今、漫画家の西原理恵子さんが、台湾へ旅行で来ているようだ。
(ちなみに、サイバラって読みます。ニシハラではないです。)
彼女の漫画も好きだけれど、このあいだ読んだ
“この世でいちばん大事な「カネ」の話”は良かったなあ。
これは、漫画じゃなくて、エッセイ(って言っていいのか?)。
広告批評の最終号も、先週台北の紀伊國屋書店に届いたので、
日曜日に読んだ(と言っても、いつも巻頭の橋本治さんのところしか
読まない)。
これは定期購読していたもの。これで最後。休刊になったので。
この最終号を含めて、橋本治さんの最後の何回分かは、確か、
単行本にも収めないらしいので、ずっと取っておくつもり。
どちらも、読んだあと、人生について、考えてしまった。
私は3月ごろからずっと長いトンネルに入っている。
まだ抜け出していない、気がする。
でも、これでいいのかもしれない。
抜け出す必要もないのかも。
台湾が好きで、偶然訪問したこちらのBlogを長く読ませていただいています。
多分、三宅さんと同世代だと思います(違っていたら失礼)。
私は、西原理恵子さんと同じ1964年生まれで、彼女の作品はよく読んでいました。
今回Blogで紹介されていた「かねの話」も読みました。自分の根元にあるとても大事な事。それが1つでもあれば、なんとか生きて行けるんだな、そういった感想を持ちました。
東京では、殺伐とした状況でまた今日も電車が止まりました。でも、大好きだった人が亡くなって、その人の歌を久しぶりに聞いたら、何故かもう少し、頑張ろうという気分になりました。
君が僕を知ってる、トランジスタラジオ、上を向いて歩こう、スローバラード、そして帰ないふたり。
何かを無くして、その代わり、前に進むガソリンをもらったGWでした。
とりとめも無くてスミマセン。
かんさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
私も若いころ、RCサクセションを聴いていました。
カセットに、手書きで曲名を書いていたのを覚えています。
昔好きだった曲を聴くと、簡単にその時代に戻れますね。
今のように、聴きたい曲がすぐに手に入る訳ではなかったので、レコードを借りたり、ラジオを録音したり、苦労しました(もちろん、お金に余裕がある人は、そんなこと関係ないのでしょうが)。私は今の停滞期を抜けたら、また、10年後に振り返ったときに、思い出す何かをやっているのでしょうね。
そのときは気づかなくても。
私こそ、とりとめもなくて、スミマセン。