クラシックギター の糸巻き交換に挑戦

今年の春から、クラシックギター の練習を再開(30年ぶりに)したって、先日書きました。そのギターなんですけど、30年くらいほったらかしで、何のメンテナンスもしてなかったんです。もちろん練習再開にあたって、弦は替えましたけど。

でも弾いてるうちに、チューニングが激しく狂うんです。最初は弦のせいかと思って、何度か替えてみたんですけど、解決しません。しかも糸巻きが、弦によって非常に硬かったり、柔らかすぎたり、ネジで調節しても治りません。

これは糸巻きごと交換しなきゃダメだな、どこか台北に信用できそうな楽器店さん無いかな? とネットで色々調べたのですが、どうも役立つ情報がありません。

それに、楽器店に頼むと、日本でも1〜2週間かかるみたいなので、いっそのこと自分で、糸巻き交換に挑戦することにしました。

流石に日本のネットは、充実しています。動画で丁寧にギターの糸巻き交換方法が紹介されています。動画やブログをいくつか見て予習して、糸巻きを日本から取り寄せました。台湾で入手できるものは、選択肢があまり無く、かなり安い中国製がほとんどなんです。


日本から取り寄せたのは評判の良い、日本製のGOTOHというメーカーの糸巻き。私が選んだのもは、1万円ちょっと(高い〜〜)(GOTOHでも安価なものもあります)。メーカーによっては、千円台からあるんだけど、もうチューニングでストレスをためたく無いので、思い切って高価なものにしました。


古い糸巻き、かなり黄ばんで、ガタがきています。
弦を巻き上げるネジ山も潰れ気味の箇所があります。


あらかじめ用意するもの。
木工用ボンド、ニッパー、爪楊枝。


なぜ、上のようなものが必要かというと、同じ規格の糸巻きを用意しても、ギターのヘッドに装着する、ねじ穴の位置が微妙にずれていることが多いのだそうです。その場合、ネジ穴に木工用ボンドで、爪楊枝の先をはめ込み接着して、いらない部分をカットし乾いてから、ふさがった穴に新しいネジで止めるということなのです。(詳しく知りたい方は、ネットで調べてくださいね。自信のない方は楽器店に頼みましょう。)

なのですが、古い糸巻きを外して今回用意したものを、嵌めてみると、ネジの位置はぴったり。ネジ穴も大きくなっておらず、うまく装着できました。ラッキー。結局、爪楊枝も、木工用ボンドも必要ありませんでした。


新しい糸巻き(下)と古い糸巻き(上)


交換成功。

夜中までの作業になるかもと思ってたのに、1時間もかからなかった。良かった。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。