「本屋大賞」中2賞

今年から「本屋大賞」に中2賞という部門が出来ました。
「中2男子に読ませたい」というコンセプトとのこと。

『本の雑誌増刊号「本屋大賞2011」』

 

に受賞作、ノミネート作、面白そうな本が沢山紹介されていました。
メインの「本屋大賞」と違い、ノンフィクションもありです。
今年の出版でなくてもオーケーのようです。
ウェブで紹介されているのは受賞作のみです。
ノミネート作の紹介や紹介文が載っています。

ウェブサイト(受賞作の発表)>>

 

とりあえず、受賞の1冊、
●「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス」
北尾トロ (著)(朝日文庫)

 

とノミネートの1冊
●「六枚のとんかつ」

蘇部 健一 (著)」(講談社文庫)

を買ってみました。

 

「六枚のとんかつ」は、かなり大バカのミステリー。
ユーモアミステリーというより、バカミス。
下ねたも非常に多いです。

これは10代の人達に薦めて良いものかどうか、
うーん、良いのでしょう。

人を喰ったトリックと謎解き、ありえないシチュエーションと、
くだらないギャグ。

ここまで下品でくだらないミステリーは初めてです。
今ひとつの短篇もあるけど、「しおかぜ17号四十九分の謎」なんていうのは、
バカミス史上に残る傑作だと思います。

ミステリーファンで未読の方はぜひ。

「君は他人(ひと)に鼻毛が出ていますと言えますかデラックス」は次回。

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