Gettinng Romantic

前回の日記に書いた、スウィングル・シンガーズの「Gettinng Romantic」を
何回か聴いていると、なんだか原曲が聴いてみたくなって、タンスの中を探してみた。
あまり、この手のCDは普段聴かないので、タンスの奥に隠れている。
ベートーベンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ5番(スプリング・ソナタ)は何種か持っていた。
ピリスとデュメイの3枚組の全曲集。ピリス&デュメイだし、ベートーベンだし、
持ってた方が良いのかなあとおもって買ったが、あまり聴いてないような気がする。
で、スウィングル・シンガーズの歌っているのは3楽章の「スケルツォ」。
なんで、有名な1楽章を歌わないのだろう?。
長すぎるし、案外スキャットで聴いても面白みが無いのかも知れない。
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次は同じくベートーベンのピアノソナタ、12番 op26のアレグロ。
これは、聴いたことないし、CDも持っていないようだ。
アラウの弾いたベートーベンのピアノソナタを何枚か持っているのだが、
それには入っていない。
グレン・グールドのベートーベンも持っていたはずだが見つからない。
グルダのCDに26番「告別」が入っていたので、
これかとおもったら、これは26番 op81a。
フンッ。
ショパンのエチュードは、アシュケナージのCDがあった。
コンピュータのハードディスクには、ペライアの録音が入っているのだが、
CDがなぜか見つからない。
私にはショパンや、シューマンやシューベルトの良さが未だに良く分からない。
シューベルトの何番か忘れたけど、やたら長いピアノソナタがあったと
おもうが、何回か聴いてみたが、さっぱり良さが分からない。
仕事しながらのBGMとしても、最後まで聴く気に慣れないし、
なんでこんなのが名曲といわれるのか、見当もつかない。
だから、どうだ、ということもないが…何でだろう。
というより、世間一般に評価されている音楽が
自分に理解出来ないのはおかしい、という傲慢な考えが
どこかあるんじゃないだろうか。
だから、どうして分からないんだろう、不思議だ、
などと偉そうなことをおもう、のではないだろうか?
などど書くのも、やはり自尊心のあらわれ、ではないだろうか?
というのは、ただの自意識過剰だろうか。
おっと、また悪いクセが…
ショパンのノクターンやバラードの何曲かは
最近少し良いなあと感じるようになった。
それでも頻繁には聴かない。
でも、スウィングル・シンガーズの「Gettinng Romantic」に入っている
ショパンのエチュード10-6はこのアルバム中で
一番好きな曲だ。良い、本当に凄く良い。
でも原曲はどんなんだか、CDを持っているのに
聴いた覚えがない。
ペライア盤を聴いてみたが、やっぱり良い、
ショパンってこういう良い曲もあるんじゃないか、などと
クラシックファンの大顰蹙をかうようなことをおもった。
続く

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