先日、女性ジャズボーカルのダイアナ・パントンのライブCDを買ったんですよ。
何枚かCDを持ってるし、3年くらい前にライブにも行ったし、一応好きなんですけどね。えーと歌はなかなか良いんですよ。(ライブだし、ちょっとだけ声がうわずってますけど、まあこれくらいは…)選曲もジャズのスタンダードから、得意なボサノバまであって良いんですけどね。
台湾でのライブなんですよね。台湾では、この人かなり人気なんですよ。
えーと問題はですね。
最初の挨拶。
拍手に応えて、いきなり台湾語で「タケホー」ですよ。
しっとりしたバラードや、スローなボサノバを得意とするダイアナ・パントンが「タケホー」ですよ。まだ中国語で「ニイハオ」なら許せますけど、CDの一番最初に「タケホー」なんて言われたら、ガクッてきてしまって、聞く気がしなくなっちゃいました。誰が言わせたんだよ、全く。
「タケホー」っていうのは「皆さんこんにちは」って意味なので、間違ってはないんです。そういうことを言ってるんじゃなくて、台湾語って、どちらかというと台湾の方言のようなもので、田舎っぽいイメージが強いんですよね。日本でいうと、大阪のコンサートで「まいど」とか「おおきに」っていう感じですかね。その場では面白いし、場を盛り上げるかもしれないけど、何度も聴くCDの最初にそういうの嫌じゃないですか? 私は嫌です。
えーと、それだけです。
ダイアナ・パントン、確か12月にまた台湾に来るみたいです。
私は前に行ったので、今回はパスです。(最近同じことばっかり書いてるな)
お好きな方はどうぞ。
CDを買う方は、ライブは避けて、まずはスタジオアルバムからどうぞ。
この辺から、もしくはボサノバのアルバムもオススメです。
これは「RED」ってアルバムの「 Say It Over and Over Again」です。
良い曲ですね。ジョン・コルトレーンも「バラード」で演奏してましたね。
ボサノバのアルバム「To Brazil With Love」から「This Happy Madness」です。
これも良い曲ですね。