何日か前、同僚からタクシーの初乗り料金が
値上がりするかもしれない、しかも、
現在の70元（約255円）から一挙に100元（約365円）に
なる可能性もありと聞いて、わりとショックを受けた。
私はすっごく貧乏ではないが、小金持ちで大金持ちでもない。
だから、この30元の値上げはきつい気がするのだ。
台北の生活の良いことに１つに、物価に比べて、
タクシー料金が安いっていうのが私の中にある。
だから、普段は、時間と体力の消耗を考えると、
バスよりタクシーを利用することが多い。
それが、初乗り100元だと思うと、気軽に乗れない。
タクシーに乗る度に、自分が分不相応な贅沢を
している気がすると思う。
70元なら、二人でバスに乗っても30元。
40元の差なら、タクシーでもいいや、って
自分で言い訳しながら乗れる。
昨日、タクシーの運転手に値上げのことを聞いてみたら、
ひとりは「台北はタクシーが多すぎるよ。政府の規制が
緩いから、タクシーが増えて、結果、儲からないって
ことになるんだよね。」
もうひとりは「タクシーは儲からない…」
と愚痴っていた。
「高雄はもう初乗り90元だよ」なんて言っていたけれど、
本当なんだろうか？

今朝乗ったタクシーの前で、信号街してたおじさん。
上半身裸、そして短パン（っていうかトランクスみたいだ）。


信号が青に変わる前に飛び出していたから、
青になったときは、随分先を走っていた。
いくら暑くても、太陽に直接肌をさらすと、
余計に暑く感じるじゃないかと思った。
まあ、人のことだから良いけど。