土曜の夕方、

台風の雨もおさまったので、SOGOのジュンク堂へ、注文していた本を取りに行きました。
amazonで注文した方が速いし、ウチまで届けてくれるので便利なんですけどね。

値段は、安い本かとか冊数とかでアマゾンが安かったり、ジュンク堂が安かったり、なんです。
なんですが、このところ考えちゃいます。

リアル世界の本屋さんがどんどん減ってきてネット書店のシェアが上がれば上がるほど、ワタシ達本好きの人間が困るんですよね。

●便利だからアマゾン(交通費いらない、なんでも手に入る、速い)
    ↓
●町の本屋さんが減る、大手の書店でも売れにくい本は置かなくなる。
    ↓
●本好きの人たちの日常がつまらなくなる。(近所に本屋がなくなる、大きな書店も品揃えが悪くなる)
    ↓
●仕方ないから、本はアマゾンで注文する。
    ↓

これでは、もう勝負は決まっているんでしょうが、ワタシとしてはやはり本屋の中をぶらぶら歩いて、

「へー、こんな本があるんだー、こりゃまた驚いちゃったね!」などどブツブツ言って、近くくにいる女子高生に妙な目で見られながらも、いろいろ本を手に取ってみて、帯の文句を口に出して読んで、装丁をじっと眺めて、本の重さを手に感じて、表紙の紙の手触りを確認しながら、これ高いけど買っちゃおうかな!

って瞬間が一番楽しいんですよね。
そうじゃないですか?

アマゾンのようなネット書店だけでなく、これからは書籍ダウンロードも増えるでしょうし、
リアル世界の本屋さんは、ますますつらい時代がくるんでしょうね。

というわけで、なるべく本屋さんの店先で注文して買うのが良いのかなあ、と思ったりするわけですが、これって意味のある行動なんでしょうか?

土曜の夕方、」への4件のフィードバック

  1. ミミパパさんこんにちは!

    我が家のある町内から本屋がなくなってもう数年になります。

    普段は通勤帰りに大きな店に寄ったり、それこそ通販を利用したりするのであまり出入りする機会がなかった後ろめたさからか、「つぶしたのは自分(等)」と思ったりします。最後に立ち寄った際、長年顔見知りであった店主から今月末で閉める旨を伝えられたとき、なんともいえない寂しい思いをしました。

    本でもCDでもなんでもそうだと思うのですが、ものを買うとき、「手に取る」「見つめ合う」。そこで「読みたい」、「どうしようか」それで値段を見て「安い」、「値段の割りに中身が薄そう。」といった判断をその場でする。その刹那が刺激的だったりします。

    最近の通販、特に日常衣料などは自分の志向やサイズにマッチするかどうかPC上で確かめられ、届いたものの触感が合わなければ返品を受け付けてくれたりするので利用しますし、届いたものもまあまあ満足しています。でも、そこそこましなものを買うときは、たいてい店舗に出かけて選びます。これはデザインや色、触感など、ネットから伝わりづらい部分を確かめる必要があるからでしょう。

    本や音楽なんかは自分の感性の奥深くに組み込むものですからより慎重です。ネット通販は実際に店舗に出向いて確認する場合と比較すると閲覧性の悪さが決定的だと思います。検索も、はじめに調べたい人やタイトルを知っていないとダメです。

    自分は思わぬ「出会い」がネット上でできるようになるまでリアル世界で本探しをする刺激を楽しみたいと思います。

  2. masahiroさん
    いまさらネット通販を使わない生活には、戻れないし歯止めをかけられないのは、当たり前なんですよね。
    でも年に数回アマゾンを利用するときに何だか少し、うしろめたい気持ちがしちゃうんですよね。

    自分一人の消費が町の本屋さんやCDショップを救えるわけでは無いですし、皆にそう呼びかけるのもそれはそれで何か間違ってると思うし、どうしたらよいんでしょうね。

    ムツカシイですよね。

  3. ネット通販だと『ジャケ買い』しなくなりますね..。

  4. Ritsukoさん
    特にレコードの「ジャケ買い」はねー、楽しいんですよ。
    ジャケット良ければ、中身が良く聴こえるんですよね!

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