先週、土日を利用して、東京に帰って母の顔を見てきました。
持病の膝、背骨の痛み以外に、昨年の暮れから、胃、鼻、目など
の調子が悪いようで、週に何度も病院へ行っています。
80歳を過ぎてますが、電動自転車に乗って、さっそうと病院へ
向かう姿は、とても調子の悪い人には見えないのですが...
母は私と違って、スポーツウーマンで、60歳過ぎまでテニスの
選手で全国大会に出たり、コーチをしていて、膝を痛めてからは
手先が器用なので、いろんな手芸にトライしていました。特に
アートフラワー(布)は、趣味の域を越えて、結婚式のブーケ
などの注文が来るようになっていましたが、70歳の半ばに義母の
介護で山形に住むことになり、だんだんと自分の趣味を続けるの
おっくうになったようです。
義母を看取って、東京へ戻り、次は父が倒れその看病に追われ、
父を看取ってからは、何もする気力が出ないようで、今は、毎日、
近所の人たちと、ブティックや喫茶店などに集まって、病気の話をして、
過ごしています。
先週帰ったとき、母の作った布の花の一部を出して一緒に見てみました。
売ってしまったものがかなりあるので、そんなには残っていないのですが、
それでも、どの部屋も母の花がたくさん飾られています。
もう一度、好きだった花作りを始めたら、少しは病気のことを
忘れるのではないかと思うのですが、本人は頑として、もう
すべてやり尽くしたと言って私の提案を受け付けてくれません。
こういう気持ちは、自分がその歳にならないと分からないのかも
知れません。
素敵&素晴らしい、お母様ですね。
色々な事をされ今は、お友達とのお喋りが一番楽しいと思います。
又そのうちに何か、もっと楽しい事を見つけられるのでは?
僅かな時間を利用して、お母様の顔を見に帰国される真実子さんも
素晴らしいと思います。
“この歳まで生きる事がどれだけ大変か・・・
あなたもこの歳になればわかる時がくるかもね”
先日の私達、母娘の会話でした。
母の言葉が胸にきました。
自分がその歳にならなければわからないかも・・・
家族としてその事に気付くのは、そう簡単な事ではないと思います。
真実子さん とても孝行娘ですね。
真由美さん
母は、少し特殊な家に嫁いだので、変わったな人生を歩んで来ました。
それでも、明るく強く生きて来られたのは、母の楽天的な性格と、
自分に対しての絶対的な自信が、幸いしたのだと思っています。
私はその母の血を受け継いでいるのかどうか…まだまだこの歳ではわかりません。
tanzuさん
お母さまのお言葉、素敵ですね。
本当に人生っていつまでたっても分からないです。
分かろうとしても無駄ですね。
だけど、いつまでも、勉強は必要だなと感じています。