今年から「本屋大賞」に中2賞という部門が出来ました。
「中2男子に読ませたい」というコンセプトとのこと。
に受賞作、ノミネート作、面白そうな本が沢山紹介されていました。
メインの「本屋大賞」と違い、ノンフィクションもありです。
今年の出版でなくてもオーケーのようです。
ウェブで紹介されているのは受賞作のみです。
ノミネート作の紹介や紹介文が載っています。
とりあえず、受賞の1冊、
●「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス」
北尾トロ (著)(朝日文庫)
とノミネートの1冊
●「六枚のとんかつ」
蘇部 健一 (著)」(講談社文庫)
を買ってみました。
「六枚のとんかつ」は、かなり大バカのミステリー。
ユーモアミステリーというより、バカミス。
下ねたも非常に多いです。
これは10代の人達に薦めて良いものかどうか、
うーん、良いのでしょう。
人を喰ったトリックと謎解き、ありえないシチュエーションと、
くだらないギャグ。
ここまで下品でくだらないミステリーは初めてです。
今ひとつの短篇もあるけど、「しおかぜ17号四十九分の謎」なんていうのは、
バカミス史上に残る傑作だと思います。
ミステリーファンで未読の方はぜひ。
「君は他人(ひと)に鼻毛が出ていますと言えますかデラックス」は次回。