ラサール・シェルアーナ/ギター・リサイタルがなかなか良いです!

ラサール・シェルアーナ/ギター・リサイタル(ライブじゃないよ)

lazhar

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一応クラシックギターファンなんだけど、凄く演奏家とか曲に詳しいわけではない。
最近の演奏家のことは殆ど知らないけど、たまには、と思って若い演奏家のCDを買ってみた。

とは言うものの、仕事で疲れて帰って寝る前は、やっぱり保守系の女性ジャズボーカルに癒やされたくて、クラシックギターなんぞ特に聴く気もせず、数週間机の上にほったらかしてあったのだ。数日前にやっと開封して聴いたらなかなか良いんですよ、これが。

躍動感あふれるラモーの『鳥のさえずり』(自身による編曲)
レゴンティの「夢」。うーん、聴いたこと有るなあ。すっごい地味な曲だと思ってたけど、良い曲じゃん。張り詰めた感じの連続するアルペジオからトレモロに移る瞬間はうん、巧い!とうなってしまう。リズムの揺れも非常に気持ちが良いじゃないか。
演奏も専門的なことは分からないんですが、大変好感度が高いですね。
高音の艶のある音色が魅力的で、いやー、やっぱりギターって良いよなあ、ってしみじみ系のアルバムです。
バロックの編曲ものから現代曲まで変化があって楽しいです。

中でも個人的にお気に入りはスペインの作曲家(多分)アセンシオの5曲からなる「内なる想い」。
特に1曲目の内省的な曲調と音色の変化にはうっとりします。
最近のおやすみタイムの定番になってます。

ギターファンには絶対のお勧めです。っていうか、もう有名なのかなこの人。

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