難読名字小説

首藤瓜於(うりお)の「脳男」を昨日と今日で読んだ。この作家のことは知らなかったが、江戸川乱歩賞受賞作ということだし、精神科医とか神経科医とか心理学とか、そういった題材に弱いのもあって、買ってみた。読み終えあるのがもったいないくらい楽しめた。え〜と、それで気になったことが一つある。登場人物にやたら難しい名字が多いのだ。
茶屋(ちゃや)、金城理詞子(きんじょうりすこ)、緋紋家(ひもんや)耕三、曲輪(くるわ)喜十郎、苫米地(とまべち)、空身(うつみ)、別宮(べっく)、鷲谷(わしや)真梨子、入陶(いりす)大威(たけきみ)…すごい。なんだか難読名字テストみたい。もちろん作者のなんらかの意図があるのだろうが、ワタシにはよくわからない。
難読名字小説というジャンルがあれば、絶対にノミネートだ。
それにしても、苫米地(とまべち)なんて名字ほんとにあるのだろうか。とまべち、トマベチ、コマネチ、なんて連想してしまう。これは、少なくとも作者の意図とは全く違うはずだ。
意味レスのまま、終わり。
★三宅健司★

難読名字小説」への4件のフィードバック

  1. 広島カープに苫米地という名の選手が居たような・・・
    難読名字といえば、栗花落で「つゆ」さんが居ました。
    栗の花が落ちる頃に梅雨入りするから・・・だったような。
    日本人ですけど、日本語難しいです。

  2. わたしは広島生まれです。で小さい頃カープの選手に外木場、衣笠、安仁屋とか読めない名前がいっぱい。野球選手って難しい名字の人が多いのかって真剣に思ってました。
    ちょっと後の北別府とか初優勝の時の阿南監督とかもめずらしいですよね。
    カープって難読名字率高いかも。
    栗花落で「つゆ」っていうのは絶対読めませんね。次に目にした時も忘れちゃってて読めないかも…

  3. 三宅社長
    お久しぶりです、私は現在、病院に住んでおります♪
    でも今年中にはシャバに出ま~す。
    それはさておき、脳男って確か、アルジャーノン~みたいな話でしたか?
    違ったっけな。
    人に戴いて、ものすごく興味深々で読んだ記憶があります。

  4. サトコさん、お久しぶりです。入院されているのですか? はやく良くなって下さいね。 脳男は、アルジャーノン~みたいなところも確かにあるけど、そうでもないような、話です。これじゃ良く分からないですね。
    退院されたら、たくさんコメント下さいね。

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