CDジャケット—1

CDがLPレコードに取って代わるようになったのはもう20年くらい前だろうか。もう少し後だったか、はっきりしない。私が20代後半の頃だったとおもう。その頃はジャズのレコードは、数える程しか持っていなかった。ほとんどがロック、英国、アイルランドのフォーク、アメリカのカントリーブルースだった。
都内の輸入レコードや中古レコード専門店を、しらみつぶしに歩き回って手に入れた物も何枚かある。
また、廃盤になっていて、どうしても欲しいレコードを中古で5000円出して買った事もある。それは確か「サードイヤーバンド」の「錬金術」というレコードで、明大前のモダンミュージックというマニアックなレコード屋で買った。
数年後、CDが出回り始めて、そのレコードもCDで2000円程で新品が売られていて、なんだか口惜しい思いをしたのを覚えている。
何が言いたいかというと、私はじじいなのでCDよりやっぱりレコードが好きだ、と言う話だ。
何度かの引っ越しと、最後は台湾への引っ越し(移住?)で全てのレコードを手放した時は、大変寂しい思いをしたが、何しろ場所をとるので仕方がない。
でも最近時々古いジャズのCDジャケットを眺めていて、「これレコードだったらもっと迫力あるし、絶対良いよなあ」と思う事がよくある。
例えば、こういうジャケットのCDだ。
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最近買った中で、一番好きなのは真ん中、アニー・ロスの「A GASSER」。
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この色使い、レイアウト、そして何よりこアニー・ロスの纏ったブルーの三角服。
個人的には、今持ってるCDの中でおそらく最高点。
いや、写真右の、ジョージ・シアリング&ナンシー・ウィルソンも好きだけど、うーん、どっちだろう。
遅くなったので、明日に続く…

CDジャケット—1」への2件のフィードバック

  1. Annie Rossってどんな歌を歌っていますか?ジャケットがきれいなので、中身にも興味があります…。

  2. Mollyさん
    こんばんは、アニー・ロスのジャケット、かっこいいですよね。
    まだ、活躍中らしいですよ。
    って、1930年生まれって書いてあるけど…。
    記事で詳しく書きます。

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