昨日のつづきです。
正面玄関を入ったところです。
右側の壁に掛かっているのは、セイコーの古い時計。
「SEIKOSHA」と書いてありました。
この時計の前で、女優の樋口可南子さんが座っている写真が
載っている、彼女のエッセイをご主人から見せていただきました。
(なぜか、写真にはホテル名のクレジットがなかったです)
入り口の左側には、またまた古そうなたばこの自動販売機。
玄関右側には、この建物にはそぐわないようなドアがあります。
実は、これは、戦後、進駐軍がやって来た時に、靴を脱がない部屋が欲しいと
言われて、作った洋間の入り口なのです。
今では食堂として使われています。
当時、使われた、音響設備も一部残っています。
明日につづく。