しばらく前、行きつけのCDショップ台北市内の「誠品書店」信義店でのこと。
かなり高価なPCオーディオのデモンストレーションが行われていた。
何だか大音響で軽めのジャズがかかっている。良い音じゃん。
ちょうどボーカルの合間のサックスソロ。
何だかこの音色、聴き覚えがある。
何度か紹介したことがある、かつての同級生、小池修さんの演奏に似ている…気がする。
でも、台湾で小池くんのCDは発売されてないはず。
サックスソロが終わると、女性ヴォーカルが聴いたことのあるメロディを歌い始める。カーペンターズでヒットした「close to you(遥かなる影)」だった。良い曲ですね、バート・バカラックの曲ですよね。
ということで、歌は平賀マリカさん、気のせいではなく、この曲のサックスソロは小池くんのはず。
この時かかっていたCDは、平賀さんのソロアルバムではなく、いわゆる女性ヴォーカルを集めたコンピレーションアルバムだった。
今人気のボーカリスト、Halie Loren、Elili-Claiere Barlow、Hilary Kole、などとともに、日本の平賀マリカ、Noonの曲も収められている。台湾ではこういう女性ヴォーカルのコンピレーションがよく制作され売れるみたいだ。ちょっと節操ないみたいだけど、同じ台湾の代理店が扱っているのでOKみたい。
小池くんのソロを聴きながら、何だか自分のことのように誇らしく感じた。
しかし、ミュージシャンて、ほんとうに羨ましい。
CDを通して自分の行ったことのない国の人たちを感動させることが出来るんだからね。
小池くんの「EQ」とか「with string シリーズ」とか、台湾のジャズファンにも絶対受けるはずだけどな、発売してくれないかな。
平賀マリカさんのカーペンターズアルバム「Sing Once More~Dear Carpenters~」
はここで試聴できます。
3曲めと5曲めに小池くんが参加しています。(試聴はサックスソロの前までで終わっちゃうけど)
ところで、小池修の名前を知らなくても、全然ジャズファンじゃなくても
あなたのうちにも彼の参加しているCDがあるかもしれませんよ。
このページに小池くんの参加したCDの(ほんの一部だと思うけど)が紹介してあります。
ポップス系
http://www.alteredmusic.co.jp/koike_disc_3.html
JAZZ,INST系DISCS
http://www.alteredmusic.co.jp/koike_disc_2.html
是非チェックしてみてくださいね。
これで全部ではないと思います。
なにしろ、自分で参加したレコーディングを全ては把握できてないらいいです。
個人的には「中森明菜 /ムード歌謡 ~歌姫昭和名曲集~」が気になるな!
そうそう、ついでに
2012年のジャズボーカリスト、サリナ・ジョーンズの日本でのライブ。バックを日本の腕っこきのミュージシャンでかためた、楽しいライブです。小池くんの姿も見られます。ライブCDも出ています。。ジャズファンじゃなくても楽しめる内容ですのでご一聴を。
「ウイスキーが、お好きでしょ」など、日本の曲も2曲ほど入ってます。
三宅さんおはようございます!
朝イチ、サリナ・ジョーンズのライブ、ポチッとしました。
届くのが楽しみです。
こんにちは、
サリナ・ジョーンズの歌はは癖がなくて良いですよね。
ジャズのスタンダードも良いですが、マイケル・フランクスの「アントニオの歌」やジョビンの「おいしい水」なんかも良いですよ。