鴨田米

毎年この時期に開かれる、フードフェアへ行って来た。
いちばん私の興味を惹いたのは、この鴨さんたち。
台湾には「鴨田米」というものがあるようだ。
知らなかった。
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フェア初日(6月21日)の鴨さんたち。
はりきっている、ように、見える。

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しかし、最終日(24日)は、もう、お疲れのようだった。
なぜ、鴨田米というのかは、
調査不足のため、後日報告します。
田んぼに鴨を放し飼いしているのかな?
鴨とアヒルのちがいもよく分からない….

鴨田米」への3件のフィードバック

  1. これは日本の一部で広まって、それが報道されて台湾の一部でも始った自然農法(又は低農薬農法)ですね。
    (当時NHKが報道した後に、台湾の新聞・テレビ局がニュースや農業特集で取り上げ、鴨の養殖が盛んな台湾でこそやるべき農法だと解説されていました)
    飛べないようにした水鳥を田植え後の水田に入れて、雑草や虫を駆除してもらうという農法で、これにより水を張っている2ヶ月程の間の除草薬が必要無くなるという農法です。
    似たものに鯉等淡水魚を放つバージョンがあります。(鳥も鯉も実際は稲と稲の間を掻き回して雑草の繁殖を妨げているようです)
    除草や除草剤散布の手間が省ける反面、防鳥・防犬猫等の対策の為に、柵や網で全面囲うの等の手間がかかり、大きくなった鴨や鯉を売ってもあまり大きな金銭的・体力的メリットは無いとか。
    最近はこれよりも、天然素材の不織布に種籾を織り込み、ドロ田の上に敷き詰めて栽培する方法の方が人気のようです。
    こちらの方法だと苗の管理、田植え、除草の必要が無く、これからの稲作で主流になり得る存在だとテレビや雑誌で紹介されていました。

  2. yamaguchiさん
    やっぱりそういう農法だったんですね。
    それにしても、いろんな事にお詳しいですね。
    昨日、スーパーで、この鴨田米をさがしたけれど、見つかりませんでした。

  3. 私の友達が自家消費分をこの方法で栽培していました。
    収量も良く、美味しい米が獲れるとのことで毎年実行していたのですが、成長した鴨を一晩で全て盗まれる被害に遭いこの方法を止めました。
    そのうちこの米をもらって試食してみようと考えていたのに残念です。
    この鴨は貸付専門の業者がおり、一定料金で雛を貸し付け鴨が成長してその役目が終わったとき回収するのだそうです。

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