今日の事務所のBGM、ショパンとベートーヴェン

まだ、リモートワークを続けている三宅デザインですが、基本的に、私とマミコと、あと一人の女性スタッフの三人が、毎日出社しています。でも今日は彼女がお休み。

いつも事務所では、仕事の邪魔にならない程度の音量で、バロック音楽や、バッハ、モーツァルトのピアノ曲、あるいは軽いボサノヴァ系の音楽を流しています。

でも、今日はマミコと二人っきり。他のスタッフがいないので、遠慮は要りません。朝から大きめの音量で、マミコの好きなマリア・ジョアン・ピリスのショパン、午後は仲道郁代さんのベートーヴェンのピアノソナタを、ずっと流していました。たまには、仕事しながらショパンやベートーヴェンを聴くのも良いものですね。

ロマン派の音楽は、音の強弱が激しく、仕事のBGMには向いてないですから普段はこういうのは流さないんですよ。スタッフにうるさがられるしね。

ところで、その仲道郁代さんの『ベートーヴェン集成~ピアノ・ソナタ&協奏曲全集』なのですが、最近アップルミュージックでダウンロード購入したんですよ。

それが価格が、なんと200台湾元(約790円)!でした。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32曲・ピアノ協奏曲5曲、全曲録音ですよ、CDだと17枚セットらしいですけど。

ダウンロード購入時に200台湾元って表示されたけど、いくらなんでも、安すぎでしょ。これは間違いじゃ無いの? 請求時は、普通に相応の価格が請求されるものと思ってたら、後日引き下ろされた請求額も200台湾元でした。

これって、なんででしょうね。ただのアップル台湾のミスでしょうか?妙なのは、仲道さんのベートーヴェンのピアノ・ソナタ・シリーズを一枚ずつダウンロードしても、同じ値段、アルバム1枚分、200台湾元なんです。変ですよね。日本のアップルミュージックでも同じ価格かなあ?

私はベートーヴェンは正直言って、よくわからないんですけど、仲道さんの演奏は私にもわかりやすい(気がするので)、毎日少しずつ聴いています。

それと最近、ショパン国際ピアノコンクール(の予備予選)があったとかで、社内の一部(約二人ですが)でショパンブームなので、仲道さんの「ショパニズム 」もダウンロード購入しました。

こちらも、良いですね。私も社内のショパンブームに乗り遅れないように、こちらも毎日少しずつ聴いています。ロマン派の音楽はよく分からない私ですが、仲道郁代さんの演奏はとても素敵だと思います。

仲道さんの演奏をきっかけに、聴く音楽の幅が広がれば良いなあ、と思います。

 

 

クラシックギター の糸巻き交換に挑戦

今年の春から、クラシックギター の練習を再開(30年ぶりに)したって、先日書きました。そのギターなんですけど、30年くらいほったらかしで、何のメンテナンスもしてなかったんです。もちろん練習再開にあたって、弦は替えましたけど。

でも弾いてるうちに、チューニングが激しく狂うんです。最初は弦のせいかと思って、何度か替えてみたんですけど、解決しません。しかも糸巻きが、弦によって非常に硬かったり、柔らかすぎたり、ネジで調節しても治りません。

これは糸巻きごと交換しなきゃダメだな、どこか台北に信用できそうな楽器店さん無いかな? とネットで色々調べたのですが、どうも役立つ情報がありません。

それに、楽器店に頼むと、日本でも1〜2週間かかるみたいなので、いっそのこと自分で、糸巻き交換に挑戦することにしました。

流石に日本のネットは、充実しています。動画で丁寧にギターの糸巻き交換方法が紹介されています。動画やブログをいくつか見て予習して、糸巻きを日本から取り寄せました。台湾で入手できるものは、選択肢があまり無く、かなり安い中国製がほとんどなんです。


日本から取り寄せたのは評判の良い、日本製のGOTOHというメーカーの糸巻き。私が選んだのもは、1万円ちょっと(高い〜〜)(GOTOHでも安価なものもあります)。メーカーによっては、千円台からあるんだけど、もうチューニングでストレスをためたく無いので、思い切って高価なものにしました。


古い糸巻き、かなり黄ばんで、ガタがきています。
弦を巻き上げるネジ山も潰れ気味の箇所があります。


あらかじめ用意するもの。
木工用ボンド、ニッパー、爪楊枝。


なぜ、上のようなものが必要かというと、同じ規格の糸巻きを用意しても、ギターのヘッドに装着する、ねじ穴の位置が微妙にずれていることが多いのだそうです。その場合、ネジ穴に木工用ボンドで、爪楊枝の先をはめ込み接着して、いらない部分をカットし乾いてから、ふさがった穴に新しいネジで止めるということなのです。(詳しく知りたい方は、ネットで調べてくださいね。自信のない方は楽器店に頼みましょう。)

なのですが、古い糸巻きを外して今回用意したものを、嵌めてみると、ネジの位置はぴったり。ネジ穴も大きくなっておらず、うまく装着できました。ラッキー。結局、爪楊枝も、木工用ボンドも必要ありませんでした。


新しい糸巻き(下)と古い糸巻き(上)


交換成功。

夜中までの作業になるかもと思ってたのに、1時間もかからなかった。良かった。