えーと、

このあいだの日記に書いた「HIROSHIMA 1958」という写真集ですが、真実子が福岡に行くというので、頼んで買って来てもらいました。
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●大変面白いです。1958年の広島の街、ワタシが考えてたよりも「復興」していない。
バラックが多く、川にせり出した違法住宅も見られる。
●広島市民球場は建設中だ。ちょうど50年でその役目を終え、今年からは新しい球場でプレーされるらしい。野球場の50年というのは、もう古すぎるのか? 全然わからない。
●映画の監督アラン・レネから、脚本を担当したマグリット・デュラスに宛てた手紙も興味深い。
●そうかデュラスだったのか、脚本は…
なんちゃって、インテリぶって言ってみただけ。だれだっけ、何書いた人だっけ。
「ラ・マン」書いた人かなあ?
●アラン・レネが街を歩いている写真の中に「銀座通」と言う看板があるが、
今の「銀座街」のことなのだろうか?
●デパートの上のミニ水族館、アシカの写真のようだ。
この写真は、八丁堀のデパートか駅前の広島百貨の屋上か特定出来ていないようだ。
この当時のデパートの屋上って、ミニ水族館、ミニ動物園なんてものがあったのだろうか?
●港千尋のエッセイ、アラン・レネがマグリット・デュラスに宛てた手紙、エマニュエル・リヴァへのインタビュー、と文章も充実していて、とても楽しめます。
映画「24時間の情事」をもう一度観たくなる。近所のショップでDVDを探したが見つけられなかった。
●当時の広島を知る人には感動ものの写真集でしょうね。
●ワタシは1959年生まれとはいえ、生まれてすぐにあちこち街を見たわけではないので、もの心着いてから見た広島の街は、もっと「復興」が進んでいました。
●この写真集を見ていると、当時の広島へワープしたくなります。
というわけで、大変良い本です。
miyake

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