これ、CDのジャケットなんですが、
中央の怪しいモノ、なんだかおわかりですか?
リュートの先がが盆栽になったものでえすね!
(もちろん、合成のようですが)
(皆さんリュートはご存知ですよね、
乱暴にいえば、ギターの前身、琵琶の親戚??)
でも、なぜ???
しかも、割としっくりきてて、なかなか良い。
このCD、claves recordsというスイスのレーベルから
出ています。演奏者の今村泰典さんはスイスに居をかまえ
4か国語を話し、ヨーロッパ各地で活躍との事。
めちゃかっこ良いですね。
このヴァイスの曲集、vol1.とあるので続くのでしょうか、
楽しみです。夜中に聴くリュートの音色は格別です。
(仕事しながらでなければさらに)
ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750)
ほぼバッハと同時代の人で交流もあったようです。
さて本題に戻りますが、
スイスのレコード会社で、次のようなやりとりが
おこなわれたのでしょう。
「イマムラの、ヴァイスの曲集、ジャケットそろそろきめなきゃ、
今回はちょっとおしゃれで、え〜東洋の、ワビ? だっけ、サビ?」
「あほ、ワサビだよ」
「いや、それじゃないってば….」
「日本っぽい、さくらをモチーフにしてさ….」
「ヴァイスのリュートソナタにさくら??? なにそのセンス、うぎゃ」
「よし、わかった盆栽だ、この枯れた風合い、わび,さびの境地、
バロック・リュート、特にヴァイスに相通ずるものがあるじゃないか、
日本人だから、安易に松の盆栽を選んだんじゃないってことで…」
演奏はもちろん、素晴らしいです。
ヴァイスの曲は親しみ易く、BGMに最適なので
(最初は誰の演奏でも可、かなり古めはさけて下さい)
確か、奏者は忘れましたが、ナクソスなからも出ていたようです。
では、また。
三宅社長さん、こんにちは。
そのCDジャケット、かわいいですね♪
リュートはよく「洋梨を縦半分に切ったような形」とか言われておりますが・・・
確かに、このお写真だと、盆栽?
楽しい!
リュートは1度だけ触ったことがあるのですが、
調弦がわからずに、しかも弦の多さに唖然ぼうぜん。
でも象牙で装飾してあったりして、眺めるには美しい♪
ところでヴァイスとは、私、初耳です。
どんな感じなのでしょう?バッハと同じ時代ですか、
想像もつきません。
気になるので調べてみよ~っと。
三宅社長さんは、本当にお聴きになる音楽の範囲が広いのね、
びっくりびっくり。
サトコさんへ
ありがとうございます。リュートってホントに弦が多いんですよね。弾いた事無いけど。
「リュート奏者は人生の三分の一(四分の一だっけ?)を調弦に費やしている」
という、古くからのジョークがあるそうです。
今村さんのコンサートに行ったときに聞きました。
曲は何を演奏されていたんだか?
例によって寝てたのかも。
リュートといえば、まずバッハ、そしてヴァイス(選集1枚でで充分)、そしてルネッサンスリュートのジョン・ダウランドです。この3人はぜひ、皆さん聴いてください。
ジョン・ダウランドはリュート歌曲も素晴らしく、
日本ではつのだだかしさんが有名で入手しやすいと
思います。
三宅社長さん、教えて下さってありがとうござい♪
で。「調弦に人生の3分の1?4分の1?」ですと?
ああもう声が出ない。
せっかく調弦しても、コマと言うかネジと言うか、
ゆるんでくると音もビヨンビヨンになっちゃうし~。
う~ん、気の長い人が演奏する楽器だにゃ!
この最近、CDを探すのも面倒で、スタバで適当なのを買っておりました。
CDショップに行くより説明書きが丁寧ですし「ハズレ」が少ない。
でも三宅社長さんのコラム?を拝見して、ちょっとは自分でも探さなきゃ~と思いました。
とりあえずヴァイス、聴いてみます!