「アビー・ロード50周年記念エディション」買いました。

ビートルズの「アビー・ロード50周年記念エディション」買いました。
HMV から今日届きました。今聴いてます。


私が買ったのは2CDエディションです。

 

以前も書きましたが、ビートルズの「アビー・ロード」は初めて自分のお金で買ったレコードです。小学校6年生のときでした。毎日のように聴いていたので、母親がうるさがっていたのを覚えています。当然ビートルズで一番好きなアルバムです。ちなみに二番目に好きなのは「ラバーソウル」です。

1曲めのカム・トゥゲザーから、昨年のポール・マッカトニーのコンサートでも演奏されたB面のメドレーまで、いつ聴いても興奮します。

今回のリミックスは大変嬉しいです。従来のCDと聴き比べないと、はっきりとはわかりませんが、当然音質は良くなっています。各楽器や歌はクリアになってる印象です。

カム・トゥゲザーは、ベースが強くなって、超気持ち良いです。サムシングはヴォーカルが強調されたようです。ストリングスもクリアに拡がった印象です。

その他、いろいろありますが、昔、夢中になって聞いた方、是非入手してください。従来のアルバムを持っていても、買う価値があると思いますよ。

合わせて買った雑誌「レコードコレクターズ」も今回の「アビー・ロード50周年記念エディション」特集で、詳しく1曲ずつ、どこが変わったか記されています。他にもアビーロードに関する記事が盛りだくさんで、こちらも一緒に買って読みながら聴くとテンションが上がりますよ。

 

福田進一、エドアルド・フェルナンデス in 台北

日曜日に、福田進一さんとエドアルド・フェルナンデスのギターコンサートに行ってきました。

場所は国家演奏廳(国家音楽廳の地下の小ホール)です。2019年の台北ギターフェスティバルのプログラムの一つです。

キューバの作曲家兼指揮者(以前はギタリストでもあった)レオ・ブローウェルを招き、インタビューをしながら、福田さん達の演奏によるブローウェルの曲を聴くという、ちょっとマニアックな内容でした。

ブローウェルの作品は、曲によってはなかなか叙情的で聴きやすいのですが、やはり現代曲ですからね、いわゆる現代曲的な難しい曲もあります。

私は、特に「黒いデカメロン」(これは聞きやすい曲です)という曲が好きで、CDでも親しんでるフェルナンデスの演奏で聴けて良かったです。

えーと、後は特に印象に残ったのは福田さんの演奏による「悲歌 – 武満徹の思い出に」。
ちょっと難しく感じるところもありますが、大変叙情的な美しい曲です。

福田さん、ちょっと太りましたね。

というわけで、現代曲ばかりにもかかわらず、熱心なギターファンが、大勢(?)聴きに来てて、なかなか良いコンサートでした。

ゼンハイザーMOMENTUM Free買いました。

懸案事項のゼンハイザーの、ワイヤレスイヤホンMOMENTUM Free 左右一体型を買いました。
初めてのワイヤレスイヤホンです。嬉しい。

買ったのはいつもお世話になっている、品嘉音響(Web)です。あいにく試聴に使ったものしかなくて、1〜2週間待てば新品が入るのだけど、週末にすぐに使ってみたくて、現品を割引価格で買っちゃいました。私ってせっかちなんです。

週末に使った印象です。
当然だけどすごく便利、ワイヤレスがこんなにストレスが軽減されるとは思わなかったです。喫茶店で使ったり、繁華街を歩いたりしてみましたが、全然、音は途切れることはありませんでした。
操作も簡単、マニュアルには日本語がなかったけど、ネット上でダウンロードできるので問題ありませんでした。当然、日本で買われる方は、日本語のマニュアルが付いていると思います。

音質は、ワイヤレスだから多少は妥協しないと、と思っていたのだけど、想像以上に良いです。高音質です。低音が適度に強くバランスも良いと思います。これまでは主に有線のゼンハイザーIE60を使用していたのですが、それほど遜色ありません(多少は違うけどね)。ゼンハイザーらしい自然な音質とバランスです。よくは理解してないのだけど、ワイヤレスってことは、音源が圧縮されてイヤホンから聞こえるということみたいだけど、今まで有線のイヤホンで聞いてたのと変わらない感じですね。

音質、操作性ともに満足ですが、一つだけ小さな不満があるとすれば、イヤホン本体の裏が磁石になっているのだけど、その磁力が弱すぎて、あまり役に立たないことです。首からかけていて不使用時に磁石をくっつけ落下防止、ということみたいだけど、軽いし、首からかけてただけでは落としちゃいそうで、ちょっと怖いです。

イヤピースが耳から外れやすいとどこかで書いてる人がいましたが、私的には大丈夫でした。IE800のようなことはありませんですよ。(あれはちょっと、日本人の耳には無理ですよね)

私がよく聴くのは、ジャズやクラシックです。今回試聴したのは昨年出たCarme Canela の「 Ballads」、その他、以前紹介した、エミリー・クレア・バーロウの「Very Thought of You」など。

私の場合、通勤にほとんど時間がかからないので、昼食時や車での移動時、残業時などに使用することになりそうです。多分これからは、このMOMENTUM Free がメインになると思います。

カセットテープのデジタル化

ウチに古いカセットテープがたくさんあるんです。ラジオのエアチェックや、人から借りたレコードのコピーとか。
レコードのコピーは、またCDとか、ダウンロード音源とかで入手できるとしても、ラジオから録音した演奏会の録音とかは貴重なものもあり、なんとかデジタル化したいと思い、TEACのターンテーブル/カセットプレーヤー付CDレコーダー「LP-R550USB 」を買いました。どの機種を買うか迷ったのですが、レコードも簡単にCDにコピーでき、パソコンにUSBで繋いでデジタル化できるというのでこれにしました。ターンテーブル付きなので、ちょっとでかいのがたまに傷ですが、テープもちゃんとむらなく走行します。
暇を見つけては、カセットテープをマックにつなげてデジタル化しています。先日アップした、私のクラシックギターの発表会や、真実子の学生の時の歌のテープなどもデジタル化したものです。懐かしいです。
カセットテープの時代は、ソニーのカセットウォークマンで音質にも満足していましたよね。 ところが今は、mp3では音質が悪いとか、CDよりSACDだとか、やっぱりハイレゾ音源が良いとか言うようになりました。私達が使ってたカセットテープなんて、今考えると、音良くなかったですよね。贅沢な時代になりましたね。
三宅デザインの、新人アシスタントの女性はカセットテープって「聞いたことあるけどよくわからない」だそうです。

1991年、クラシックギター発表会、ショーロス1番

1991年、ギター発表会での演奏です。
昔の話なので、動画はありません。
カセットテープからデジタル化したものです。

ギターを始めて3年位のときです。 今はもう弾けません。

最近、少し時間が取れるようになったので、またクラシックギターを始めましたが、
悲しいことに全く弾けません。
全くの初心者並みです。ソルの初歩の練習曲の楽譜を買って、週に何度か練習しています。

また、機会があれば動画をアップします。

それでは、よろしく哀愁〜

最近読んだ本

3日間の連休があったので、以前から気になっていた、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。文庫になったしね。皆さんご存知かと思いますが、ピアノコンクールの話です。文庫だと、上下2巻に分かれた、かなり長い小説ですが、本当に最初から最後までピアノコンクールの話なんで、驚きです。濃いです。

読んでると、当然のごとく文中に出てくるピアノ曲が聴きたくなります。私はバロック音楽とかは好きなのですが、ここで語られるようなロマン派や近代のピアノ曲には全く疎いんです。なので、曲名が出てくるたびに、どんな曲なんだろうとウチにCDもないしなあと気になって、iTune musicやYoutubeで曲を探して聴きながら読みました。

この話に出てくるピアノコンクールって、わりとレベル高めなので、弾かれる曲もスクリャービンとか、バルトーク、リスト、ドビュッシーの練習曲とか、聴いても私にはよくわからない曲が多くて、ちょっと戸惑いました。かといって、小説自体は全く難しくありません。平易な文章なので、登場人物に感情移入できるっていうか、いやでもしてしまうし、ピアノコンクールを通して様々なストーリーが語られて、思わず引き込まれます。私、本を読むのは遅い方だと思いますが、三日間で時間のあるときは、やめられずずっと読んでました。

登場人物が、その後どんな活躍するんだろう、その後の物語も読んでみたいですね。というわけで、素敵な小説です。クラシックファンでなくても絶対楽しめると思いますよ。未読の方は是非。

※読み終わる頃発見したのですが、この小説に出てくる曲を収めたCDが出てるのですね。
2枚組みのものと、8枚組みのものがあるようです。
買おうかなと、ちょっと迷ってます。

 

 

 

スーパーサックス&LA.VOICES

先日、日本に一時帰国した際も、いつものように御茶ノ水の昇龍館というホテルに泊まりました。以前も書きましたが、その1階が「ジャズ オリンパス」というジャズ喫茶なんです。そこのカレー(赤いカレー)が、すっごく美味しいんですよね。タモリさんも絶賛ってネットで見たことがあるけど、いらしたことあるんですかね。

その「ジャズ オリンパス」でカレーを食べてるときにかかっていたレコードがすごくかっこ良かったんです。サックスの重厚なアンサンブルに、マンハッタン・トランスファーのようなジャージーなコーラスが絡む、聴いたことのない新鮮な音楽でした。

というわけで、かかっていたアルバムは「スーパーサックス&LA.VOICES 2」でした。

同じシリーズの1がCD化されていたので早速買いました。

まず「スーパーサックス」というグループのことを説明をしますと、 「チャーリー・パーカーの名アドリブを、5人のサックス奏者がそっくりそのままハーモナイズして甦らせる驚異のグループ、」 ということです。初めて聞いたら驚きますよ。こんなこと出来るんだ!!!って感じです。あのスピーディでジェットコースターのようにくねくねした、パーカーのアドリブが、アンサンブルで再現されるんですからね。何枚かアルバムが出ていて、CDで入手できるものもあります。ぜひ聴いてみてください。チャーリー・パーカーなんて知らないっていう方もどうぞ、尻込みせずに。

「スーパーサックス」の 入手しやすいアルバムをの演奏をリンクしておきます。1973年の作です。
「スーパーサックス ウィズ ストリングス」


中古しかないみたいですね。でもダウンロードはできるようですよ。

amazonの紹介ページ>>

そのスーパーサックスに、コーラスグループLA.VOICESが参加したのが、「スーパーサックス&LA.VOICES」です。1983年の作です。


スーパーサックスだけでも豪華な演奏なのに、それにコーラスグループが加わり、豪華+癒し度120%のジャズアルバムです。リンクしておきます。お薦めですが、どうでしょう、私はすごく気に入りましたが。

※かなり前「スウィングル・シンガーズ」をオススメする記事を書いたら、つまらんかったというコメントをいくつか頂戴したので、ひょっとして古いジャズのコーラスって、あまり一般受けしないのかなとも思っておりますが、どうでしょう。聴いてみてくだされ。