今回の帰国時、後半は仕事でお世話になった方々にご挨拶をするため、
仙台へ赴きました。
そして、すべて仕事が終わった後、一日かけて、震災で被害の大きかった、
石巻と、松島を訪れてみました。
まず、石巻に到着後、船で震災報道の際初めて知った、猫のたくさんいる島
“田代島”へ。
この日は、珍しく、まあまあのお天気。
田代島も、震災の跡がまだまだ残っています。
下の写真の山肌がむき出ている部分も、復旧工事が行な
われていました。
写真中央あたりの、日本風家屋は、公衆トイレです。
支援金で建てられたものです。清潔で気持よく使えました。
さて、猫はどこにいるかというと、島じゅう至る所にいる訳ではなく、
私が行ったときは、やはり、人の気配がするところにいました。
(ご飯がもらえると期待して)
ここは、島で唯一開いているお店。
所謂、よろず屋です。
そこに、いました、いました。たくさん。
船の中で、“猫に餌を与えないでください”と言われたけれど、
やはり、お腹をすかせている猫を見ると、ご飯をあげたくなるん
でしょうね、
観光客が猫の缶詰を食べさせていました。
「ご飯、ちょ~だい!」
いろんな猫ちゃんが、寄ってきます。
真実「ごめんね、ご飯、持っていないんだよ」
あの津波がこの島を襲った時は、猫達もたくさん波に飲み込まれてしまったんでしょうね。今こうして、生き残った猫達がたくましくこの島で生きていることは希望です。
じじポタさん
この猫達は、震災後生まれなのか、それとも、
たくましく震災を乗り越えて来たのか、よく分かりませんが、
取り敢えずは、こうして生活できているので、一安心です。