仕事してます

会社はまだお休みですが、昨日から一人で仕事始めです。
本当はもっと早く仕事を始めようと思っていたのです。
おととい、宮部みゆきの文庫「楽園」を読み始めたのがいけなかった。
面白くて仕事なんて出来ない。
こんな労作、感動作をあまり急いで読むのは良くないと思い、
意識してゆっくりと単語一つ一つをちゃんと頭に入れながら読もうと努力しても、
あまりの面白さに、つい焦ってページをめくってしまう。
結局二日で上下二冊読んでしまった。
素晴らしい。感動した。
大ベストセラーだし、単行本で既に読んだ人もたくさんいるだろうし、この本の感想は書かない。
ただ、ひとつ書きたい事がある。
宮部みゆきの小説を読んでいつも感じることのひとつに、決して特別ではない、普通の人々の描き方のうまさがある。
普通の人の心の弱さや、その弱さを克服しようとする勇気、勇気を持って行動したあげくの失敗、挫折感。不満はあるが、なんとか弱い自分と折り合いを付けて生活している人たち、そんな弱い立場の人の気持ちが宮部作品には、うまく描かれている、といつも思う。
ワタシの場合、宮部作品を何度も読み返すのは、だからだと思う。もちろんストーリーの面白さも重要なのだが。
台湾では(多分台湾に限らず日本以外では)言いたいことを率直に、その場で言わないと生きていけない。とんでもない損害を被ってしまうこともある。相手が気を悪くしようが、言わなきゃ損。言わない方が悪い。したいようにしないのが悪い。自分がしたいようにしなきゃ損するだけ。みたいなところがある。
だから長く暮らしていると、やはり強くなる。ずうずうしくなる。
自分よりも弱い人の気持ちなど、時々忘れてしまう。
ワタシだって、自分に自信のない精神的に凄く弱い人間だけど、もっと弱い人がいるなんて忘れちゃう。
「その人の立場になって、物事を考える、感じる。」
そんな言葉にすると簡単なことを忘れてしまうこともあるのだ。
宮部作品を読んでいると、「人に優しくなれる」気がしてくる。
だんだん、とりとめがなくなり、ポイントがずれてきた。何を書きたかったんだかわからなくなった。
途中だけど終わり。
仕事もおわり。

仕事してます」への2件のフィードバック

  1. もみじ饅頭

    三宅社長さま
    日本でベストセラーとか、
    そういう情報はどうやって入手されるのですか?
    私もせめて日本で話題になっているものは読んでおきたいと思うのですが・・・。
    台北では、どんな小さいことでも競争で、
    それにみんな自分の益しか考えていないように見えますよね。
    最近わたしは、自信満々に見える台北人、
    本当に自信があるのかなあ・・・って、よく考えます。(笑)

  2. miyake

    宮部みゆきの現代物は、出せばベストセラーって、思い込んでるだけです。すんません。しかも「模倣犯」の後日談というかスピンオフ(?)だし。
    台湾人は根拠のない自信が有り過ぎの人が多いと思います。
    「自分には特別何も無いから」といって卑屈になるのも良くないことですが、むやみに自信を持って、人よりえらいと思い込んでるだけの人は、疲れます。大嫌いです。なるべくつきあいません。

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