最近買ったCD「マナブ・オオイシ・トリオ/ WISH」

まず、澤野工房の「マナブ・オオイシ・トリオ/ WISH」

日本のジャズにはまったく疎いので、聴くのは初めて。
名前も知らなかった。

うーん、キース・ジャレットとビル・エバンスを足して、
少し判りやすくしたような感じ。

っていうと、あー、なるほど、よくあるタイプね。

と言うことで、みもふたもない書き方だけど、けなしているわけではないんですよ。

これが、結構癖になるんですよ。まずタッチがきれい、ピアノの音がいい。
最近クラシック界でも話題の「ファツィオリ」のピアノを使ってるという事です。

もちろんピアノの音がきれいなのは、楽器が良いからだけではなく、
タッチが非常に細やかだからでしょう、特に弱音がきれい、だと思います。

オオイシさんのピアノはフレーズはもちろんジャズそのものなんだけど、
そのタッチにクラシックの影響があるように思えます。

どんな早いパッセージでも、一音一音が非常にクリアで気持ちがよいし、
響きが柔らかいのに芯のある音、というのでしょうか、そんな感じです。

特にスローな曲の表現が素晴らしいですね。キューンときちゃいます。

最初に書いたように、一聴して強烈な個性っていうのかオリジナリティっていうのか、
もの凄くキャッチーな特徴とか、そういうのは感じない代わりに、
聴きあきない美しさがあると思います。

なんといってもアトリエ澤野のポリシーは
「聴いて気持ちよかったらええやんか」だそうですから、
まさにそのとおりのアルバムなんですね。

最後に収められたソロでの「What A Wonderful World 」も素晴らしい。
オオイシさんのソロも出ていたので、そちらも買ってみようかな、です。

試聴サイト
http://www.jazz-sawano.com/products_243-0-2.html

最近買ったCD「マナブ・オオイシ・トリオ/ WISH」」への4件のフィードバック

  1. 三宅社長さんへ

    どの曲も聴きやすいですね!
    とっても癒されます。

    一曲目を聴いていると、
    ピアノのタッチが繊細なのがよくわかりますね。
    1963年生まれという年代のせいなのか、
    ウィンダムヒルっぽい曲調のものもありますね。

    ジャケット的には前作のほうが好みですけど、
    買ってしまいそうです~。

  2. ちょっと軟弱かなとは思いつつ、けっこう癒されてます。
    ジャケットはちょっとね。もう少し頑張ってよー、ですね。

  3. 記事に関係ないんですけど、週末台湾にお邪魔しま〜す♪
    お忙しいと思いますが、お食事したいです〜
    生ミミちゃんにも会ってみたい〜
    24-26 の間で、どでしょか? メール頂けると、嬉しいです!

  4. Akiさん オーケーですよ。
    またメールシマす。

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