一昨日の総統選挙は、国民党が勝ちましたね。
前回の記事で、投票率は80%を超えたらしいと書きましたが、実際は、
74.38%だったそうです。すみません。
旧正月の休みの一週間前の選挙で、多くの南部出身の人は、故郷に帰って
投票することができなかったとか(旧正月には帰省しければならないので、
2回帰ると金銭的にも大変ですし、仕事も休み前でいちばん忙しい時期です)。
また、学生も期末の試験中で、やはり帰省が難しかったと聞いています。
例年、総統選挙は3月に行われるのですが、今回は、1月。
南部は民進党の支持者が多いので、この時期の選挙は不公平だと、
昨日乗ったタクシーの運転手は嘆いていました。そして、日本の人に、
このことを伝えて欲しいと。
彼も、南部出身で、投票できなかった一人です。
話を聞いていて、せつなくなりました。
私には、実際、自分の目で見て感じてみたいものが沢山あります。
今回の総統選挙の事務所もその一つでした。
実際に行ってみました。
ここは、松江路にある民進党、蔡英文氏の台北選挙事務所。
板橋が総本部だそうですが、少し遠いので、 そこへは行っていません。
今、後悔しています。
ここは、八徳路にある国民党、馬英九氏の選挙事務所。
2棟のビルを使っています。さすがですね〜
一昨日の投票日の台北は、とても暖かく、天気もまずまずでした。
でも、夕方から雨がぽつぽつと降り出し、夜になって開票が
進むにつれて、雨脚が強くなりました。
月並みな表現かもしれませんが、あの雨は、民進党支持者の流している
涙のような気がしてなりませんでした。
今回は国民党が勝利しましたが、結果はどうあれ、
台湾の人たちが、幸せに過ごしていけるよう、願ってやみません。
こんにちは。
民進党の勝利を願っていましたが国民党の勝利で台湾どうなっちゃうんだろうか…と正直心配になりました。
「台湾南部の民進党支持者に不利な選挙」という内容ははやくもツイッターでまわってきました。だから台湾の実情が必ずしも反映されてないと。
日本のマスコミ報道は相変わらず韓国や大陸に気を使いながらですが
日本の若い人たちの間では台湾の好感度、関心度は高まっていると思います。
台湾の人たちが幸せに過ごしていけるように私も願ってます。
橋本さん
こんにちは。
以前、戒厳令が敷かれていたときの台湾のことを、
よく知らないのですが、想像するに、今とは比べものにならないくらい、
自由がなかったのではないかと思います。
でも戒厳令時代を経験した人たちも、どんどん昔のことを忘れ去っていく
のかも知れませんね。
ましてや若い人たちは…