本人スタッフの何人かが、「あまちゃん」のテーマはどうか? とか言ってましたが、
もちろん却下です。何考えとるんじゃ!
「あまちゃん」のテーマ、初めて聞いた時は度肝を抜かれました。すごいインパクトですよね、朝から。
しかも、作曲者の大友良英さんってアヴァンギャルド系のイメージが有ったので、余計に驚きです。
それにしても、電話の保留音に「あまちゃん」はダメだと思います。
頭にがんがんきちゃいます。テンション上がりすぎです。
バッハとかバロック音楽とかにしてよ、と言うと
じゃあ、三宅さんが自分でギターを弾くとか、Yさんがピアノを弾いて録音するとか、
「それとも皆で、あまちゃんの曲を演奏しても良いですね」とか、
話がまた戻ってるし…そんなに好きかよ?
あの曲って、麻薬性があるのかな?
曲はともかく、今私も毎日「あまちゃん」のDVDを夜遅くまで観ています。
これほど面白いとは予想していませんでした。
ほとんど日本のテレビドラマは観ないのですが、
いろんな制約の中でのクオリティの高さに驚いています。
連続テレビドラマとしては、デヴィッド・リンチの「ツインピークス」に比較しうるレベルだと思います。(!)