さっき、今日の仕事がやっと終わったところ。事務所のあるビルからの夜景です。
今年も残すところ一日ですが、
台北市内のアチラコチラにまだクリスマスツリーが飾られたままです。
台湾の人達はあまりそういうことにこだわらないみたいです。
日本では考えられませんね。
12月25日が過ぎてもクリスマスツリーを片付けないなんて。
といううちの事務所も、まだツリーを飾ったままなんですが。
日曜日だけど、しかも年末だけど、ミミと二人で出勤です。
今日も寒いです。
台北の今の気温は11度らしいです。
ウルトラライトダウン着て、マフラーして、仕事してます。
(って、たいして寒くないの?)
今のBGMはソニー・ロリンズのコンテンポラリーリーダーズです!
ところで、ジャズの古い録音、元はレコードだったのがCD化される時に、テイク違いの同じ曲を続けて収録することって多いじゃないですか?
あれって好きじゃないんですよね。レコード作るときにその時のベスト録音を選んだんだから、それで良いじゃん。しかもレーベルによっては、2曲続けて入ってるじゃん。(ブルーノートのCDはテイク違いやレコード未収録曲は最後にまとめて入れてあるよね)
ほとんどのジャズファンは、そういうの嫌なんじゃないかな。どうなのかな?ファンとしては、同じ曲でも全てのヴァージョンも聴きたいと思うんでしょうか?
50-60年台のLPレコード録音なんて30数分から45分位までがほとんどだから、今のCDなんて80分収録できるのに、35分しか入ってないのかよ、とか文句言うジャズファンいるのかな?いや〜、いないでしょ。せっかくのCD化だから特典の意味もあるんだろうけどね。私はジャズ研究家じゃないから、そんなの入れてくれなくても良いんだよな。
と、こういうことを言うのは、私がディープなジャズファンじゃないからなのかな?
でもね、同じ曲を続けて入れたら、お得感、コンプリート願望達成感と引き換えに、元々のレコードが持っていた完成された小宇宙的な時間やバランスの感覚が失われちゃうと思うんだよね。そっちのほうが大事じゃない?
例えばロックファンなら誰だって、ビートルズのアビーロードの、最初の曲「カム・トゥゲザー」のヴァージョン違いが2種類続けて収録されてたら嫌じゃない? なにか完全なバランス感覚がが壊されたって感じるでしょ? え、そんなこと無いの?
ラサール・シェルアーナ/ギター・リサイタル(ライブじゃないよ)
一応クラシックギターファンなんだけど、凄く演奏家とか曲に詳しいわけではない。
最近の演奏家のことは殆ど知らないけど、たまには、と思って若い演奏家のCDを買ってみた。
とは言うものの、仕事で疲れて帰って寝る前は、やっぱり保守系の女性ジャズボーカルに癒やされたくて、クラシックギターなんぞ特に聴く気もせず、数週間机の上にほったらかしてあったのだ。数日前にやっと開封して聴いたらなかなか良いんですよ、これが。
躍動感あふれるラモーの『鳥のさえずり』(自身による編曲)
レゴンティの「夢」。うーん、聴いたこと有るなあ。すっごい地味な曲だと思ってたけど、良い曲じゃん。張り詰めた感じの連続するアルペジオからトレモロに移る瞬間はうん、巧い!とうなってしまう。リズムの揺れも非常に気持ちが良いじゃないか。
演奏も専門的なことは分からないんですが、大変好感度が高いですね。
高音の艶のある音色が魅力的で、いやー、やっぱりギターって良いよなあ、ってしみじみ系のアルバムです。
バロックの編曲ものから現代曲まで変化があって楽しいです。
中でも個人的にお気に入りはスペインの作曲家(多分)アセンシオの5曲からなる「内なる想い」。
特に1曲目の内省的な曲調と音色の変化にはうっとりします。
最近のおやすみタイムの定番になってます。
ギターファンには絶対のお勧めです。っていうか、もう有名なのかなこの人。
台北市内のとある喫茶店で「すきやき丼」を食べた。
その店は、一応店構えもメニューも喫茶店なのだが、普通のコーヒー類、サンドイッチなど以外に
丼もの、台湾の麺類、お弁当の類、鍋までそろっているのだ。
こういう店、以前は台北市内にも多かったが、最近減ってきた気がする。
スターバックスを始めとするコーヒーショップや、外資のチェーン店が増えたせいで、
なんでもあり、味は二の次みたいな店は、もう時代に乗り遅れ、競争についていけないのだろう。
だいたい、カウンターの中は2-3人なので、どう考えても食べ物20種類くらいあるってのが変だよね。
当然、業務用のレトルトもしくは冷凍物を使って温めるだけに決まっている。
だいたい味は想像できるものの、朝からパン類しか食べてなかったので、
すきやき丼ってきっと甘めで高カロリーなんだろうな、牛丼をちょっとドロドロした感じかな、
でもまあ60点位で良し、ということで頼んだら。
丼の半分に乗ったパサパサで硬い牛肉と玉葱。、ツユはほとんどなし。
残り半分に載っているのは、卵、人参、きゅうりの細切り。
えーと、これ何?
冷やし中華の具と間違えてない?
この部分もご飯に汁がかかってるわけではない。
どうしてこんな料理が出来上がったのかわからない。
想像以上に不味い。っていうか味がない。
しかしこのゴハンの上の三色はいかにも日本、色的には日本の丼ものだ。
そこで考えた。
台北市内にはどんどん本格日本料理店がオープンしてきている、逆にこういう「なんちゃって日本料理」は貴重になりつつあるのかもしれない。
もともと偽物や勘違いが市民権を得て、オリジナルとは違うけど、その地で独自の進化を遂げ、完成される料理っていうのがあるんだと思う。例えば、日本のラーメンや、カレーライスもそういう道を経て生まれ、完成されたのではなかったのだろうか?
そう考えると、あまり本物志向、本場の味が外国で簡単に食べられるのというのも良い側面ばかりではない。文化というものは最初は模倣や勘違いから始まっても良いのでないだろうか。
だから、こういう偽物っぽい台湾風日本料理と言うものも、私は率先して食べることで守っていきたいと思う。こういうのが淘汰されると、台湾独自の料理文化の発展を拒む一因となりはしないか心配だからだ。
(ウソ)
料理は美味いほうが良いよね。
毎年、制作しているミミカレンダーですが、
今年は、2日ほど前にやっと撮影、
昨日から暇を見つけて、デザインしています。
んが、スタッフの意見がまとまらなくて、困っています。
今年は写真左のような縦長でめくるタイプにしようという意見も出ましたが、
もう写真を撮った後だし、なかなかトリミングや配色の関係でうまくいかない。
多分、いつものようなCDと同じ大きさのアクリルケース入りになると思いますが、
うーん、迷うな。
台湾のスタッフ達は、どうもアクリルケースは場所をとるのがいやらしい。
私個人はアクリルケースのほうが好きなんだけど。
あと写真をいっぱいにトリミングすると、メモが書けないから嫌だとか、
もういろいろ、作り始めてからうるさい。
撮影前に言えよ、まったく。
もっと愛想の良い猫なら、ベストショット12枚選ぶのも簡単だろうが、
ふてくされてないミミの写真を12枚集めるの大変なんだからね。
とにかく明日中にはデザイン確定して来週入稿しないと、
年内には印刷も上がらないっていうか、もう既に間に合わないんじゃないの?
うーん、どうしよう〜