会社で聴くBGM

●会社で仕事中に聴くBGMの話。ラジオは何だかクラシック専門局の入りが悪いし、おしやべりが入るのもちょっとアレなので、CDをかけていた。しかし1時間毎(だいたい)にCDを取り替えるのが面倒になってきた。
●それで最近は、メモリースティックに1ギガ分の音楽を入れておいて、昼間仕事中に聴くようにしている。クラシックはバロックから古典派(モーツアルト、ハイドンくらいまで)。ジャズは主に、ピアノトリオ。トミー・フラナガン(ハロルド・アーレン作品集が最高に良いのだ)やレッドガーランド、ビル・エバンス、新しめのでは、カレル・ボエリーあたりが仕事中の邪魔にならず、心地よいと感じている、のだが….。
●台湾の他の会社に行くと、ラジオがかかっていたり各部屋で違うCDをかけていたりと、いろいろだが、あまりクラシック音楽がかかっていない、気がする。
●やはり、我社の若いスタッフも中国語や日本語のポップスをBGMにしたいのだろうか?
仕事中、クラシックやジャズしか聴けないのは、つまらないものなのだろうか?
ワタシは一日中、ハイドンのピアノソナタ集を聴いていても全然退屈などしない。ハイドンのピアノ曲は、モーツアルトのそれに比べると、やはり若干幼稚だの退屈だの言うひとがいるが、とんでも無いはなしだ。夜中ひとりで仕事するときは、ヘッドフォンでハイドンピアノソナタ集全10枚を続けて聴くこともある。—-まあ時間的に10時間かかるので続けて全部はなかなか聴けないのだが—-。
●個人的には、バッハのカンタータやモーツアルトのレクイエムもボリュームを上げて聴いたりしたいのだが、これはさすがに遠慮している。
●毎日同じ音楽もちょっと飽きるだろうと気を使い、時々メモリースティックの中身を入れ替えている。今録音しているのは、モーツアルトピアノソナタ全集(ロンド、ファンタジーを含む)5枚組だ。アリシア・デ・ラローチャのセットで、何度聴いても飽きない。なにか演奏に顕著な特徴があるかといえば、よくわからない。のだが何となく良いのだ。一枚聴くと次のもおもわず聴いてしまう。
●話がそれたが、今の状態はワタシ的には満足なのだが、果たして他のスッタッフはどうなんだろう。こういう事でワタシの趣味をおしつけて良いのだろうか。かといって、一日中、中国語や日本語のポップスを聴かせられるとなると、ワタシの場合イライラして仕事の効率が落ちるのは必至である。モーツアルト、ハイドンのピアノ曲、ヘンデルの室内楽、ビルエバンス・トリオなどをBGMにして、うるさいとかイライラする、とか感じる人等いるわけが無い。と勝手に思いこんでいるのだが、大きな勘違いなのだろうか。
●どうなんでしょう?
★三宅健司★

会社で聴くBGM」への2件のフィードバック

  1. いやぁ何にしても、
    電話で大声で喋り捲るオッサンのダミ声

    (上司に聞かせようとばかりに)大声で部下を怒鳴りつけるオッサンの罵声
    が響き渡って
    たまに、集中しようと雑音遮断でヘッドホン掛けたくても、「業務中の音楽禁止」とやらで、それも出来ない事務所住人からは羨ましい話しです。

  2. さんすけさんへ
    「業務中の音楽禁止」ですか?
    きびしいですね。
    でも人数が多いと、収拾がつかなくなるので、無駄なような規則が増えるんですよね。日本の会社って…。
    ウチの事務所は、なにごとも、マアマアフウフウなので…。

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