先日、日本に一時帰国した際も、いつものように御茶ノ水の昇龍館というホテルに泊まりました。以前も書きましたが、その1階が「ジャズ オリンパス」というジャズ喫茶なんです。そこのカレー(赤いカレー)が、すっごく美味しいんですよね。タモリさんも絶賛ってネットで見たことがあるけど、いらしたことあるんですかね。
その「ジャズ オリンパス」でカレーを食べてるときにかかっていたレコードがすごくかっこ良かったんです。サックスの重厚なアンサンブルに、マンハッタン・トランスファーのようなジャージーなコーラスが絡む、聴いたことのない新鮮な音楽でした。
というわけで、かかっていたアルバムは「スーパーサックス&LA.VOICES 2」でした。
同じシリーズの1がCD化されていたので早速買いました。
まず「スーパーサックス」というグループのことを説明をしますと、 「チャーリー・パーカーの名アドリブを、5人のサックス奏者がそっくりそのままハーモナイズして甦らせる驚異のグループ、」 ということです。初めて聞いたら驚きますよ。こんなこと出来るんだ!!!って感じです。あのスピーディでジェットコースターのようにくねくねした、パーカーのアドリブが、アンサンブルで再現されるんですからね。何枚かアルバムが出ていて、CDで入手できるものもあります。ぜひ聴いてみてください。チャーリー・パーカーなんて知らないっていう方もどうぞ、尻込みせずに。
「スーパーサックス」の 入手しやすいアルバムをの演奏をリンクしておきます。1973年の作です。
「スーパーサックス ウィズ ストリングス」
中古しかないみたいですね。でもダウンロードはできるようですよ。
そのスーパーサックスに、コーラスグループLA.VOICESが参加したのが、「スーパーサックス&LA.VOICES」です。1983年の作です。
スーパーサックスだけでも豪華な演奏なのに、それにコーラスグループが加わり、豪華+癒し度120%のジャズアルバムです。リンクしておきます。お薦めですが、どうでしょう、私はすごく気に入りましたが。
※かなり前「スウィングル・シンガーズ」をオススメする記事を書いたら、つまらんかったというコメントをいくつか頂戴したので、ひょっとして古いジャズのコーラスって、あまり一般受けしないのかなとも思っておりますが、どうでしょう。聴いてみてくだされ。
昇龍館
すごくいいホテルみたいですね。
部屋は、和室希望ですか?
和室はすごく狭いので、いつも洋室に泊まっています。