ミミとくつろぎのひとときです

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この3日間、体調を崩してほとんど何も食べれませんでした。今日はかなり復調し、味のない饅頭(まんとう)やうどんを食べました。原因はよくわかりませんが、ストレスも関係有るようです。

寝る前に、随分前に買って読んでなかったハインラインの名作「夏への扉(新訳版)」を読み始めたら、ミミが邪魔しに来ました。この何日か体調以外にも辛い日が続いたので、ミミがいつもにもまして愛おしく感じられます。

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「夏への扉」は一応タイムトラベルもののSFですが、私のようなハードなSFが苦手な典型的な文系頭の人にもおすすめのチャーミングでライトな小説です。

福島正実さんの訳で何度か読みました。初めて読んだのは大学生の頃、ボロボロの文庫を自宅前で拾ったのだけど、どうして良いのかわからず、本を捨てるのは抵抗あり、パラパラめくってたらあまりの面白さに止められずほとんど一気に読んでしまいました。

その後、10年おきくらいに数回読んでます。記憶力が悪いせいもあり、何度読んでも楽しめます。猫好きの方は、SFに興味なくとも必読ですよ。新訳版は3〜4年前に出たんだと思います。まだ最初のあたりしか読んでないけど、書かれた時代を考えずに内容に集中できますね。全く古さを感じさせません。

ぼくが飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。そしてこのぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた―(紹介文より)

ほら、猫が好きな人なら、読みたくなちゃうでしょ。
新訳版はカバーの絵もSFっぽさがなく、デザインも非常に洗練されていて、眺めているだけでうれしくなるような本です。

思わず、ミミにジンジャーエールをなめさせてみたくなりますが、ダメですね。

ミミの頭を撫でながら読む「夏への扉」。少し幸せな気分です。

 

ミミとくつろぎのひとときです」への2件のフィードバック

  1. ミミちゃんを撫でながら..それ至福の時ですね〜。
    それにしてもお大事に。

  2. ありがとうございます。もうずいぶん良くなりました。
    明日、広島に帰ります。またまた30数時間の滞在です。
    日本は寒いんだろうな。

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