ルーブル美術館展〜

先週末、三連休だったので思い立って東京へ行って(帰ってかな?)きました。
その間(といっても二日間だけど)なにか良いコンサートはないかと探したら、なんとイギリスフォーク・ロック界の重鎮、リチャード・トンプソンのライブが。場所は六本木、ビルボード東京。ちょうど近くの国立新美術館でルーブル美術館展をやっているのを知り、午前中から夕方まで美術館の中で過ごしました。

フェルメールもティッツァーノも良かった。大きなポスターもいろいろ買いたかったのだけど持ってかえるのが大変なので諦めました。
絵も良かったけど、初めて行った国立新美術館の内部の空間デザインのクールさは感動です。3Fのレストランのポール・ボキューズでランチを食べ、ルーブル美術館展をゆっくり見てから、2Fのカフェにも寄ってみました。
周りの空間を眺めてるだけで、なんだか嬉しくなってくる。美術館というのは日常から切り離された空間ですよね。しかしここまで異次元な非日常的空間というのはなかなか凄い。上から下を眺めても、下から上を眺めても、気持ちがたかぶるような、同時に凄く落ち着くような、よくわかからない不思議な感覚でした。なんどでも行きたい場所ですね。

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ポール・ボキューズで食べたランチの鶏肉がすっごく美味しかった〜

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3Fから見た2F

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2Fから見た3F

でその後、友人とリチャード・トンプソンのライブ。実はそれほど聴いたことはないし、特別なファンでもなかったんだけど、昨年出たCD「アコースティック・クラシックス」が大好きで今更ファンに成ってしまったのだ。当日のライブはエレキギター、エレキベース、ドラムスの3人編成で、これでもかと音量を上げまくり難聴になりそうだった。コンサートホールでの通常のロックコンサートの比ではない音量に疲れながらも、何曲かでアコースティックギターに持ち替えて歌った曲は、感動ものでした。リチャード・トンプソン、確か65歳のはずだったが、元気過ぎ。少しは抑えてよ。
アンコールは、ステージ近くのオールドファンが食い下がってリクエスト、大ヒット曲「Dimming Of The Day」を何とかアコースティックギターで弾き語りさせました。いや、これだけでも来たかいがあったというものです。(っていうかこの曲をアンコールでも演奏しないつもりだったのか? 常に今しか見てないってこと?)

というわけで、翌日はいつもどおりdisk unionやタワーレコードで、買い物。
御茶ノ水のdisk union、クラシック館に行ったんだけど11時の開店から、レコードやCDを真剣に漁っている、おじさん達がたくさんいて、良い光景だなあとしみじみする。
クラヲタ、ジャズヲタのおじさん達って良いなあ。こういう人達を見てると私なんて、まだまだ知識も情熱も足りないなあと思う。
と言いながらも、最近集めているルネッサンスのCDなどをたくさん買って帰ったのです。好きなものを集めるって楽しいですよね。音源ダウンロードって2回ほどしか経験ないけど、どうもわくわくしないし、蒐集の楽しみが無くなっちゃってねえ…

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ビルボード東京—凄いロケーションだ

長くなったので、また今度。

ルーブル美術館展〜」への2件のフィードバック

  1. 三宅社長さま

    こんな立派な美術館が
    できているんですね~。
    知らなかった。

  2. 台湾に住んでると、浦島太郎状態になっちゃいますからね。
    ここはぜひ行ってみてください。気持ちのよい空間ですよ。
    展示会を見なくても、食事するだけで楽しいと思いますよ。

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