CDの2度かけ、って何よ?

何回も書いたかもしれないけど、CDをまあまあたくさん持ってて、音楽を聴いてる時間が長いんですよ。
その割にオーディオのことは、全くわからなくて、本屋で良い入門書みたいなの無いかなと選んだのが「オーディオの作法」麻倉怜士(著)(ソフトバンク新書)。

自分に関係ありそうなところだけ、流し読みしたんですが、スピーカーの種類の基本や置き方などについて、非常に勉強になりました。

読まれた方は私が何を言いたいかお気づきのことと思います、

作法三十四—CDは必ず「2度かけ」する

っていう項目があるんですよ。

簡単に言うと、CDプレーヤーにまずCDをセットし、1回イジェクトし、もう一回セットし直す、ということ。

この方法で、音質はだれでも分かるほどハッキリ向上する、そうです。

そう言われれば当然、試してみましたよ、でも正直良くわからないんですよね。

本当なの、これってオーディオマニアの方には常識なの?

ネットで調べてみたら、案の定いろんな方がブログで意見を書いたり、掲示板で語られてます。
うーん、どうだろう私がざっと読んだ限りでは否定的な意見が多いようでした。
違いが分かると言われてる方もいます。

私はCDを数枚試しただけなんで、よく分かんないですね。

PCに取り込むリッピングでもこの違いが有るそうです。ということはMacに、1度目の読み込みと、2度めの読み込みのデータを用意しこれを交互に聴き比べ、更にCDを換え何種か試せば、その違いがが分かるかもしれないとは思ったものの、面倒になって、やめました。

ウチにあるような、貧者な装置では、違いが分かりにくいのかな?

CDの2度かけ、って何よ?」への4件のフィードバック

  1. 三宅さんこんばんは!
    「オーディオの作法」、クラシック情報専門誌モストリーに連載されていたものだったと思います。
    CDの2度かけ。まず意味ないと思います(笑)
    ちゃんとしたCDソフトで、ちゃんとしたCDプレイヤーをお使いでしたら1回目で問題ないですよ。むしろ入れ方で音が変わるようなら、ソフトのほうか、CDプレイヤーの性能が悪いということになりそうです。

    リッピングについてですが、音楽データでも情報データでもCDからデータを取り出す際、レーザーを当てて跳ね返ってきた情報を読み取るといったアナログ的な動作があります。レコードに比べて高速で、レーザー軸の移動にあわせて可変する仕組み、さらに一般的なCD読取装置は盤面全体を固定するのではなく、一般に中央の穴とそのふちだけで固定して回転させるため、板の中心から外に向かうほど回転の振動による上下のブレが大きくなります。このような過酷な状況でデータを読み出し、デジタル→アナログ変換して音にするのがCDプレイヤーです。音楽CDにはかなりたくさんの情報が書き込まれていますが、そのような状況ですからどの価格帯のCDプレイヤーでも一様にすべての情報を正しく取り出しているとは限らないようです。
    そのため高級なものになるほどCDの回転による振動を滑らかにする工夫があったり、レーザービームの照射角度が常に一定になるようなサーボが搭載されていたり、あるいは読み取ったデジタルデータのエラーチェックをする仕組みを多重構造にするなどして、なるべくCDに書き込まれている情報を正しく読み取れるような工夫をしています。
    (→これは廉価のものと高級なものを聞き比べることで明らかに音数が違うことがわかります。が、それが個人にとっていい音かどうかは別問題です。)

    ところが、PC搭載のCD読取装置はそういった凝った仕組みを搭載していないため、読み取りの際にエラーがスルーされる可能性があり、それが音の違いになったりするみたいです。ただ、こうした違いは相当聴きこんでないとわからないと思いますし、DA変換ではなくDDですから、エラースルーによる影響は音楽CDをCDプレイヤーで再生するよりかなり少なく、むしろ圧縮とかをするソフトによる影響のほうが大きいのでは、と思います。

    将来、非圧縮のデータがネットを通じて配信する方法が一般的になれば、CDというメディアはレコードと同じようにマニアだけのアイテムになるかもしれません。

    そうなっちゃうと、折角たくさん手元にあるCDもいい音で聴けなくなる(市場性が少ないと、新規技術の導入がなくなり、高級プレイヤーが消え、廉価なCDプレイヤーしか手に入らなくなる)日が来るかもしれません。

  2. そうですか? やっぱり。
    そのCDプレーヤーの実力を「価格の倍」くらいにアップさせてくれます。
    って書いてありますが…
    いやー、著名な評論家の方がそこまで言うなら、そうなのかなとも思いましたが、そもそも事実かどうかはともかく、私にはそう云う違いが分かるほど良い耳はなさそうです。
    CDよりも高音質の音楽配信なども始まっているようですが、私はやっぱりモノが目の前にないと…って思いっきりアナログジジイなんで、困ってしまいます。

    どうしても入手しにくいレア音源を、仕方なく配信で入手、っていうのはあるかもしれませんよね。
    でも、それなら中古レコード探すほうが楽しくて良いな。

    とりあえず、CDやレコードをリアルショップで物色する楽しさは、無くなって欲しくないですよね。

  3. ただし調子に乗って3回やると、とたんに音質は低下しますので、ご注意を。
    と最後に書かれています。

    もう〜、全く理解できません。
    じゃあ4回目は、5回なら…

  4. オーディオにはまると正常な人が聴くとオカルトのような話もまことしやかになっちゃいます。

    ダイヤモンドの粉のはいった黒い液体を塗ると音が良くなるとか、小さい丸い円盤を装置に貼り付けると音の定位が良くなるとか・・・。それが法外な値段で売られていて、またそれを使って「音が良くなった。」なんてコメントを残すオピニオンリーダーがいるもんだから、可笑しくなっちゃいます。こんなんがいるから、この世界の裾野が広がらないような気がします。

    こんなことにお金をかけるより、1枚でも多くCD買ったほうがきっと楽しいですわ。

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