日曜日の夜は

●前に日本で買ったDVD「夜の大捜査線」を観た。
以前(30年くらい前!)観たことがあるがあまり覚えてないのもあって、最高に楽しめた。
●シドニー・ポワチエもロッド・スタイガーも素晴らしい。
ウォーレン・オーツにいたっては、もう俳優が演じてるなんて信じられない。アメリカ南部の小さな街の警官が実際に演じてるとしか思えない。ストーリー、脚本、カメラワーク、全てが素晴らしい。久々に猛烈に感動した。ノーマン・ジェイソン監督、ロッド・スタイガー、撮影監督らの音声解説があり、これも面白い。とういうわけで二回続けて観てしまった。
●なかでも撮影監督の秘話が非常に面白い。夜の田舎町の駅の照明をどうやってコントロールしたか。留置場、検死場面での照明、ガラスに俳優を映り込みを作る為の工夫。そういったテクニカルな部分にも興味をそそられるが、どうして、こういう照明やカメラワークが必要なのか?主役二人の緊張感を演出するためには、どうフィルムにおさめるべきなのか?プロとして当たり前なのかも知れないが、とことん細部までこだわるその真摯な態度に感動してしまう。
●先週の週末は、先日のコメント欄にあった「キャットピープル」を探したのだが、台湾ではDVDが出てないようだった。ので、ウチにあった日本版のDVDでルネ・クレール監督の「奥様は魔女」を観た。軽くて笑えて楽しめる。魔女約の女優がとてもチャーミングで良かった。
続く…

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