この間買ったCD、続き

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今回買ったこのシリーズの中で、一番面白かったのは、
テリー・ギブスジョニー・ホッジス
テリーギブス(右)は見ての通りビブラフォン奏者だが、なんとビッグバンドを従えての演奏。
ビブラフォンにビッグバンドなんて、全然音も弱くて力負けしちゃうんじゃないかと思ったが、そうでもない。意外と合うのだ。かっこ良い。
断然ファンになっちゃったぜ。
ソングフォーユーやムーングロウ、ソフトリー・アズ・モーニング・サンライズと曲も良い。1960年の録音。
ジョニー・ホッジスはデューク・エリントン楽団のスタープレイヤー。アルトサックス奏者。
ワタシはこういう古くさいのは苦手意識があったのだが、聴いてびっくり。なんと気持ちの良いことか!
ジョニー・ホッジスのアルトサックスは、ワタシのようにハードバップ、1950年代後半から60年代前半くらいまでの少人数のバンド演奏ばかり聴いてきた人間には、完全に古い時代の音、演奏だ。
ヴィブラートがかかった、甘くてしゃくり上げるようなサックス。
でもこれが何回か聴いていると、病みつきになってくるのだ。
抵抗せず、何も考えず、その甘いロマンチックなサックスの音に身を任せてみると、なんとも心地よい。
これも10数人のビッグバンドの演奏。
Autumn In New York、Sweet Lorraine、Smoke Gets In Your Eyesなどのバラードメドレーも聴きもの。泣いちゃうぜ。
1954年の録音。
「ジョン・コルトレーン、アンド、ジョニー・ハートマン」というのも買った。
名盤らしい。ジョニー・ハートマンの歌は凄く良い。
だがこのCDは好きになれない。
ジョン・コルトレーンのサックスのせいだ。
ジョン・コルトレーンの演奏するフレーズも音色も好きじゃない。良さがわからない。
うーん。

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