読書日記

瀬尾まいこの「幸福な食卓」を読み終える。
主人公の女の子が、可愛い。脇役の直ちゃんの恋人がひときわ光っている。
最後のエピソードは、必要なのだろうか?
無いほうが良い気がした。
引き続き、同じ著者の「戸村飯店青春100連発」を読む。
男兄弟二人が主人公。
大阪と東京を舞台にした、青春(お笑い)小説だ。
いろいろ、自分と重なるところが有る。
ワタシのウチも男兄弟二人で三つ違い。
兄は、大学も地元広島で、在学中から父と一緒に仕事を始めた。
商才も有り、体も丈夫、外交的な性格。
弟のワタシは、スポーツは苦手、高校を卒業して東京に行き、大学を卒業してもふらふらして仕送りをしてもらうような、とんでもない親不孝。
兄は今年53歳のはずだが、トライアスロンやフルマラソンに参加しているらしい。
ワタシといえば、横断歩道を走って渡り、息を切らしている。
何でこんなにちがうんだろう。
話がそれだが、「戸村飯店青春100連発」、
ちょっとだけ図式的かな、とも思ったが、面白く読めた。
その後、またまた本棚を物色し、奥田英朗の「家日和」を読む。
ロハスを笑い飛ばした最後の短編が面白かった。
普段と違う傾向の読書も良いものだ。とはいっても、さすがに犯罪小説が読みたくなり。日曜の夜、紀伊國屋書店へ行き、マイクル・コナリーの「チェイジングリリー」という文庫を買ってきて読んでいる。

読書日記」への4件のフィードバック

  1. 三宅社長さん
    お二人とも読書家ですね~。
    瀬尾まいこの「幸福な食卓」、
    日本の友達が絶賛して、わざわざ台湾へ持ってきてくれたのですが、
    まだ読んでいません。
    そうですか。面白いんですね~。
    これを機に読んでみようかなあ。

  2. もみじ饅頭さん
    「幸福な食卓」も良いですが、どちらかというと「優しい音楽」の方が好きでした。
    読んだらどうだったか、教えてくださいね。

  3. 三宅社長さま
    「幸福な食卓」、読みました♪
    油断していて、思いがけない結末に泣かされてしまいました。
    私は、脳天気な大浦くんに魅かれましたね~。
    直ちゃんの恋人は、なぜ他にも恋人がたくさんいるキャラに設定されているのか、
    その辺がよくわかりません。
    「優しい音楽」も読みやすいですね。
    私も大学時代、兄に瓜二つの人を見つけてしばらく見入ってしまったことがあり、
    途中で先がなんとなく予測できてしまいましたが。
    今度は、「戸村~」を読んでみたいです♪

  4. もみじ饅頭さんへ
    すみません。コメント気がつかなくて。
    最後まであまり何事も無い結末の方が好きなんですけど。
    それにしても登場人物が皆魅力的ですね。
    たまにこういう小説を読むと若くなった気分が…って言うのがジジイの証拠ですね。

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