台湾には、日本の演歌が好きな人が多いです。(特に年配の方)
このあいだも、近所でこんな光景を見ました。
台湾人の親子が、何やら日本語の歌を歌いながら歩いてる。
子供「♪ ほねまね〜、ほねまね〜 ♪」。
お父さん「違う違う」「♪ ほねまで〜、ほねまで〜、ほねまで〜あいして〜 ♪ だってば〜」。
おいおい、子供にそんな歌教えて、どうするの?
意味がわかって歌ってるのかな?
先日、日本に一時帰国した際も、いつものように御茶ノ水の昇龍館というホテルに泊まりました。以前も書きましたが、その1階が「ジャズ オリンパス」というジャズ喫茶なんです。そこのカレー(赤いカレー)が、すっごく美味しいんですよね。タモリさんも絶賛ってネットで見たことがあるけど、いらしたことあるんですかね。
その「ジャズ オリンパス」でカレーを食べてるときにかかっていたレコードがすごくかっこ良かったんです。サックスの重厚なアンサンブルに、マンハッタン・トランスファーのようなジャージーなコーラスが絡む、聴いたことのない新鮮な音楽でした。
というわけで、かかっていたアルバムは「スーパーサックス&LA.VOICES 2」でした。
同じシリーズの1がCD化されていたので早速買いました。
まず「スーパーサックス」というグループのことを説明をしますと、 「チャーリー・パーカーの名アドリブを、5人のサックス奏者がそっくりそのままハーモナイズして甦らせる驚異のグループ、」 ということです。初めて聞いたら驚きますよ。こんなこと出来るんだ!!!って感じです。あのスピーディでジェットコースターのようにくねくねした、パーカーのアドリブが、アンサンブルで再現されるんですからね。何枚かアルバムが出ていて、CDで入手できるものもあります。ぜひ聴いてみてください。チャーリー・パーカーなんて知らないっていう方もどうぞ、尻込みせずに。
「スーパーサックス」の 入手しやすいアルバムをの演奏をリンクしておきます。1973年の作です。
「スーパーサックス ウィズ ストリングス」
中古しかないみたいですね。でもダウンロードはできるようですよ。
そのスーパーサックスに、コーラスグループLA.VOICESが参加したのが、「スーパーサックス&LA.VOICES」です。1983年の作です。
スーパーサックスだけでも豪華な演奏なのに、それにコーラスグループが加わり、豪華+癒し度120%のジャズアルバムです。リンクしておきます。お薦めですが、どうでしょう、私はすごく気に入りましたが。
※かなり前「スウィングル・シンガーズ」をオススメする記事を書いたら、つまらんかったというコメントをいくつか頂戴したので、ひょっとして古いジャズのコーラスって、あまり一般受けしないのかなとも思っておりますが、どうでしょう。聴いてみてくだされ。
営業アシスタントのLetticeとBettinaが、三宅デザインのオフィス紹介ビデオを作ってくれました。
デザイナーでもないのに、器用なものですね。音楽の最後に注目してください。