最近のマイブームは古いジャズです。

最近、ジャズの名盤ちょっとB級名盤、こんなものまで日本盤が、という迷盤が、どんどん1000円でCD化されている、気がする。

迷盤というのは例えば、バグパイプジャズのルーファス・ハーレイとか。こういうのって当時は流行ったのでしょうか。

おそらく、「EMIのジャズ名盤ベスト&モア」の売上が予想以上に良かったので、こういうシリーズがひろまったのではないでしょうか。

非常にうれしいんだけど、買いたいものが多くて困っちゃうのであります。
本当は、今聴きたいCDを買って、すぐに聴いて楽しむ、というのが健全な行動なんだろうけど、そうは行きませんよね。

1000円完全限定盤で、こんなものが…とたまたまネットで見つけたりすると、いてもたってもいられなくなって、取り敢えず買っておかなくちゃ、というわけで、持ってるだけでまだ開封もしてないCDが更にどんどん増えるわけですね。

最近買ったのは、SONY JAZZ collection 1000というシリーズの中のスイング時代の名盤たち。レスター・ヤング、カウント・ベイシー、ボビー・ハケット、チューベリー、などの30年代後半〜40年くらいの録音のシリーズ。これは取り敢えず買っておこうってのじゃなくて、以前から欲しかった、早く聴きたくてたまらないシリーズ。
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(シリーズ外の写真も混ざってます)

猫のイラストが可愛くて前から欲しかったものだ。イラストはウィリアム・スタイグという漫画家(フルート奏者ジェレミー・スタイグのお父さん)が描いたものだそうだ。

猫好きでジャズ好きな人にはたまらないジャケットですね。是非レコードでも揃えたいな。

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うーん、他のジャケットは分かるんだけど、このイラストの意味は???

さっきからずっと、レスター・ヤングメモリアムアルバムというのを聴いているのだけど、もう感激。後期のCDは数枚持っているけど、あまり古い時代のものは聴いたことなかったのだ。思ったより音質は良い。でもレコードの針のブツブツッて音が時折する。CD聴いてるのに面白いですね。
原田和典さんの解説なのもうれしい。

ここで試聴できます。しつこいですがアマゾンじゃなくても、ディスクユニオンやHMV、タワレコでも買えますからね。

レスター・ヤングのことはあまり知らないけど、もっといろいろ古いのを揃えなくちゃ。柔らかくて優しくて暖かいテナーの音色。眠たそうでとぼけた顔がそのままうかんでくるようなソロ。こういうジャズを部屋でゴロゴロしながら聴いてると幸せな気分になりますよ。

50年代〜60年代前半のハードバップジャズっていうんでしょうか、この辺りのジャズと今流行ってる女性ヴォーカルを聞くことが多いんでありますが、30〜40年代のトラディショナル、スウィング、ディキシージャズなども、もっと聴きたくなってきました。
というわけで、更に増え続ける、我が家のCD、何とか整理したいのだけど。

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