昨日の早朝、マニラを発って、10時半過ぎには、
もう台北の事務所の、自分の席に着いていました。
数時間前までフィリピンにいたんだなあ…と、
仕事をしながらも、時々、密かに旅の余韻に浸っていた私です。
フィリピンで、いちばんの思い出は、何と言っても、
ダバオの海で、普段着のまま、深~い海で泳いだことです。
5日目に半日ほど、海へ連れて行ってもらったんですが、
まさか、海に入るなんて、考えてもいませんでした。
私、マリンスポーツには縁がないので。
ここは、早朝のダバオのビーチ&レストラン。
満潮で水が、レストランのすぐ側まで来ています。
日本人などの外国人がたくさん来るビーチとは少し趣きが
異なります。地元の人が楽しむ所のようです。
綺麗な海水で、魚が泳いでいるが見えました。
このビーチからクルージングに出発すると聞いたとき、私は、
てっきり、観光船に乗るのだと思っていました。
なので、“ボートにトイレは付いているの?”なんて、バカな質問
をしてしまいました。
その後よくよく聞いてみると、中型のボートをチャーターしているのだと…
小型のボートじゃないから大丈夫だと…
で、実際に目にしたボートは、私の基準では、小さな漁船…
つまり、年季の入った木造船でした。
ここから、出発。乗客は、私と先生三人だけ。
私は、船酔いしないかと、心配になりました。
覚悟を決めました。
若い船頭さんが、前に一人、そして後ろに二人ほど補助をする人。
背中に海の男の哀愁を感じて、気を紛らわせます。
途中で見かけた、小さな島と建物。干潮時には、陸が見えるそうです。
建物の近くまで行くと、水がだいぶ引いて、浅くなっていました。
で、怖かったけれど、恐る恐る降りてみました。
平気な顔をしていますが、ちょっとビビっています。
海の真ん中で、船から降りるなんて、私の人生初のことです。
でも、海の透明さに、感激しました。
そして、その後、更に深い場所で、船を止めると、みんなが、
“ここから、向こう岸まで泳いで行くよ!”と言うのです。
え!そんなの、聞いていなよ!冗談でしょう?
でも、先生たちは、次々と船から降りて行きます。
しかも、船の周りで、楽しそうに泳いでいるではありませんか!
暫く考えてから、こんなチャンス、もう2度とないかも知れない、
じゃあ、私もやってみるか、と決心して、普段着のまま、
船からドボーン!
つめたーい!でも、気持ち良〜い!
相当深い場所だそうですが、船がすぐ側にいるし、若いけれど
ベテラン先頭さん達が3人も船から見守っていてくれているし、
救命具も付けているし、先生達も、ちゃんと私のことを面倒みて
くれているし(つまり、私、お姫様状態)、全然怖くない。楽しい!
結局、岸まで泳ぐのは嘘でしたが、久しぶりに泳いで満足でした。
お昼に、スタート地点に戻りました。
引き潮です。水がはるか遠くへ行っていました。
ここで、先生のお母さんが作ってくれたお弁当などを食べて、
岐路につきました。
そのあとは、もちろん、英語の勉強…
〜おまけ〜
先生達の言っていた、小さなボートとは、このサイズです。
これだったら、ビビリの私は、拒否していました。
着衣遊泳、貴重な体験!
ハードな英語レッスンの息抜きを企画して下さった?
色々な事にチャレンジされる真実子さん、素晴らしいです。
真由美さん
着衣遊泳って、後が気持ち悪いですね。
多分、はじめての経験です。
真由美さんも、機会があったら、ぜひ、
ダバオへ行ってみてください。