私が持っているこの2冊の写真集は、いずれも現在屋久島に移り住んで
いらしゃるカメラマンの作品です。
大沢成二さんの「屋久島」は、台北で、日本のアマゾンに注文しました。
山下大明さんの「月の森」は、日本で購入しました。
私が屋久島へ行ったとき、偶然、このお二人に出会ったんですよ。
大沢さんは、山で写真を撮っていらっしゃいました。
山下さんは、宿のご主人に誘われて参加した俳句の会に来ていらっ
しゃいました。
屋久島は人口は決して多くはありませんが、島の面積は日本の中でも、
大きな部類に入ります。
そこで、偶然にも、自分が好きな写真集の作者にお会いできたのは、
運が良かったんですね、きっと。
山下さんの写真展が、ちょうど開かれていたので、そこへも行って
みました。
現代の社会では、夜は危ないから、一人でひと気のないところへは
行かないように、なんて言われますが、この写真集を見ていると、
怖いけれど、夜の森に行ってみたくなります。そして、雪の山にも。